2020年08月

新富士 本店

西成にある創業58年の表記の洋食店を訪問。南海本線 岸里玉出駅から西北に10分ほど 。近くにコインパーキングもある。

カウンター6席と奥にはテーブル。小さな調理場の中で男性3名女性1名で切り盛り。完全な家族経営。12時ごろから出前や来店がひっきりなしに続く。静かな住宅街なんだけどいつ行っても満席。

こちらはポークチャップ1600円がとても有名で日本一と言われる。いつもはエビフライ1400円をいただくんだけど久しぶりにポークチャップを所望する。ポークチャップは肉が焼けるまで少し時間がかかるみたいで注文するとお店の方から「10分ほどお待ちください~」って言われる。

カウンターから作るのをじっと見ていたら艶のある厚みのある(もち豚330gとのこと)ピンク色の豚肉に塩胡椒をして小麦粉をつけてフライパンで蓋をしてじっくりと焼き上げる。そこにソースを入れて肉に馴染ませる。最後にもう一度ソースをかけて出来上がり。

出てきたポークチャップはボリューム満点でビジュアルも美しい。まずはカリッとした食感。続いてもち豚独特のきめ細かくなめらかで自然の締りを感じることができる。歯ごたえと弾力はあるけど柔らかでジューシー。

咀嚼する度に豚肉の淡い味わいとデミグラスソースの焦げた独特の風味、コクが口いっぱいに広がる。

この店の秘伝のデミグラスソースは洋食屋さんのデミグラスソースとは少し異なるオリジナルな感じ。あっさりとしていて和風な印象。白ワインとか野菜、リンゴ等のフルーツ、牛骨などを2日かけて煮詰めて最後にケチャップで味を整えると聞いたこともある。

お店のスタッフさんの接遇や目配りも素晴らしい。58年の歴史は大したものだなと感心しながら店を出る。

大阪市西成区千本南2丁目3-5
06-6657-2121
11:00~14:30 16:00~20:00
水曜休み


カテゴリー 岸里, 玉出, 洋食 |

七宝麻辣湯(チーパオマーラータン) なんばパークス店

なんばパークスで映画を観た帰りに6F飲食店街の一角にある表記のお店を訪問。麻辣湯(マーラータン)という中国などで大人気のスープ春雨らしい。日本ではこちらのお店が日本初出店とのこと。

周囲のお店に比べるとかなり小さく、アジアンテイストで2人掛けのテーブルが数個あるくらい。外国人の女性が接客担当で調理は眼鏡をかけた若い兄さんのワンオペ。入口すぐにウォーターサーバーと紙おしぼりが置いてあるので、セルフで取って席につく。

こちらのチーパオマーラータンのお店のシステムは
・最初に基本となるマーラータンの具材を約50種類以上ある中からを選ぶ。 3品までは基本料金に含まれ 4品目から1品につきプラス100円となる。店員さんにお勧めを聞きながら青梗菜、パクチー、エノキ、肉味噌、豚バラ、海老餃子、イカ団子、木耳、味付け卵のトッピングを所望。。(少し頼みすぎたと反省・・・)

・続いて麺は基本は太めの春雨だけど 中華麺に変更も可能。

・味のアレンジを選ぶが ノーマルならばそのままで 薬膳・強壮白湯・トムヤムタンなどアレンジすればプラス100円。今回は疲れていたので薬膳スープに変更。

・辛さを…0(辛くない)・0.5(少し辛い)・1(ピリ辛)・1.5(辛い)・2(中辛=かなり辛い)・3(大辛)・4(激辛)・5(極辛)の8段階から選ぶ。3までは無料で4と5がプラス100円、6以上のオーダーも可能。その場合は1番上がるごとにプラス50円。
今回は3を所望・・・・

・これらを専用の注文用紙にチェックを入れて注文する。

程なくインスタ映えしない麻辣湯着丼。スープは鶏ガラ、豚骨をベースに八角、山椒、丁子、クミン等々30種類以上のスパイスが入ったもの。
バランス良く美味しいスープなんだけど辛さアップをし過ぎたので舌が麻痺してしまう。

麻(しびれ)系の辛さはほぼなく、辣(唐辛子の辛さ)系の辛さが強烈。あまりにも辛いので瓶ビールを頼んで一緒にいただくが余計に辛さが増す感じがした。

太めの春雨は舌触り滑らかで噛むとなかなかの弾力あり。味玉は半やわ熟でとても美味しい。卓上にすりおろしニンニクと黒酢、生姜、山椒があるので途中で味の変化も楽しめる。黒酢を入れると少し食べやすくなった・・・

残ったスープにライスを入れて雑炊風にするのもおすすめと書いてあったが糖質制限中なので我慢する。ルーロー丼などのご飯もあって値段も手頃でいい店です。

大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス6F
TEL:06-6567-8839
営業時間:11:00~23:00
定休日:不定休(なんばパークスに準ずる)

七宝麻辣湯 なんばパークス店中華料理 / 難波駅(南海)大阪難波駅近鉄日本橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 難波, 中華料理 |

ピッツェリア ステラート

表記の店にてピィッツアの勉強。2016年日本のピザ職人80人で競われる大会で優勝し、2017年は世界大会の団体戦で優勝した杉原氏のお店。

扇町駅から徒歩10分のビジネス街に位置する。カジュアルな内装で店の奥には水色の石窯が鎮座する。

前菜の盛り合わせ1500円はボリューム満点。冷製コーンスープ、生シラス、茄子の炭火焼、ヒイカ、青海苔の揚げパンのようなものなど。。。どれもしっかりとした味付けでスパークリングワインと相性がとてもいい。

ピッツァはどれも30センチ以上のナポリサイズと少し小さめのサイズを選ぶことができるのが嬉しい。お店のスタッフ一押しの2016年カプートカップ日本人大会の優勝作品でこの店オリジナルのピッツァレオーネを所望する。

生地は発酵時間のせいかとても軽くて歯切れがよく、もっちりさっくりの口当たり。小麦の香りと旨みを口の中でしっかりと感じることができる。

耳部分にはリコッタチーズが入って味わい深くとても香ばしい。大量のルッコラとミルキーな水牛モッツァレラ、トマトソースの代わりのセミドライチェリートマト、仕上げに生ハムと薄くカットされたレモンが飾られる。

とてもあっさりとした味わいでスルスルと胃の中に入っていく感じ。。。具材の組み合わせの妙というかとてもバランスのとれた逸品。。とてもいい勉強になりました・・・・

北区西天満5−13−12
06−6130−9191
月曜日定休

アッソ ダ ヤマグチ&ステラートピザ / 南森町駅扇町駅大阪天満宮駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 扇町/天満, イタリアン |