2019年08月

うしのしっぽ

西田辺交差点南東徒歩で3分の路地裏にある和牛料理の店をランニングの後のタンパク質補給に友人と訪問する。以前は「牛の玄」という店と同じ場所。厳選したA4和牛肉のステーキと店名にあるように牛テールの塩焼きとテールでとったスープを使ったモツ鍋が主力。店内はカウンターとテーブル席で構成。

お店のお勧めがステーキのコースとモツ鍋のコースでともに3500円税別というビックリ価格。この日はステーキのついたモツ鍋のコースを所望する。

座付は肉寿司。。どの部位かはわからなかったけど脂の融点が低くて口に入れて咀嚼するとジュワッと溶ける感がある。この一品でお店のレベルがわかる素晴らしいもの。シャリも硬質で寿司店と変わらないくらいのこだわりが感じられる。

ステーキは半分が小さしの入ったランプ肉、半分がヘレ肉の端を使用。。どちらもかなり上質。。最初は塩のみでいただく。続いてはあっさりとした専用ダレと自家製の白菜白キムチを肉に乗せていただく。かなりあっさりしてとても食べやすい。最後に本ワサビとガーリックを薬味にたまり醤油でいただく。味変があって最後まで飽きずに食せるのがあとても楽しい。

続いてテールの塩焼き登場。店名の「うしのしっぽ」の由来であると推察される。
よく煮込まれた大ぶりのテールを塩焼きにしたもの。骨からお肉がホロホロとほぐれる。
シンプルだけどかなり美味しく癖になる味。この商品は最近のスマッシュヒット。

最後に牛テールを使ったモツ鍋登場。ホルモンも新鮮でプリプリの食感。スープは思ったよりもあっさりしていていつまでも飲めそうな感じ。牛蒡や白菜、ニラ、豆腐などヘルシー素材満載。最後は麺か雑炊かチーズリゾットで締め。

デザートは茶碗蒸しの器に入った緩々の杏仁豆腐。。ここは再訪間違いなし。。コスパも良くて大満足でした。

大阪府大阪市阿倍野区西田辺町1-2-4
06-6690-5088
18:00〜24:00 LO23:00

焼肉うしのしっぽ焼肉 / 西田辺駅鶴ケ丘駅南田辺駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 西田辺, , その他料理 |

アアベルカレー

最近大阪スパイスカレーの雑誌を購入したので昼間にあちこちのカレーをよく食べに行く。それぞれのお店の個性やフリーなスタイルがいつも勉強になる。

この日は九条駅前の表記の超人気店を訪問。平日の昼間だけの営業でいつも行列ができている。雑居ビルの3階にあるんだけど開店20分前に向かうとすでに長蛇の列。頑張って並んで開店から30分後の2回転目でやっと入店。(それでも退店時にはさらに15名が並んでいた)

店内は、カウンター5席と4人テーブル×1、3人テーブル×1、2人テーブル×1といった感じ。店主と女性スタッフの二人でテキパキ調理と接客。待っている間に調べた人気メニューのあいがけ1000円と煮玉子のトッピング100円を所望する。

あいがけは看板メニューのアアベルチキンカレーと週替わりの鮭ハラスとツルムラサキの豆乳マサラ。副菜に甘みのあるキドニービーンズの入ったミックスダル(豆)、紫玉ねぎと大根、サラダちんげん菜、紫キャベツ、トマトのカチュンバル(スパイシーサラダ)、酸味のあるパプリカのライタ(野菜の入ったヨーグルトサラダ)、シャキシャキのレンコンのアチャール(ピクルス)、パパド(豆で作った煎餅)がつく。

アアベルチキンカレーはチキンが柔らかくてとてもスパイシーで濃厚。小麦粉などは入っておらずルーはシャバシャバ。

辛さ強めの鮭は脂部分が濃厚で鮭の旨味がしっかりと感じることができる。それぞれを味わってから全てを混ぜ合わせていただく。食感の異なりや味、風味が複雑に混ざり合ってなんとも言えない奥深い表情となる。

弾けるような食感のスパイス玉子も砕いたパパドと一緒に混ぜ合わせていただく。かなりレベルの高いカレーで食べた後の満足感がかなり高い。。ご馳走様でした・・・

西区九条1−25ー9
12:00〜14:00
土日月休み

アアベルカレーカレー / 九条駅(大阪メトロ)九条駅(阪神)ドーム前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 大阪ドーム前, 西九条, カレーライス |

桜富士山 8月

私が現在大阪で一番美味しいと思っているスパイスカレーのお店。以前は住吉区の細井川というところの住宅を改装して営業されていてそのあとはあちこちで間借り営業を続けられ営業時間や営業日も不定期だった。しかしながら今春に阿倍野筋の播磨町交差点北側30mの以前は巻き寿司専門店だった「こたろう」の跡地に静かにオープン。

カウンター4席のみの狭小なお店だけどミールス(カレー定食)はもちろん夜はタンドールを使った焼き物も提供。。アルコールも充実でビール、シャンペン、ハイボールはもちろんのことオリジナルの傑出したいろいろなチュウハイが揃う。

店主の玉井恵さんは東京の「デリー」「ダバインディア」「カマルプール」といった老舗インド料理店で修行。インドにも武者修行に行かれた経験もある。今回はディナータイムに一人で訪問。

茄子のアチャールはスパイス感満載の酸味のあるインド版のお浸しのような感じ。これだけでビールが2杯は飲めそうな感じ。

砂ずりを低温の油で火入れしたもの。クセもなくとても柔らかい。。パクチーがいい仕事をする。。

海老と蛸のスパイス和え。。。辛味と味が深すぎてどう表現していいのかわからないチリソースのような感じなんだけど複雑な絡みがなんとも言えない。。

小麦粉を丸めて中にチーズと生のイチジクとゴルゴンゾーラチーズを入れて伸ばして焼き込んだチーズクルチャは驚くほどの美味しさ。日本の「おやき」の大きい版のような感じなんだけど中身はチーズ、高菜などいろいろなレパートリーがある。

オリジナルドリンクもいろいろ今回は看板メニューの「桜富士山」と「ホーチミン」「デリー」をいただいた。内容はお店に行ってからのお楽しみ。。

オリジナルカクテルはほとんどがキンミヤの焼酎がベースとなる・・・

最後に新鮮なムール貝のカレーをいただいてフィニッシュ。。深遠で複雑怪奇な味わいはこの店ならでは貝の旨みもしっかりと感じられて大満足。。営業時間などは桜富士山のツイッターかインスタグラムで調べてちょ。

過去の桜富士山はこちら

大阪市阿倍野区万代1-6-3


カテゴリー 北畠, 西田辺, 姫松, カレーライス |