2011年02月

イタリア物語 冬【大阪府 泉佐野市】

泉南の市役所の横にあった「泣けるパスタ」が泉佐野駅前に移転。。。 以前の場所も悪かったが今回は駅前と言えどあまり人通りのない駅前通り。。。。。 久しぶりに福井氏のパスタが恋しくなっていざ訪問。 お店も少し広くなってマダムと2人でパスタのみの一本勝負のいさぎよさは相変わらず。 月替わりで変わるひねりの効いたメニューもみているだけですごく楽しめる。。 生ハムのクリームパスタを所望する。メニューにはパンチェッタのクリームソースとなっている。 1090円だがまあパンチェッタだからと納得。。。でもサラダ、コーヒー付き pasutaitari.JPG トマトソースもいいけどクリーム系も秀逸。何よりも麺がモチモチしていてソースと絡みまくって実にいい。 パンチェッタの下には期待通りの泉州の野菜入りまくり。。 一寸豆、赤ピーマン、ブロッコリー、人参、白菜、フキ、わざわざ味をつけた竹の子(これには脱帽・・・) カリフラワー、しめじ、黄ピーマン、ズッキーニ、カボチャ、ホウレン草、大根、さつま芋。。。どんだけ入ってんねんと思わずうなる野菜のオンパレードは身体にミネラルがみなぎるのが実感する(気がする。。) ただ野菜を多く入れているだけでなく細やかな仕事は彼にしかできない。。。。 毎シーズンごとにこの店のパスタには泣かされる。。 ハンカチ必須。。。 *最近この店を紹介するブログに「大阪から定期的に通う客もいる・・・」という文面をよく見る。。 「それって俺のこと・・・?」とひとりごちする。。。 大阪府泉佐野市上町3-8-8 電話番号 080-6116-0291 11:00~15:00 17:00~19:00 定休日 不定休

