2016年10月

フレンチ食堂 エスカルゴ【大阪市 我孫子】

あびこで打ち合わせのあと表記の店を訪問。地下鉄あびこから商店街を通って路地を入った大変視認性の悪い立地にある。下町のあびこで30年以上営まれていてエスカルゴを主力としたカジュアルフレンチのお店。店内はフランスの田舎の食堂のイメージ。

メニューはプリフィクスのコース料理とアラカルトの2種類があってこの日は3500円のコースと別にエスカルゴを別に2ダース注文する。

アラカルトの前菜。以下メニューより抜粋
オードヴル盛り合わせ ¥2,000
エスカルゴのオーヴン焼き,各種  ¥1,200
(ブルゴーニュ風、キノコ風味、ブルーチーズ風味、キノコ風味、カレー風味)
エスカルゴと茸のクリーム煮 ¥1,300
松阪産エスカルゴのオーヴン焼き ¥2,200
田舎風お肉のパテ ¥1,200
キノコのヴルーテ 又は、本日のスープ ¥800
サーモンのマリネとレンズ豆のサラダ ¥1,200
鹿すね肉のラヴィオリ、黒オリ-ヴ風味 ¥1.400
フランス産チーズと生ハム ¥1,200
鴨のコンフィのサラダ ¥1,400
タラのクリームコロッケ  ¥1,200
豚足のラヴィゴットとポークリエット ¥1,200
自家製塩ダラのブランダードのグラタン ¥1,400
(コース料理のオードヴルは、盛り合わせか、エスカルゴ料理をお選びくださいとのこと)

メイン料理は
本日のお魚料理(お尋ねください) ¥1,800
牛肉のカイノミのステーキ(赤身の軟らかいお肉です) ¥1,800
豚足のオーヴン焼き、サントムヌー風 又は、カレー風味 ¥1,500
北海道産牛ホホ肉の赤ワイン煮 ¥2,300
仔牛肩肉のポトフ、ブルーチーズ風味 ¥1,800
マグレ鴨のオーヴン焼き ¥1,800
仔羊のタンとソーセージのカスレ(白インゲン豆の煮こみ)¥1,800
仔羊ロース肉のオーヴン焼き ¥2,300

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所望した前菜盛り合わせはきめ細かな田舎風パテとキッシュ、鰯のマリネ、雲丹のムースに生ハム。どれも塩気が効いたパンチのある味加減。

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お酒はDELAMOTTEのシャンパーニュが7500円という下町価格だったので所望する。サロンの姉妹メゾンで同じシャルドネを使用する。レストランひらまつでよく頂く機会がある。酒販店の定価でも5000円くらいだからかなりのサービス価格設定。
フレッシュでかつエレガントで複雑みのあるしっかりとした味わいはスパークリングにはないふくらみを感じる。このお酒で普段の食事が3倍おいしくなる。

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家庭用タコ焼き器のような陶板の器に入って登場したブルゴーニュ風のもの。色はパセリの緑色で香りはパンチのあるニンニクとバターとオリーブオイル。日常ではなかなかエスカルゴを食べる機会がないのでとてもありがたい。嫌な臭みや癖は全くない。

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ポルチーニの香りが漂う茸ソースもとても美味しかった。そのほかのソースのものは次回の楽しみにしておきたい。特にブルーチーズのソースのものをカベルネと一緒にいただきたいと思った。ソースは残さずバケットと一緒にいただいた。当然シャンパーニュとの相性もいい。

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メイン料理は帆立のムースを所望。ブルーブランのソースでよく頂くがポルト酒を使った甘めのソースも相性がいい。

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メインの鳩は鴨のジュを活かしたソースで口当たりもとても優しい。柔らかで芳醇でコクのある肉質が口によく合う。塩分もしっかり感じることが出来てグラスのカベルネソービニオンと一緒にいただく。ボリュームも充分。。      2016-10-03-20-10-01

デザートは不要というと好きなブルーチーズとウオッシュタイプのものを出していただいた。最後までしっかりと楽しめました。。アメリカから帰っていつもは寿司か焼肉なんだけどこれはこれで安心感のある食事でした。

