桜富士山 12月【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

南インドのカレーを食すことが出来る住吉大社横の路地裏にあるカレー店を訪問。夏に始めて伺ったときその仕事の美味しさと洗練された料理内容に心が震え4日間毎日通った。最近で私が最も美味しいと思うヘビーユースしているお店。世のカレー通のなかでもSクラスと認められているお店。店主の玉井氏は東京の超繁盛有名店で血の出るような修行のあと大阪に凱旋しこの地で営業。

こちらのカレーは頭が疲れたときに無性に食べたくなる。辛いだけではなく旨味や酸味とのバランスなど計算し尽くされた内容に毎回満足して店を出る。この日は先客に小さな子連れの女性グループ。座敷なのでとても便利。子供用のハーフサイズカレーも用意されているのはオーナーの玉井氏の優しさである。

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定期的にケータリングや料理教室もされていてこれから益々規模を拡大されることであろう。私のブログを見て訪問される方も多く、そのほとんどの方が大満足されてリピートされているとも聞き及ぶ。

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長屋を改装した座敷にちゃぶ台が置かれ、床の間には店主のお気に入りの思い出の品が飾られる。趣味性も高くまさにかっこいい癒しの空間となっている。

この日は定番の桜富士山ミールス1500円を所望。ミールスというのは南インド式の昼の定食のこと。こちらのお店ではカレーの内容をチキンか魚かを選ぶことが出来る。私は本日のカレーからブラックペッパルチキンをチョイス。しばらくして運ばれた見た目の可愛いミールスの内容を店主自ら説明いただく。

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「そもそもミールスとは・・・・」この口上を聞くのも毎回楽しみである。豆と野菜が入ってカレーリーフの浮かぶ味噌汁のような「サンバルスープカレー」
「ラッサム」という濃厚なトマトの味とタマリンドの酸味が印象的な黒胡椒がピリッと効いたさらさらカレー。

そして「百合根と蓮根のアチャール」に「キャベツとココナッツのアチャール」。ブラックペッパルカレーはスパイスもしっかり効いているんだけど尖ってなくてとても優しく鶏と野菜の旨味もしっかりと感じることが出来る。豆の粉を煎餅状に焼いたパパドも当然自家製。ご飯は細長くて水分の少ないバスマティ米(インディカ米)なのでサラサラのカレーにしっかり馴染んで相性抜群。

お薦めの食し方は最初にそれぞれのカレーやアチャールを別々にいただき味を比べたりして辛みや味わいを楽しむ。

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そのあとはカレーやアチャールなどが入っている小皿を外に出してご飯を皿一杯に広げてパパドを砕いてご飯の上に掛けてラッサムやサンバル、カレーをドカンと掛けてアチャールも混ぜまくって食べるのが本場流と聞き及ぶ。

様々なカレーとスープを混ぜ合わせていくうちに辛さと旨味が調和して更に深い味わいとなる。香りと味わいと食感のすべてを自分で調節できるというのが素晴しいと思う。油脂や小麦粉を使っていないので食後の膨満感や胃もたれは感じない。野菜もしっかりと溶け込んでいて健康志向の方にもぴったりの食事である。

撮影は本来禁止ですが食べログには投稿しないことを条件なら可とのこと。席数も限られているので空席状況はお店のツイッターでチェック。

大阪市住吉区住吉2-11-6
電話: 06-7181-1467

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