米増 3月

定期訪問する表記の店は本湖月出身のご主人の人柄と端正な茶味溢れる仕事に惹かれ個人的に大好きな和食店の一つ。普段の予約は半年以上先になる超繁盛店。JR福島駅から徒歩8分の場所に位置する。この日は18000円税別の料理とのこと。食材によって価格は変動。

カウンター後ろの床には手作りの桃の節句をモチーフにした額と梅の花が飾られる。

大きな蛤にご主人が自分で金箔を貼った器で白酒の食前酒。

煮物椀の蒔絵も蛤となっている。

日本酒の酒器は骨董のバカラ。

料理の写真の掲載はNG。

この日の献立は

・白酒の食前酒
・蓬の新芽を使った葛寄せ、揚げた土筆
・淡路島産の飯蛸と蕗の炊き合わせ 豌豆豆を添えて
・蛤の真薯と独活と菜の花
・明石の鯛の腹部分を新物の青海苔と和えたものと北海道産の雲丹
・すさみの鰹(私のみアカアシ海老のレアボイル)
・金目鯛の焼き物と京都鷹ヶ峰産の葱味噌
・渡蟹の身の入った茶碗蒸し。レアにボイルした内子を添えて
・生湯葉とばちこの天ぷら 蕗の薹のソースでいただく
・鯛の背部分を水だけで炊いたもの 若芽と蕨と木の芽
・浅利と生姜の釜だきご飯
・きよみ柑のゼリー
・手作りのうぐいす餅
・抹茶

ご主人の米増氏もとても朗らかで温かくお客さんへの気配りや会話が素晴らしい。

江戸末期の貝合わせの骨董を拝見させていただく。

京都鷹ヶ峰産の葱。。あまりの太さにびっくり。。

天ぷら用のレアに仕上げられたバチコ。。淡路島産とのこと。

最後は抹茶で締め。茶碗は唐津・・・ご馳走様でした。。

大阪市北区大淀南1-9-16

 


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