大阪府大阪市住吉区苅田7-7-5
06-6697-7723
営業時間:11:30

エスカルゴビストロ / あびこ駅我孫子町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

大阪市 我孫子 フレンチ

アメリカ西海岸外食店視察記 番外編

LA視察を終了してメキシコに陸路で入る。同行する友人が南船場でメキシカンの店を展開しているのでメキシコの飲食店も視察する。昨年も訪問したアメリカと隣接するティワナと言う街のタコスはメキシコナンバーワンと言われる。

メキシコ滞在時間もあまりなかったので「シーザーズ・プレイス」(Caesar’s Place)というサラダ発祥のレストランを訪問。こちらは1924年創業の老舗。

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こちらのシーザーサラダを食べるためだけにロスアンゼルス、ハリウッドなどから国境を超えてたくさんの著名人がこのレストランを訪れるらしい。

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メキシコのテカテビールで乾杯をして前菜のタパスを所望する。安いもので25ペソ、高いものは海老の入ったもので80ペソ、タコのオイル煮込みは90ペソ。モノによるが物価は日本の半分くらいの感覚。

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名物のシーザーサラダはテーブルの前にきて作ってくれる場合は120ペソ。
オーダーすると待つこと10分でテーブルの横に大きな木製のボウル、その他調理器具、幾つかの調味料が並んだワゴンが運ばれる。

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大きめの木のボウルにマスタード、アンチョビ、ガーリック、パルメザンチーズ、ペッパー、ウスターソース、ライム、黒胡椒、半熟卵の黄身を入れてパドルでしっかりと混ぜまくる。

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最後に大量のオリーブオイルを少しずつ注ぎながら混ぜ込んで乳化させる。

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目の前で時間をかけて作り上げたシーザードレッシングの入ったボウルにロメインレタスを浸し、表、裏、端々までしっかりとドレッシングを丁寧にあえていく。途中で客と交代して記念写真を撮るサービスもある。

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その上には固めに焼かれたスライスバケットが1枚のせられて、その他のトッピングは一切なし。

ロメインレタスもかなり上質で柔らかで甘くて独特の苦味は感じられない。クリーミーで濃厚なドレッシングがとても美味しい。帰りにこのサラダのレシピをいただける。

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その他にメインでサーロインやリブアイのステーキを所望するが味は凡庸。期待していた海老料理はベーコンで包んで焼いたものと海老フライで両方とも280ペソくらい。(本日為替で1メキシコペソ=5.4円)だけどこれも残念。

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あちこちにある屋台のタコスは1個2.5メキシコペソ。$だと1ドル50セント。街角にいろいろな店があるが昨年訪問してお気に入りの屋台を再度訪問。こちらは「トルティーヤ」を温め直してその上に炭焼きの肉を包丁で刻んだものか漬け込んだ豚肉を串に刺してまわしながら焼いたパスツールを具にしたものなどから選ぶことが出来る。

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サルサソースライムやネギやパクチー、玉ねぎ、唐辛子は自分で好きなように乗せていただく。ニンニクの入ったソースや緑色のチリソースもある。ラテンの風に吹かれながらマルゲリータと一緒にいただくといくらでも食すことが出来る。

翌日のサンディゴでは一人で街を見学してから地元の寿司店「shino susi」でランチ。この地では有名な「ota」の姉妹店と言っていた。

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握り寿司のコンボもよかったけどこの日はチラシ寿司15ドルを所望する。マグロが苦手なのでサーモンに変更。鰻や海老の質もよくてほろ温い酢飯もとても口にあった。

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そこからサンフランシスコに移動して地元のガイドさんお薦めのホテル近くの本格中華料理店を訪問する。最初に小籠包や餃子、北京ダックなどを楽しむ。そのあとのお目当てのダンジネスクラブはシーズンに入っていないので入荷なしとのこと。その代わり特大のロブスターのニンニク生姜蒸しをヌードルと一緒に所望する。ガーリックの効いた出汁とともに蒸し焼きにされた身がパンパンに入った上質なロブスターは食べ応え満点で足までしゃぶりついてしまった。

