地域:大阪市|ジャンル:麺料理

麺屋 彩々【大阪市 昭和町】

昼どきに昭和町界隈を車で通ったので表記の店を思い出し訪問。平時の昼間だったので凄まじい行列は回避。4人くらい店の前で待っているのを確認して一応並ぶ。10分ほどして店に入る。一緒に並んでいる人に聞くと土日は20人くらい並んでいると聞く。

あとその方に名物は味噌ラーメンということも聞いた。店主の実家で黒大豆を使って手作りしているらしい。現在大阪のラーメンランキングではベスト3に入ると言われていて最近難波にもお店を出店したと聞く。

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店内はカウンターが9席、4人掛けテーブルが1つあります。スタップは店主含め4人。黙々と手際良く作業をされていた。数量限定の鶏塩ラーメンにしようかと思ったがデフォルトの辛味噌ラーメン800円を所望する。

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味噌ラーメンのビジュアルそのままなんだけど太もやしとねぎと水菜がのっかっているのが特徴。スープの上には大量の一味が振りかけられてて大きめの肩ロースらしきチャーシューが一枚、真っ白な茹で卵がトッピング。

スープの底には細かくされた鶏の挽肉が入っていてさらなるコクを醸し出しているんであろう。麺は中太のうねりの強い縮れ系の素朴な感じ。低めの加水でボソットしながらモチっとしていて食べ応えもあってスープとも絡みもいい。。噛み締めると小麦の香りもする。

スープはトロンとしたとろみが一口目の特徴。鶏の脂分が気になるがそれは好みの問題。ブレンドされた味噌の香りもしっかりと立ってかなりシャープで濃厚なコクがある。かすかに酸味を感じるのはトマトが入っている(かも知れない)鶏のガラの甘味も感じる。

その他のメニューは

白鶏醤油らーめん:750円
醤油らーめん:700円
白鶏塩らーめん:750円
塩らーめん:700円
鶏塩らーめん(数量限定):750円
味噌らーめん:750円
辛味噌らーめん:800円
辛味噌和え麺:800円
カレーらーめん:800円
味噌つけ麺 並(300g):900円 大(400g):1000円
替え玉:+150円 チャーシュー:+150円

大阪市阿倍野区阪南町1-46-8
11:30~14:00 18:30~21:00 土祝11:30~15:30 日休
06-6628-5999

大阪市 昭和町 ラーメン麺料理

大和屋 (お蕎麦の会)【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

新蕎麦の出るこの時期毎年恒例のお蕎麦の会にお呼ばれする。場所は心斎橋大丸北館にある明治10年創業の大和屋さん。日本を代表する老舗料亭の料理とその世界では知らぬ人がいないと言われる高橋邦弘名人の蕎麦のコラボは毎年大人気。私も今年で3年連続でいただく。

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献立の最初は水蕎麦。蕎麦をそのままいた出汁につけずにいただくという趣向。本来は御しのぎと言うか箸休めなんだけどあとから蕎麦がたくさん出てくるのを知っているので最初に頂く。。

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透明感のある蕎麦が空腹の胃に優しく入っていく。。ビールを頂きながら2段重になった上段のお造りから頂く。

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軽く一塩をして締めた鯛に焼き松茸。かぼすを絞っていただく。お造りの下には昆布で締めた大根が横たわる。これだけでも大和屋さんの仕事というのが一目瞭然。端正な盛りつけは食するのがもったいないくらい。

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ズワイ蟹の棒肉と蒸しアワビの盛り合わせ。蕎麦で作った松葉の下にはほうれん草の浸し。かかっているソースは柿酢。何とも季節感のある取り合わせである。

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酒肴盛りあわせは味噌を入れて焼き上げたカステラ玉子。河内鴨を串焼きにして山椒をかけたもの。巻大根に銀杏、慈姑など。これも季節感たっぷり。

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焼肴は高級魚の白甘鯛。上に乗っているのは唐墨。火の入り方も完璧。お客さんは結構若い方も多い。。

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炊きあわせとして上質の穴子を柔らかく炊いて海老芋に乗せたもの。餡の加減が完璧すぎる。

