2023年12月

カキオコ まるみ【大阪市 杉本町】

杉本町にある最近あちこちでよく聞くカキオコの店を昼間の開店と同時に訪問。JR阪和線の杉本町駅から徒歩3分。界隈にコインパーキングあり。

店内はカウンター8席と奥にテーブル席。若い男女2名で切り盛り。岡山県の日生直送の牡蠣のみを使ったお好み焼きの店で牡蠣の獲れない5月から秋までは休業。メニューはカキオコが3種類とカキフライ、牡蠣ねぎ焼き、牡蠣焼きそばなど。以前に日生港で同じ名前のお好み焼き屋に入った記憶があり、聞いてみるとその店の娘さんとのこと。

営業時間中はずっと予約、空席確認の電話が鳴り続く。私以外の飛び込みのお客さんはすべて断られていた。昼も夜も予約は必須なり。

最初にカキネギ焼き980円を所望。牡蠣とたっぷりのネギをポン酢焼きにしたもの。バター焼きもあり。牡蠣が15個くらい入っていて堪能する。

自家製のらっきょ280円があったので注文。口直しにちょうどいい。

かきおこスペシャル1680円を所望する。かきおこは並980円・特盛1280円・スペシャル1680円の三段階でそれぞれ牡蠣の量が変わるとのこと。最初に大量の粗く千切りにしたキャベツを敷いて粉をかけてその上に大量の牡蠣を乗せる。ボリュームも満点でどちらかというとふわふわの広島焼きな感じ。お好み焼きの中以外にも大量の焼いた牡蠣が添えられる。

どの部分を食べても牡蠣だらけで大満足。味変でマヨネーズや唐辛子をかけると飽きがこない。岡山まで行かないといただくことのできない日生のブランド牡蠣をいただける珍しいお店です。

インスタグラムはこちら

大阪市住吉区山之内4丁目16-29
06-6692-9696

大阪市 杉本町 お好み焼き

Django ジャンゴ【大阪市 東天下茶屋】 【大阪市 松虫】

阿倍野にある表記の店を休日の昼に訪問。チンチン電車の東天下茶屋駅、松虫駅から徒歩3分。松虫通沿いに位置する。隣にコインパーキングあり。今年で11年目を迎える。

蔦の絡まる壁がファザードなんだけど全くお店(飲食店)には見えない。重厚な扉を開けると高い天井と共に非日常の空間が現れる。壁や内装などは全て手作りでアメリカ西部の田舎町にあるダイナーのような雰囲気。

BGMは1960年~70年のロックやジャズ、カントリーミュージックのLPレコードで力の入らないナチュラルな音源がとてもいい。飴色の大きな牛革のアンティークソファ、錆びたペンダントライトの静かな灯りや手作りのシルバーのカトラリーなど至る所にワイルドなオーナー(名前はJackさん)のこだわりというか個性が感じられる。

ランチタイムは主菜が選べるワンプレート。石見ポークのローストを所望。このほかにも手作りハンバーグや白身魚のソテーなど。きめ細やかな肉質の豚肉は口によく合う。副菜はオーナー自身が耕す畑で取れる時期の野菜。菊芋やジャガイモ、にんじん、大根などの根菜がとても美味しい。毎朝木津卸売市場で仕入れるカンパチのカルパッチョなども入る。

特筆は毎朝5時から生地をこねるベーグル。麦芽をローストしたものが入り、光沢のある焼き目ともっちりした食感はこの店のスペシャリティでテイクアウトも可能。夜に訪問して美味しいお酒と食事と音楽を楽しむのもおすすめ。いいお店です。

公式インスタグラムはこちら

大阪市阿倍野区王子町2-4-11
06-6115-7955
営業時間11:30~15:00・17:30~22:30
定休日火曜日・第1第3水曜日

大阪市 東天下茶屋大阪市 松虫 カフェ

墨や【大阪市 難波】

定期訪問している難波の人気寿司店を友人を誘って貸切で訪問。テレビ等のメディアでよく取り上げられ大阪屈指の予約困難店。本年から淡路島に支店を出したために営業日が少なくなり、以前よりもさらに予約が取りにくくなっている。現在は新規客は一切受け付けていないので常連に連れて行ってもらうしかない状態。私のブログを見られての問い合わせも多数ある。

難波の路地裏からさらに入り組んだ場所にあるこちらのお店はカウンター6席のみ。ワンボックスカーに乗って皆で食事しているような感じ。店主の「のり子」さんは福島区にある寿司大学で3ヶ月間勉強してからこちらで開業。本年で7周年となる。。

ビールで乾杯をして日本酒をいただく。最初に酒肴が数種類提供される。湯掻いた河豚の身と皮にポン酢をかけたもの。続いて葱と鮪の焼き物(私は鮪が苦手なので白子醤油炊きに変更いただく)

真打の活アオリイカ登場。目の前でキュウキュウと鳴くのが愛おしい・・・

胴体と足を切り離してまずは刺身から供される。これを食べたくて皆がこちらの店を目指される。

刺身をいただいた後は手渡しの鯖棒寿司。烏賊のすり身で作った揚げ団子は柔らかいけど烏賊の食感がよくわかる逸品。続いて烏賊のワタ部分の塩焼き、刺身で残った烏賊ゲソの塩焼きと天ぷら。

寿司の扉は100回くらい包丁目を入れた烏賊から。シャリにはイカ墨が入っているのがこの店の専売特許。河豚、平目、肝を鋳込んだカワハギと続く。

軍艦巻きで供される「あこや貝」の貝柱。身厚の北寄貝は生の状態で握られる。綺麗な縞模様の車海老。もう一度烏賊の握り、北寄貝のヒモ部分の串焼きと続く。

綺麗な色の鮪赤身(私は代わりに煮穴子)。脂乗りまくりの鰤のお腹部分は綺麗に解ける。器に入った「のどぐろ」でフィニッシュ。この日はお酒もたくさんいただいて一人12000円の会計でした。食後はすぐ近くのスナックでカラオケ大会。ごちそうさまでした。

お店の場所と連絡先は非公開。

大阪市 難波 寿司