今里にある知る人ぞ知る洋食店。 実はぜんぜん事前に知らずたまたま友人に連れて行ってもらうことに。 商店街のはずれにある変なテントの全く目立たない店で決してキレイとは 言えない店内に入るとカウンターが7席に奥に座敷があるらしい。 常連はそこ(座敷)で食べるらしいがのぞいてみると自宅の居間と共用になっていた。 最初にビールを頼むと70過ぎのご主人不機嫌になりワインを頼む事に。 注文は名物のハンバーグ。お願いすると15秒ぐらいででてきたのにはびっくり。 でかいだけのハンバーグかと思いきや・・ 箸をいれると肉汁の洪水が押し寄せそれを口にいれると ソースの味とあいまって強烈な味のハーモニー。 今まで食べたハンバーグで一番うまいかも・・・ きけば煮込みハンバーグで少し甘めのデミグラスにいつも漬かっているらしい 肉は水分をを吸って柔らかくてジューシーな舌触り。 口の中で咀嚼した肉を入れたままワインを飲めとの主人の指示通り するとまたワインの味が膨らんでなんともいえないマリアージュ・・ 写真でわかりにくいが大人のげんこつほど(ひとつ330グラムらしい)ある ハンバーグを一気にぺろりと完食。 ハンバーグの完成形を今里で見るとは・・・・・ 恐るべし生野区。 驚きはまだ続く、このお店は料理も個性的だが店の親父はもっと個性的。 大変いい人というのは話せばすぐにわかるが話し始めると止まらない。 この店は食事を終わってから話しかけるのが良いと思う。 … 食事中に 「ワイン好きなんか?」の一言に 大きくうなずくとお勧めをいろいろ出してくれる。 と言うのもここの親父はワイン収集でも有名で ワインも2000本以上持ってられました、温度管理と湿度管理が完璧にされた部屋で これは自らが現地ワイナリーに出向いて直接買い付けておられます そのカーブの横にご主人が趣味でやってるっていう、完全予約制で、 ビフテキのコースオンリーの美しすぎる店が登場。 「おいおい、おやじマジかよ」という世界で食器も内装も超一流でそろえたグランメゾンのような・・ まさに非日常の世界をつくりよった・・ここは今里チャうんかいなって言ってしまった。 このおやじかっこよすぎ・・・週に2日しかこの部屋は営業しないらしい。 料理とワイン、そしてご主人に惚れこんだ人たちや、 こっそりVIPの方も訪れているという隠れ家のようなトコロ (ドリカムがここで打ち上げをするらしい) このあとも親父さんが延々ワインの話をしてくれましたが あまりのしゃべりっぷりにただ圧倒されました。 食べれば凄い、入れば凄い、飲んでも凄い、 奥が深いグリル太平 おくが深い今里界隈・・・・降参・・ グリル太平 住所:大阪市生野区新今里3-20-26 tel:06-6752-6694 めっちゃオススメ!!!