オービカモッツアレラバー【大阪市 梅田/JR大阪】

西梅田のハービスENTの5階にあるモッツァレラバーを訪問。ローマに本店を置き、ニューヨークやロンドン等、世界中に9店舗を展開している(日本では他に東京と横浜、特に六本木の店は大繁盛とのこと)。

いつも人通りの少ないゴージャスな雰囲気のあるハービスENTのカジュアルなイタリアンという位置付け。店内は照明が暗めで落ち着いた感じ。イタリアから空輸した水牛ミルクを使用したフレッシュモッツァレラチーズをイタリア産オーガニックワインと一緒に楽しむという趣向。この日はソファーの席に案内いただく。

シーズナルメニューの桃のカプレーゼ(写真はハーフサイズ)。トマトはよくいただくけど桃と合わせるのは初めて。スパークリングとチーズと桃の相性は最高。チーズがすっきりした味わいでお酒が進みまくる。

真蛸の炭火焼きもボリューム満点で圧倒的なビジュアルにびっくり。とても柔らかく火入れされていて食べ応えもあって旨みたっぷり大満足。

スタッフさん一押しの「ピザタルトゥーフォ3900円」というピザを所望。

古代ローマ時代から作られている”ピンサ”をベースとしたオリジナルピッツァを提供しています。「イタリア産の厳選小麦粉」「低温48時間発酵」「2段階熟成」などのこだわりの製法で作られ、形は楕円形(オーバル)で見た目もユニーク。ローマやナポリピッツァとは異なる、サクサクとした軽い食感が特徴です・・・店のメニューより抜粋

かなり大きいサイズでこれも食べ応え満点。マッシュルームのペーストとトリュフと水牛モッツアレラの取り合わせが完璧すぎる。ピザの生地はパリパリしていて今まで食べたことのない食感。トリュフの香りがしっかりと感じられてとても美味しくいただけた。食べきれなければ持ち帰りも可能。スタッフさんの対応もとても上質でいい時間を過ごせました。

大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZAENT 5F
050-1807-6525

大阪市 梅田/JR大阪 イタリアンレストラン

トムクリオーザ 4月【大阪市 梅田/JR大阪】

友人に招待いただき表記のミシュランイタリア料理店を訪問。北新地駅から徒歩5分のダイビルの近くの雑居ビルの2階に位置する。ポンテベッキオでの料理長を経て2013年にこの地で独立。

この日は9名での貸し切食事会。16500円のコース料理にワインペアリング20000円をつけていただく。

最初にシャンパンで乾杯して、一皿目は百合根のクリーム(調味料なしで水と百合根のみで作るらしい)と素揚げした百合根とキャビア。

続いて蛍烏賊のパスタ。蛍烏賊を潰して作ったソースで蛍烏賊の肝のコクと合間ってとても濃厚で美味しい。

続いて名物料理24ヶ月熟成させたペルシュウの登場。パルマハム職人の岐阜在住の多田さん(お会いしたことはないけど・・・)という方が作ったもので、それをスライサー界のフェラーリーと言われるベルケル社のハムスライサーで透けて見えるほどの厚さにカットして提供。脂身の融点が低いために口の中で甘く溶ける感じと独特の香りが何ともいえない。

途中で熱々の寿司米が出てきてそれをハムでくるんでミニおにぎりにしていただく。同時に菜の花のサラダとジャガイモのニョッキ、半熟卵も提供される。

ハムのお供は昨日に千葉県木更津の竹島さん(この方も知らない・・・)が作って航空便で届くフレッシュ感がある水牛モッツアレラ。フレッシュ感がとてもいい。

続いて鴨肉のラビオリとホワイトアスパラガス。上には黒トリュフとパルメザンチーズ。

魚料理は甘鯛とちりめんキャベツのスープ(魚貝のスープにサフランと生クリーム)仕立て。このスープがとても濃厚で凝縮感がすごい。

2つ目のパスタは手打ちキッタラ。生の北海道産の牡丹海老と一寸豆とそのソース。
最後にイタリアカラスミのボッタルガが掛かる。

牛肉のカツレツ(ひょっとしてラムかもしれない・・・)ワイン飲み過ぎて記憶に残らなかった・・・しかしながら肉が甘くてポルチーニの濃厚なソースとドンピシャの味わい。
合わせた赤ワインとの相性も完璧。

ドルチェはイチゴのコンポート。。

名物のピスタチオのパンナコッタはとても濃厚で香りが強烈。グラッパと一緒にいただく。。

ワインのペアリングも上質なものばかりセレクションいただく。

サービスのスタッフも若い方ばかりだけどしっかりしていて、美味しいものを美味しく食べていただくという気持ちが伝わるとてもいいお店です。

前回のトムクリオーザはこちら

大阪市北区堂島1-2-15 浜村サンプラザビル2F

大阪市 梅田/JR大阪 イタリアン

カルネジーオ ウエスト【大阪市 梅田/JR大阪】

六甲山登山の帰りに阪急三番街の北側「茶屋町あるこ」という施設にある表記の店を友人と訪問。日曜日なのでお店は超満席。立ち飲み居酒屋のように大きなオープンキッチンを囲んでカウンター席が配置。照度を落とした高級感ある内装と場所柄でほとんど若いカップル客ばかり。

過去にも何度か訪問しているのでソファーのある奥のカウンター席をリクエスト。オープンキッチンの中では熟練の3名のスタッフさんが必死のパッチで料理を作りまくる。料理を作るスピードも素晴らしいけど丁寧に食材をカットしたりなんども味見をしたりする所作も見ていてとても楽しい。

乾杯はなみなみスパークリング。登山で喉が渇いていたので一気にいただく。

前菜はいつも注文する幻のハムと言われるクラテッロとプラッターチーズ1200円の盛り合わせ。以前は950円だったけど最近大幅値上げ。注文ごとにハム切り用のスライサーで紙のように薄くカット。上に乗ったオリーブオイルのかかったフレッシュプラッターチーズと合わせていただくととても美味しい。

お通しの焼きたてパン300円は燻製のホイップバターを添えて供される。今週まで炭水化物を制限しているのでこの日は我慢する。ワインと最高に相性のいいスモークバターが秀逸。

和牛のタルタル1800円は目の前で塊肉を切り出して丁寧に作る。薄くカットされたバタートーストと一緒に供される。口に入れると解けるように溶け出す脂の甘みと肉自身のシルキーな舌触りにびっくり。程なく塩、胡椒、オリーブオイル、レモン果汁で味つけられた旨味が追いかけてきて、ピクルスとエシャロットのキリッとしたアクセントが合間ってなんとも言えない複雑な深い味わいとなっている。

口直しの春菊爆弾500円はパリパリの食感と爽やかな香りでエグミが全くない。味の素風味なのが少し残念。

メインの豪州産ヘレステーキ「ビステッカ」は200g  4000円。。和牛肉もあるけど価格はほぼ同じ。スタッフさんはこちらをお勧め。

鉄板で焼きこんでオーブンで仕上げられた肉は塊のまま音を立てて熱々の皿で供され、サービス係の女性スタッフさんが大きなナイフで目の前で切り分けてくれる。焦げたバターニンニク醤油もメイラード反応でとても香ばしい。

残ったにんにくバターソースでガーリックライスを勧めていただいたけどダイエット中なのでこちらもパスする。総じてリーズナブルで雰囲気も良くて美味しくいただける普段使いの大好きなお店です。

過去のカルネジーオはこちら

大阪市 北区芝田1-6-2 茶屋町あるこ1F

予約はネットから。。。現金決済不能です。

大阪市 梅田/JR大阪 イタリアン