そのあと地元のかっこいいバーを案内いただきホテルに戻って翌朝帰国する。。

サンフランシスコナンバーワンで2008年に世界で最もおいしいパンのアワードをとったベーカリーの「タルティーン」に寄って土産を買おうともってクッキー詰め合わせを買ったらコーヒー豆だった・・・・

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(それを知った、あと便で帰ってきた友人がクッキーを購入してきてくれましたとさ・・)

長らくの駄文にお付き合いいただきましてありがとうございます。この日記は自身の忘備録として活用している面もあり、興味のない方にはおめだるでありましたことお詫びいたします。

その他料理 海外

アメリカ西海岸外食店視察記⑦

1917年に開業したグランドセントラルマーケットはロサンゼルスダウンタウンのど真ん中にある老舗市場。どちらかと言えばヒスパニックとアジアの利用客が多いように見受けられる。

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マーケットの中もメキシコ料理やメキシコのパン屋、中国系の野菜や点心店などが多い。フードコート形式の飲食店もたくさんあってランチ時は大にぎわい。

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どの店のものでも好きな場所に座って食べることが出来る。食べなくて休憩していてもかまわない。
本格的なコーヒーを楽しめるバリスタがいるカフェも数店ある。中でも中華カフェ?が大人気でしっかり醤油味がついたチャーハンとラーメンのセットが名物らしい。味はたいしたことない・・

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ローラも大好きの最近日本でも人気のエッグスラット(マッシュポテトにタマゴを入れて湯煎したものにガーリックトーストが添えてある)のお店は今やLAでは言わずと知れた有名店。最初はトラックで販売していたらしい。

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特にどおってことのない味だけど現地の人はあまり食べておらず中国人観光客には大人気のよう。SLATはちなみに「ふしだらな女」の意味。

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2012年オープンのG&Bコーヒーはアメリカ屈指のコーヒー専門家が作った店。エスプレッソが美味しいので有名らしい。数種類のホコーヒーとエスプレッソを組み合わせるコンボメニューも初めて見た。

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ディナータイムにはカルバーシティーにある感度の高い映画製作者やプロデューサーが集まる最先端焼肉店の「HANJIP」を訪問。

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打ちっぱなしの外観が特徴。韓国料理はコリアタウンにたくさんあるがすべて在住韓国人向けに作られておりアメリカ人向けの判りやすくて食べやすいスタイルはあまりなかった。

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焼酎をマンゴーやアップルなどいろいろなもので割って自分でカスタマイズしたりこだわりのワインやクラフトビールをたくさん取り揃え料理は定額のセットメニューを作って提供。ランチは18ドルでディナーは25ドルまたは30ドル。好きな種類の肉を好きなだけ注文出来るという日本のワンカルビのようなスタイル。25ドルと30ドルの肉の差はリブアイとプルコギと数種類の海老が入っているかどうか。

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綺麗なサービススタッフさんが丁寧に接客してくれる、くりぬいた西瓜の中にパチパチ音のするキャンディーを入れてjinnroの焼酎を流し込んで作るフルーツポンチのような名物カクテルは20ドル。

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最初に数種類の前菜登場。牛の骨髄をとうもろこしに混ぜていただく濃厚な味の「Bone Marrow corn cheese」は15ドル。

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タンを注文すると凍った状態のものが大量に運ばれて鉄板の上でに大量に焼かれる。一枚ずつ焼き上げる感覚はアメリカ人にはない。

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期待していたブリスケはそんなに美味しくはなかった・・

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此方の店のシグニチャー商品のトマホークステーキ150ドル。プライムビーフのリブアイを熟成させているらしい。丁寧にお店のお姉さんが焼き上げてくれる。途中で調理場にもって行って最後はオーブンで仕上げる。

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ビジュアルも楽しくてボリューム満点で場が盛り上がること間違いなし。セルフクックの習慣がなく髪の毛や服に匂いがつくことを嫌がるアメリカン人もこのようなエンターテイメント性のある設えに大喜びの様子でいい勉強になりました(続く・・・)

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