2012年12月

丸元

友人とミナミの千日前にある表記の店を訪問。英会話教室のクリスマスパーティーに参加しようか迷った結果スッポンを選択する。赤ひげ薬局も近くにあり路地を入ったお店の横はファッションマッサージ。淫猥な空気漂う場所に昭和な感じの表記のお店。25年以上は通うお気に入りのお店。

この店は目新しさはないけど客筋がいい。芸能人やスポーツ選手はしょっちゅう見るし叶美香さんもこの店で拝見した事がある。そんな事はどっちでもよくこの店ホントは寿司屋なんだけどみんなスッポンばかり食べる。お寿司もネタがとっても良くリーズナブル。友人とすっぽんコース5250円を所望する。

最初は突き出し。白身魚の余ったのを湯引きにしてポン酢をかけた始末の料理。これはこれで美味しい。スッポンの前にビールのあてを所望。「お造りのええとこ盛り合わせで」というと出てきたのはこんな感じ。

大きな甘エビ、トリ貝、タコ、剣イカ、ヒラメ、赤貝、シマアジ・・・こんな感じ。。どれも新鮮で切りつけも逞しい。

グローバルビジネスの話をしながら旨い魚と酒を飲む。最高のひとときである。

コースの最初は、『スッポンの血』です。りんごジュースかワインで割る。ワインは昔から赤玉ポートワイン。癖や生臭さは全くない。

腸とエンペラのポン酢。歯ごたえはプリプリした湯引きです。さっぱりアッサリでコラーゲンがたっぷり。河豚の皮よりも断然旨い。

肝と卵のお造り。全体にまんべんなく塩をかけて海苔にくるんで食べる。肝が苦手な私の友人も新鮮さと海苔の美味しさもあり抵抗なく食す事が出来るとよく言われる。ビジュアルの美しさが目を引きつける。黄色いのが卵で赤いのがぴくぴく動く心臓。奥の青いのが胆のう「胆のうは噛むと苦いので、そのまま飲みこんで下さい。」との事。

卵は、プチっと微かに甘い感じですべて癖もなく美味しく頂く。先の料理のポン酢の残りを浸けて食してもかなり美味しい。食すとそのとたんに元気が出てきそうな気になるのが不思議。

そしてメインのスッポン鍋登場。鍋は出てこず最初からお椀によそって持ってきてくれる。このスープとスープを吸った白菜が堪らなく旨い。しんみりした滋味深いいい味である。

生姜がきいたスープの中にはスッポンの身のほかに白菜・白ネギ・豆腐・椎茸・お餅などがどっさり入っていて本当に美味しいです。首の部分の身やミツボネ、骨盤など好物なので部位ごとに異なる食感も楽しい。骨の周りの身がプリプリ、プルプルして旨味もたっぷり。美容効果もあるのであろう女性2人連れも目立つ。

一杯目はデフォルトで頂き、2杯目は残してあった海苔と唐辛子、ニンニクパウダーを入れて味を変えて食す。この日は体調がいまいちだったのでしなかったが熱燗を注文してスープの熱燗割りが個人的な隠れメニューなり。でもすぐにべろんべろんになってしまう。。

仕上げは雑炊。。卵以外なにも入らない。。トロントロンのぞうすいはどの食材を使ったものより旨い。。蟹や河豚などよりもノブレスな透明感のあるそのうえ滋味深いいい味。。

他店との比較はしたくはないが日本一のスッポン鍋と言われる◯市はすっぽんの醤油煮込みの突き出しとすっぽん鍋が2回に分けて出てきて雑炊とフルーツで23000円。2人で飲料込みで50000円支払った記憶がある。営業時間もどういうわけか19:30まで、スープも醤油辛くて口に合わなかった記憶がある。

そう思えばこの店は実にお客にあわせた大阪らしい素敵なお店である。女将さんも75才は超えていると思うが肌がつやつや。。この店でしんみりと食事が出来る年代になった事に今更ながら驚く年末の夜。

