ちく満

200706171214000.jpg 堺の宿院駅徒歩1分にある蕎麦店 私が子供のころから存在するが創業は元禄8年らしい 元禄って元禄寿司しか知らんちゅーねん!と横の客が言っていた。 最初はビールと突き出し。突き出しはおかかに葱と山葵を載せたもの 推定原価8円ってとこか・・・ と言っている間に蕎麦の登場今日は2斤所望する。 でてきた蕎麦はコシは全くなし。喉越しももそもそしてよくない。 ただこの店はそういった概念で食べる蕎麦ではない。 蕎麦の価値観を一掃する。たしかにうまいかと聞かれれば「温かい」と返すしかない。 多分湯がいて蒸篭に乗せてずっと置いているんだと思う・・ それが妙にこなれてやわやわの蕎麦になる。 卵も丸ごといれるので蕎麦の味が台無し・・・ 白身のぬるぬる感がそばつゆとなんとも合わない・・ 最後にそば湯をいれるとインスタントの卵スープのように 卵の花が咲く。これは割と美味しい。 相対的にあまり評価はいつもよくないが ゆっくりできるのと癖のようなもので近くを通ると立ち寄ってしまう。 お店はいつもいっぱい。超繁盛店であること間違いない 私のような若造が簡単に旨いとかまずいとか言う価値観ではかれる店ではないのかもしれない。 なんせ元禄8年なのだから。 テーブルがやけに小さいのも面白い。 200706171219000.jpg 堺市堺区宿院町西1-1-16 072-232-0093  月曜日(祝日の場合営業、翌日休)  10:30~21:00

ちく満そば(蕎麦) / 宿院駅寺地町駅大小路駅


カテゴリー 堺市, 蕎麦 |

aya.JPG 週末は和歌山までミニトリップ。 いつもの海岸沿いにある崎の湯で太平洋を見ながら嫌な事を忘れるように ゆっくりと温泉三昧。そのあとは初恋の味、キッスの味の「鎌倉商店」で温泉卵 4つ食べたよ・・ 泊まりはいつもの東急ハーベスト 食事はこれもいつもの和食。海を背景にサンセットを見ながらロマンティックなディナー 先付けはくみ上げ湯葉と生ウニ。いきなりガツンと湯葉の旨み最高。 続いての吸い物は賀茂茄子とオコゼの身を抹茶を絡ませて湯がいたもの シコシコした身とほろ苦い抹茶と淡白なかつおだしが最高のハーモニーをかもし出す おつくりは地元で捕れる白身2種と生だことくじらの尾のみと鱧とトロ 尾のみはしょうが醤油でいただくと滋味深くじんわりと脂が溶ける 地元の地酒に切り替えて口を酒でゆすぎながら時間をかけて味わう 焼き物八寸は超大きな器で登場箸洗いのとうもろこしのすり流しは 加減も絶妙、こくがあって澄んだ味でとれたてのとうもろこしのエキスを 抽出してかつお出汁で割ったって感じ。あと葱を鱧で巻いた焼き物や鴨のロース煮 など夏の食材を使った和風前菜がてんこ盛り。 ここでお酒の種類を変えて万願寺唐辛子の煮びたしをいただき。 強肴の鮑の肝焼きが登場。一度蒸した鮑をステーキにして肝で作った醤油でいただく。 磯の香りが咥内を充満し、目をつぶれば紀伊田辺の海が目に浮かぶような(実際は目の前に見えるのだが・・)まさに鮑ステーキって感じ。これはステーキハウスで生を焼いて食べるのとは かなり大きな差があること間違いなし。 炊き合わせはやわやわに炊かれた蛸と鰹節をまとった小芋の取り合わせ 蛸は小豆と一緒に炊かれているのがミソらしい。 ご飯は釜炊きで蛸ご飯 美味しいに決まっている デザートも手のかかった盛り合わせ ロケーションもいいしランデブーにはもってこいのお店 http://www.harvestclub.com/Un/Hotel/Na/index.html


カテゴリー 和歌山県, 和食 |