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天ぷらは大振りの車エビ。やはりこれが一番美味しい。鱧の鳴門揚げといちじくの天ぷらもこの時期ならではのもの。

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そしてここから高橋名人の世界が始まる。今回は御弟子さん2人をつれて来阪。ニコニコしながらも真剣に蕎麦を作る。名人が作るそばはすべて二八といっておられた。蕎麦はいろいろな地方のものをブレンド。表皮を剥いて丸ごと自家製粉。新蕎麦だけで作ると味が良くないと言っておられた。

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良い材料を使うことが一番とも言っておられた水も汁もすべて広島の自身のお店から持ってきているらしい。また「自分のそばが日本で一番おいしいとは思っていない」という謙虚な意見。「自分が美味しいと思うそばを作り続けている」とのこと・・・

確かに私が美味しいと思う蕎麦は地元でもいくつかあり比較対象することは好みの問題もあり難しい。しかしこの名人の打つ蕎麦は白くかつ薄緑に光り輝いていて細い割りに弾力とコシがあり蕎麦の香りもあとから鼻に抜ける。

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見た目は頼りない感じだけどしっかりと蕎麦が主張する。出雲や福井の単に固い蕎麦とはレヴェルが違う。ただの蕎麦なんだけどアーバンな空気を醸し出す。上質のかつおの香りがする汁も柔らかで思ったよりも辛くなく添加物臭の全くしない尖った部分を感じないものとなっている。

薬味はまったく必要としない。。麺線の整い方も美しくビジュアルも美しい。当然舌の上においたときにざらつきもなく口触りよくスルスルと喉に入る。。

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甘味は蕎麦の実が入ったぜんざい。お昼に洋食での会食があり昼食ダブルヘッダーのために完食できず。しかしよく出来たお蕎麦であった。。。

大阪市 心斎橋/四ツ橋 和食麺料理

麺組 Antaga”大正”【大阪市 大正】

大正に自店舗の視察のあと友人おすすめの表記のラーメン店を訪問。普段はラーメンはほとんど食べない。齢50才を前にして食べるとあとでいつも後悔をする。。。大正駅北側の居酒屋で有名なクラノスさんの細道を入ったところ。知っている人しか通らない路地裏。

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昼時だったけど客は少なめ。メニューは鶏を効かせたこってり路線の「濃厚鶏麺」とあっさり魚介スープの「醤油らーめん」が基本でその中間の「和風鶏麺」がある。あとはつけ麺。。

お店の方が丁寧に説明くださる。醤油ラーメンは魚介スープに鶏の脂を入れたものらしい。「和風鶏麺」がオススメらしくそれに味玉をつけたもの800円を所望する。「鶏麺」は全て「ちーめん」と読むらしい。

店主かアルバイトの兄さんかわからんけど愛想はかなりいい。でもピーク時に一人でラーメン店を切り回すのは容易い事ではない。

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しばらくして「ちーめん」登場。まずはスープを頂く。思ったよりも濃い。鶏をどうすればこんなにドロドロしたエキスが出てくるのか不思議。コラーゲンや脂が思いっきり入っているのであろう。鶏の旨味と言うかクセと言うかしっかりと出ているが鶏が苦手な人はたぶん無理であろう。

デフォルトで味付け海苔が入ってるのは面白い。ビジュアルもざるそばのようである。メンマと2種類のねぎ、2種類のチャーシューが入る。

麺はエッジの立ったストレートの細麺。しかし持ち上げると重い低加水系。噛みごたえもあるどっしりした感じ。スープに合わせているのであろう。塩分脂分もしっかりしていて若い人にはたまらない味であろう。

化学調味料なしと看板に書いてあった。。独特のクリアな感じは好き嫌いがありそう。濃いスープにつけ麺が良さそう。。次回体力のあるときに再訪しよう。

大阪市大正区三軒家東1-2-4
11:30~14:00 17:30~23:00

Antaga大正ラーメン / 大正駅ドーム前千代崎駅ドーム前駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.8

大阪市 大正 ラーメン麺料理