2011年09月

清粥小菜明(ちんぞうしょうさいめい)明

月に一度終日通っている経営塾を終えて友人と東三国で晩ご飯。帝国ホテルで勉強しヌーベルシノワ系の上品中華を比較的手ごろな価格で提供することで有名な商店街の中にひっそりとたたずむ名店。 台風直撃の日だったがお店は満員で驚いた。 お店はカウンター6席ほどと、4人掛けのテーブル席が2卓、奥にもテーブル席があるこじんまりとした食堂のよう。

ビールで乾杯して付きだしのザーサイをつまみながら料理をチョイスする。どれもが魅力的なものばかりで目移りする。

最初はサンマと香味野菜の椒痲ソースサラダ1400円。。まずサンマが新鮮なのとソースの美味しさに驚く。花山椒の実とラー油を合わせ紹興酒と米酢と紹興酒と醤油をたしたようなそなんだけど自分で作るとなかなかうまくいかないのと風味が出ない。。豚肉とかでも合うしサンマでいただいたのは初めてでかなり感動した。。

海老の変わり揚げ550円はすり身をワンタンで包んだもの。。特にどうってないがビールにぴったり。個人的にはこんなの大好き。

旬の野菜の素揚げ1800円は万願寺とうがらし、蓮根、ミニトマトなどの有機野菜を蒸したものを黒酢と中国の13種のスパイスの入った塩でいただく。かなり美味しいが値段も割高感あり。残念。

焼売 は皮がお米で、不思議な食感だけかなりおいしい。 一見どこでもありそうなものなんだけどいただくとその上質感がよくわかる。仕事が丁寧なのもとてもうれしい。紹興酒がかなりそろっていて最初は甕出しの8年、次に15年を飲みまくる。。

手羽の唐揚げも紹興酒に漬け込んでいるので風味が抜群。仕事の仕方や腕の良さで大衆的な食材がここまで変わるものなのかと驚く。

ブロッコリーの蟹身餡かけ1300円は帝国ホテルのジャスミンでいただいた記憶がある綺麗系の広東料理の逸品。シャンタンスープも軽やかで蟹も旨みをまといトロトロのふわふわでご飯にのせていただきたいくらいであった。

とってもよろしゅうございました。ご馳走様でした。

大阪市淀川区東三国4-17-5

06-6396-2183

清粥小菜 明中華料理 / 東三国駅東淀川駅新大阪駅


カテゴリー 東三国, 中華料理 |

うれう 9月

2日続けてのカレーうどん。。

玉出にあるヘビーユースするUDON料理店。。UDONをもっと美味しくなるようにひたすら研鑽を磨き創意と工夫を演繹法で考える店主の姿に頭が下がる。先日も日曜の早朝にランニングでお店の前を通ったらもうすでにお店に来ていた(朝6時ころ)

店の掃除をして出汁を取ってうどんの生地を作って・・・それでも時間が足りず毎日3時間くらいしか睡眠を取らないと言っていた。そんなこんなで話をしながら天ぷらカレーうどん880円に玉子天ぷら200円をトッピングをしたものを所望する。 麺を湯がいてそれを冷水で締めて天ぷらが揚がると同時にまたうどんを温めて・・・丁寧な仕事はいつもながらである。

大きなエビが2本。。仕事柄エビの原価もわかっているがこの価格で提供する良心的な値付けは素晴らしい。

うどんは以前より少し太くなっているが剛麺と言う感じではない。。伸びもあって実にたおやかな食感である。しっかりと出汁も効いていて最後まで汁を残さずにいただいた。スパイスが効き過ぎていないので麺の味もよくわかる。少しかたくりが多いかとは思ったがそれは店の特色内。 新作のバターとキノコのうどんもこれからどんどん売れるであろうし、アボガドうどんは定期的にいただきたくなる逸品である。人によって好き嫌いが分かれるかもしれないが店主はそれを是としている。個人的には大好きなお店で店主もUDONもさらに進化する。。UDONを未知の世界の料理に昇華させる。。提供まで時間かかるけどそのぶんいい時間が過ごせる。。

大阪市西成区玉出中2-13‐23 TEL 06-7504-8104 火曜休み


カテゴリー 玉出, 塚西, 麺料理 |

麺屋 爽月

南海本線粉浜駅を降りると粉浜商店街という古くからある商店街がありそのアーケードを入ったところにある入口がウッディな感じのお店で昼はうどんで夜は蕎麦という2毛作業態。

店内入口直ぐには製麺スペースがあり、うどんの作るのが目の前で見えるようになっている。テーブル席とカウンター席があるので一人でもグループでも大丈夫のよう。 夜は様々な一品料理と鍋などのセットメニューもたくさんあるよう。。

いつもワイシャツに出汁を飛ばすので出かけるときはいつも我慢するんだけど朝から口がカレーになっていたのでカレーうどん780円を所望する。

麺は、細めのストレートの麺。そこそこの密度で弾力あり。カレーうどんなのであまり麺の味はわかんないが食べやすいことは間違いない。

スープは出汁ががしっかり効いていてかつスパイシー。上質のお肉やお野菜がたっぷり入っているのが嬉しい。

店主は、門真市の「饂飩 きぬ川」で修行をされたと聞き及ぶ。 横の客が注文していたきつねうどんの揚げの中にうずらのたまごやいろんな野菜が入っていた。次回はあれ(きつね)を頼もうと心に決めて店を出る。

HPはこちら
大阪市住之江区粉浜2-11-3
06-6606-8092
11:30~14:30(饂飩)
17:30~21:00(蕎麦)

爽月うどん / 粉浜駅東粉浜駅住吉駅


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