大阪府 泉佐野市 麺料理

オアシスカフェ【大阪市 沢ノ町】

住吉区役所の前にあるネパール料理店。 ドッグカフェのつぶれた居抜き立地に昨年の秋に登場。。 何度かランチタイムにカレーとナンのビジネスセットをいただいたがシェフの腕の確かさを確信。 夜に友人を誘って訪問。駅から遠く場所も悪いのにどういうわけか満席である。。。 店の入り口も喫茶店のようだがやっぱ旨い店ははやるってわけだとひとりごちする。。。。。 カトマンズにある同名の店の支店だそうで。シェフはネパール料理、インド料理の金メダリストらしい。 それにタンドール専門のシェフもいてサービスの男性も片言の日本語であるがしょっちゅう「オアジハイカガデスカ・・・」などフレンドリーに話しかけてくれる。 本日はお勧めのオアシススペシャルコース2590円を所望する。 papado.JPG 最初に出てきたのが豆で作った「パパド」というチャナ豆でできた薄焼きせんべい。。パリパリしていて一見味がないように思えるが生地にスパイスが練りこまれていて辛さがあとからついてくる。。。 これはインド料理らしい。 musutangu.JPG ビールはネパールのムスタング。。。少し甘めがまたいい感じである。。。15年前にカトマンズにボランティアに行ったことを思い出す。カラメルの味満載。。。 eberesuto.JPG 店の壁にはチョモランマの写真が展示。。。。当時泊まったホテルから正面にエベレストの山々が見えた記憶がよみがえる。 saradaoasisu.JPG サラダはどういうわけか胡麻ドレッシング。。。マネージャーにネパール人は生野菜を食べるのかと聞いたら食べると言っていた。。。。 momo.JPG モモと言う名のネパールの小籠包。まん中のソースがインド風で中のひき肉にスパイスが満載である。 サルサ味かカレー味か微妙だが確実に中華ではない。 このモモはチベット料理らしくそういえば形も桃みたいでもある。いろいろな文化が混ざっているのね。 atya-ru.JPG アチャールは漬物。 いろんな種類があってインド発祥らしいけど周辺国には必ずある。じゃがいもと大根のアチャール。 一口食べると何とも不思議な味。あまり味がしないが例えると洗剤か・・・・ しかし食べ続けていくと結構慣れてきて気にならなくなる。。 tandoritikin.JPG メインディッシュのタンドリーチキンはお約束の味。ヨーグルトやナッツなどいろんなものに漬け込まれた複雑な味がどんどん食欲を湧き立たせる。一緒に盛られたのがフィッシュティカとマライチキンで両方ともクリーム煮のような感じかな。初めて食べた。。でもうまかった。。。タンドリーチキンより好みかもしれない。。ヨーグルト、ターメリック、カエンペッパー、酸味はなんかの酢、ガラムマサラ、ニンニク、生姜多分こんな感じの味と言うことはわかった。 マライチキンはマハラジャの料理なのでレッドペッパー(家庭の辛さ)を使ってはいけないのだそう。 だから真っ白け。味が複雑すぎてようわからん。。。でもバリうま。。。 thukupa.JPG 「トゥクパ」登場。ネパール風「五目煮込み麺」。カラダの芯まで温まるのはスープに秘密。 チキンベースのスープにいろんなスパイス入りまくり。体ぽかぽか。これも具材やスープの種類がいろいろあるらしい。 ramu.JPG 一緒にククリラムを所望。ラムと言えばセントバーナードが山岳の救難者を救うために首にラムの入った小さな樽を結んでいるのを思い出す。 ネパールの南部ではサトウキビが採れるらしくそれを使って作られたのがこのククリ・ラムといわれるらしい。結構世界的な金賞をいろいろ取っている銘酒らしい。甘い香りのダークラムで、バニラの優しい甘さと上品な飲み口がええ感じ。ロックでいただく。。ライムジュースと割っても旨いであろう。 ebitiri.JPG あまり辛くない海老チリはまさにインド風。。。 tikintiri.JPG チキンチリは海老チリと違ってさらに甘酸っぱく酢豚のよう。。ラムで胃が刺激されてパクパクいただく。 tikinkare.JPG 好きなカレーを選べる仕組み。。。チキンカレーはインド風。カレーの味は説明しようがない。。。 kimakare.JPG キーマカレーもかなり上質。。スパイス控えめなのかすごく食べやすい。 mamekare.JPG カレーだけでも20種類くらいあってネパールカレーの中の豆のカレーは癖になる。。 スパイスに麻薬成分が入っているのか狂ったようにいただく。 nanoasisu.JPG この店のナンは特筆である。ふっくらしてでっかくてしかしするすると胃に収まる。。 生地がいいのか焼きかたなのかよくわからんが私の中ではナンバーワンのナンである。。。。 chaioasisu.JPG 最後のチャイで胃もすっきり。ネパールチャイそのものでミルクに紅茶の味が負けないアッサム茶葉(多分・・・)甘い濃厚な香りにカルダモン等のスパイスがナイスマッチ。。 この店料理の数もべらぼうに多くネパール料理とインド料理がわかれていて家庭料理と言うよりもハイクラスなクオリティーをもった最近のインド料理店と完全に画したものをもつ店である。。 神戸のインド料理の店に比べると価格は半額ぐらい。お店の人といろいろ相談して食べるのがいいね。 大阪市住吉区沢之町1-2-2  06-6696-7780 11:00~15:00 17:00~23:00 無休らしい   ネパール チヤ(チャイ)

大阪市 沢ノ町 カレーライス

「燕楽」 おばけ

節分の夜は京都の友人からのお呼ばれで「お化け」に参加。 おでん懐石で有名な燕楽さんがその舞台。 美味しいお酒と料理をいただきながら芸子さんの楽しい年に一度の芸を楽しませていただく。 この「おばけ」は節分の夜に出没する鬼の目をあざむいて、「福」を得るために非日常の格好をする、陰陽道的除災招福のまじないとして行われてきたと聞き及ぶ。北新地でもやっているがやっぱり京都が本家本元。やっぱ風情が違う。。。アメリカのハロウイーンの様なものか。。。(現物は知らないが・・・) tukuri11.jpg おばけが来るまでまず一献。お造りは鰤とよこわの盛り合わせ。 takiawase1.jpg 炊き合わせは揚げ餅と粟麩でこれも薄味でええ塩梅。。 toriteri1.jpg 鶏のてりやきも日本酒にぴったり。。。どんどんお酒が進む。。。。 oden1.jpg そこらにあるおでんと違ってええ出汁でしんみりと炊き上がっている。 形も崩れずさすがプロの技。。。 obakei.jpg 趣向を凝らした内容で面白おかしく抱腹絶倒の連続でした。。 一日に50件くらい廻られるようでした。。。 燕楽さんはこちら

和食 京都市