鮨 天の

和歌山の豪商に誘われて西国三社参りの正式参拝ツアー。桜と桃が満開の中ゆっくりとした時間を過ごす。

2016-04-05 06.24.27

帰りはタマ駅長のいる貴志駅から喜志電鉄に乗って和歌山駅まで。駅からすぐ近くにある和歌山市を代表する表記の寿司店で会食。入り口が2つあって右はカウンタ−11席、左は個室仕様になっている。

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過去和歌山で高級店は6席だけの江戸前寿司の義心に行ったことがあるがあまり口に合わなかった。こちらは地元で捕れる選び抜かれた魚を提供することで有名。この地で40年とご主人は言っておられた。

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サントリーの生ビールで乾杯をして最初に出される座付きはのれそれとメカブを合わせたもの。この時期にはよく頂くことが多いがさっぱりして口当たりがとてもいい。

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お造りは大振りの細魚、締め鯖、軽くボイルされた蛸を梅肉とあわせて、加太の鯛。(友人は地元で取れたキハダマグロも入っていた)

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ビールのあとはこちらのお店の名物のワサビの入った焼酎をいただく。大量の擂り下ろした生わさびが入り、ワサビの軸をマドラーにして提供される。見た目よりもワサビの辛さは感じない。

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今が旬の鰹のたたき登場。私は苦手なので天然の巨大なカンパチを叩きにして出していただく。脂がのって身が締まってかなり美味しい。

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貴志川で取れる稚鮎の唐揚げ。腸の苦さがワサビ焼酎と相性ドンピシャ。たらの芽と筍があしらえ。

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巨大な脂ののったカワハギの身をぶつ切りにして軍艦巻にしていただく。たっぷりの肝と生わさびとともにいただく。「さかいのさと」という地酒とともにいただくと痺れるくらい美味しい。別に伊勢海老くらいのサイズの足赤海老をレアにボイルしたものをお造りと軍艦巻の両方でいただく。車海老よりも甘く海老好きの私にはたまらん逸品。

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巨大な蛤を火入れしたものが登場。そのままいただいたり自分で軍艦巻にして海苔と一緒に楽しむ趣向。スープもかなりおいしい。「かわかみ美人」という純米大吟醸とともに楽しむ。

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自家製の新生姜でつくるガリも口当たりがいい。口の中がリセットされて食欲がわいてくる気がする。ここで和歌山の銘酒「黒牛」登場。

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締め鯖、生ウニ、カンパチ、剣先烏賊のアソートしたものを日本酒で楽しむ。

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ダイナミックに盛りつけられた毛蟹の軍艦巻。

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2キロくらいありそうな硬蟹を使用とのこと。美味しくないわけがない・・・

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〆の玉子焼きはほんのりとした甘さ。

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名物のワサビの茎を刻んで作るワサビ巻は口だけでなくお腹の中もすっとする胃酸薬のような巻もの。

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ワサビは長野産の最高級のものを使用とのこと。この日も珍しいものをたくさんいただき大満足でした。。

和歌山市元寺町3丁目5
TEL: 073-423-0310

鮨 天の寿司 / 紀和駅和歌山市駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0

寿司 和歌山県

松すし

今週は串本にダイビング。 串本でNO1と言われる松寿司。 地元漁師の太鼓判。店主は仕入れを市場ではなく漁港で直接仕入れをする 店内では巨大な水槽がありそこには地元で取れた魚がうようよ あこう、せみえび、おこぜ、がしらなど大阪であまり見ないものが勢ぞろい まるで水族館のよう・・・ あいにく台風の影響でねたが少ないとのこと しかしながらあるものでまずはお造り・・ ケンケンかつお、地だこ、根着きの鯵、けんさきいか、鮑に平目の昆布占め。マジうま! 200707161926000.jpg 続いて漁師が素潜りで取ったモズク。 ちょうどその捕った漁師が隣に座っていてびっくり。しっかりとした腰と青味太平洋の香りは最高。 私の知りうるモズクでは最高のランクに入る。 mozuku.jpg 握りはお勧めの鮑。小ぶりだがとこぶしと違い味は濃厚。 漁師曰くは同じ串本でも採れるポイントで大きく味が異なるらしい。 絶妙の磯の香り感と隠し包丁をしているためシャリとの相性もすばらしい。 awabi000.jpg 次に水槽で泳いでいるがしらを所望。 大阪では普通は煮付けにするのだが串本では生食。 最初に米粒ほどの小さな小さな心臓をいただく。 生きている魚の心臓は本当に美味しい 次に肝と内臓を湯がいてポン酢で。 そして身は握りでいただく。真っ白な身は淡白な中にもあぶらを感じ滋味深く 鯛や平目と違った野趣感を感じさせる。少し磯の香りがするのもかなりよい。 もっと癖があって臭みがあるかとおもったが・・・ gasira000.jpg 続いてガシラの皮の握り。どこまで使い切るねんって感じだが魚に対する愛着と魚を知り尽くしている店主の思いがそうさせているのであろう。 kawa001.jpg つづいて水槽から取り出されたせみ海老は身は小さいがプリプリの身が最高に生の海老って感じ。 伊勢海老より繊細ではかない味で富山の白海老を歯ごたえつけたような感じかな・・・ ebi000.jpg 最後はえびのからとガシラの骨で味噌汁・・ すばらしすぎるぜ・・・ misosiru002.jpg そのほかにも足赤えびや烏賊などをいただく普段は魚がもっといっぱいあるんですが・・トホホ顔をしながら握る若き店主はギバちゃん似。私は苦手ですがかつおの時期はすばらしいものを食べさせてくれる。 天然の魚を出すのは当たり前で、魚は新しいだけがいいんじゃなくてその中でもいいもの悪いものがある。この店は店主の魚選びの情熱オーラが強烈に満ち溢れている・・ 寿司を握りながら大きな水槽に登る姿はかなり面白い。 その合間に魚の話をしだしたら止まらない。 ウメイロ、ゴマサバやヤイトカツオ、ハガツオといったあまり市場では見かけない魚が最高の状態で食べられる。たぶん和歌山では絶対1番だと私は断言する。少なくても白浜にはこんな店絶対無い・・・ 和歌山県東牟婁郡串本町1735-91  TEL:0735-62-0728 http://www.rifnet.or.jp/~matususi/index.htm

松すし寿司 / 串本駅

寿司 和歌山県