デセールは林檎と柿。。。たらふく食べてたらふく飲んだ。。でも後味もすっきり。。。冬の間にまた来よう・・・

大阪市中央区千日前1-9-9

06-6211-2298

【営業時間】 16:30~23:00
【定休日】 日曜日


カテゴリー 難波, 日本橋, 寿司, |

ひだまり庵

堺にいくとたまに立ち寄る大繁盛店。11:15の開店だけど11:30までに入らないと行列必至。今はもう食べることのできない幻の「ステーキ丼」で一躍有名になったお店。そのおいしさは元より半端ない驚異のなボリュームが印象的だったステーキ丼であった。なんせどんぶりのふたが閉まらなくて丼の上にのっかってる状態。。

そんな事を思い出しながら注文を考える。普段は柔らかいローストビーフてんこもりのビフ飯をいただくんだけど横の客が肉定を食べてたので同じものを所望する。もちろん1.5盛り。その隣の客はビフ飯とオム飯を一人で食べていた。。

790円の肉定1.5盛りはこんな感じ。。。

「どっひゃ」という感嘆詞しか出てこない。いわゆる薄切りのステーキ定食。肉を食べても食べても減らない状態。和牛じゃなくて多分オーストラリアだろうけど赤身で柔らかい。変なクセは全くない。適度な食感のアクセントもいい。火の通り具合も良くて炭の香りも香ばしい。案外あっさりしていてあっという間に完食する。

帰りは15人くらいのウエイティング。。。この価格でこの美味しさでこのボリュームは繁盛するはずだわ。。

堺市堺区甲斐町東3-1-13
電話:072-222-1129
営業時間:【ランチ】11:15(日祝月休み)
【ディナーコース】18:00~21:00(L.O20:00) (土日祝のみ営業)
定休日:月曜日

ひだまり庵ステーキ / 宿院駅大小路駅寺地町駅


カテゴリー 堺市, 焼肉 |

石焼鍋いっしん 12月

長居公園でランニング塾。その後おひとりさまで表記の店を訪問。この店ご存知「きむ兄」の店。リーズナブルでクセになる石焼鍋が超おすすめ。最近は遠方からわざわざ来る客が絶えないと聞き及ぶ。

メニューはこんな感じ白モツ盛り合わせか赤モツ盛り合わせを選んで野菜や肉を追加する感じ。「白モツ盛合せ(アカセン・小腸・ハチノス)」750円と「赤モツ盛合せ(ハート・千枚・ツラミ)」800円

この日はいつものように白もつ盛り合わせ750円にセンマイを足したものを頂く。

でてきたた石焼鍋はこんな感じ。このままでも熱々なんだけどこれをコンロで更に煮込む。白菜が甘くておいしい。

アルコールもいろいろあって最近は本格的でかつリーズナブルなワインも入れられている。赤ワインともつ鍋もいい取り合わせ。個人的な好みは辛口日本酒のソーダー割りにライムを入れたもの。。口の中がさっぱりする。難点は飲み過ぎてしまう事。

食べすすめていったらこんな感じ。カウンターでの一人鍋なんだけどこれはこれで楽しめる。テレビを見ながらのクリスマス。。お酒もどんどんすすむ。。小腸はプルプルで限りなく甘い。。。アカセンも固くなくてとても味が深い。。すべてのモツがかなり新しい。。味は数種の国産味噌と韓国味噌それに動物性のスープを加えたもの。。。少し甘めのスープは鰹出汁がしっかり効いている。

自家製の梅酒。。ホントは売ってはいけないんだけど。。。ブランデーで漬けているとの事。サービスで一杯頂く。。

ここ最近焼き肉も始める。メニューはこれだけ。すべてこだわりの内蔵。しびれは牛の胸腺肉。すべて塩胡椒で頂く。ウルテは喉、コリコリは心臓の動脈。店主おすすめのアカセンを所望。

鍋に入っているものと部位が違うらしくコリコリした食感が楽しい。ホルモンのクセは全くない。これは絶品だった。この時点で満腹率150%。

〆は手打ち麺にしようか迷ったが焼き飯。。。スープがしっかりとご飯にしみ込んでお焦げもとてもいい感じ。お茶碗3杯分くらいのご飯を完食。。鼻からご飯が出て来る寸前まで食す。思いっきり飲んで食べて2800円でした。

お正月もやっているので電話で聞いてね。

大阪市阿倍野区西田辺町2-6-3

06-6696-1112


カテゴリー 鶴ヶ丘, 長居, 西田辺, , 焼肉 |