桜富士山②【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

日曜日の昼は自宅から自転車に乗って住吉大社南の住宅街にある表記のインド料理店で昼酒をかねてブランチをいただきに行く。

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お店はテーブル(ちゃぶ台だが)が3つしかないので開店時間を狙って早めの訪問。格子戸を潜るとそこから別世界。打ち水をされた石畳は情緒たっぷり。

この日はサッポロビール赤ラベルと砂ずりのコンフィ、海老とココナッツを炒めたインド風のお番菜でほっこりする。この日のアイドル店主のタマちゃんはハットをかぶった装い。

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しばらくすると知人が偶然入店されて一緒にちゃぶ台で四方山を話しながらの食事となる。お番菜が美味し過ぎてお酒が進みまくる。パクチービアなるものを所望する。初めて頂くがパクチーとマサラの刺激のせいであてがなくてもグイグイと飲めてしまう。

「店内におけるすべての写真お断り」となんだけど他に客がいないということと食べログには掲載しないという約束で写真の許可をいただく。

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〆はシーズナブルメニューの冷やし中華を所望する。出てきた冷やし中華はマサラまみれの野菜とこれもマサラで味付けされた半熟煮卵がたっぷりと乗るもの。

更にアルコールが進みまくって絶好調状態になる。。麺の上には貝割れ、胡瓜、ミニトマト、レッドオニオン、レタス、鶏肉などいろいろな具材が入っているけどどれもが上質であることは食せば判る。どんなスパイスがかかっているのかは判んないけど全体的に壁ドン的な辛さじゃなくて優しくてしんみりと味わい深い後ろから抱きしめられるような辛さなのがとてもいい。

居こごちがよくて昼寝して帰りたいくらいだったけどお店が混んできたのでそそくさと帰ったとさ。。

以下店主のインスタから転用・・・・

うちは
一流になりたいから
一流の店で修行して技術を得た
現地で実際に見て学んできた
血と涙を流して体得した確かなもの
自分の芯にある揺るぎない自信
まだまだ大阪にないぎょうさんの
美味しいスパイス料理がある
それを伝えるために桜富士山はある
ただのカレー屋ではなく
知らない美味しさの感動を
私にしか出来ないことを
桜富士山の料理は
スパイスカレーではありません
ちょう本格スパイス料理です
桜富士山には
基準のわからない評価も
美しく撮られた写真も
必要ありません
心地よい空間で心を解放して
美味しいごはんを食べてください
皆様のお越しを
お待ちしております

↑人物も本物です・・・

前回の桜富士山はこちら

大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 インド料理カレーライス

川勝【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

住吉大社北側の一方通行の閑静な住宅街にある老舗鰻店。創業昭和28年なので60年をゆうに超える歴史がある。
普段からいろいろな鰻を食べ歩くがコスパ含めて一番好きかも知れない地元のお店。お店が小さいので満席で待つこともたびたび。昭和の空気満載の客席は4人掛けのテーブル席が2つのみ(カウンタ−もあるようだが座ったことはない・・・)お店はご主人と女将さんのお二人で営む。

此方の店では特上うな重2500円がマスト。丸々1匹分の鰻が入ってこの価格はあり得ないまず。他店では3500円は下らない内容。材料は三重産の小振りのものを使用。それを背開きにして一度蒸し上げてから焼く江戸焼きに仕上げる。

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丁寧に焼き込まれた鰻はタレが甘くないのでよくあるくどさを感じない。醤油が前に出た感のあるタレだけど静岡や東京、福岡で食べるような辛さの角はなくてご飯とのバランスのいい、品のある大阪風の塩梅となっている。

全体的にあっさりしているけど旨みも濃厚でエネルーギーがチャージされる感じがする。蒸し具合いもばっちりで口溶け感がとてもいい。

いつ来店しても大満足。鰻をたくさん食べたい時にこの店は重宝する。食感が軽いので1匹食べても膨満感がない。小さくカットされた鰻を卵とじにした「うな玉丼800円」もお薦めです。土用丑の日は当然大混雑です。。。

店の横に格安のコインパーキングあり。

大阪市住吉区住吉2-4-14
定休日:土曜日

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懐石料理徳 住之江本店【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

ビジネスでお世話になっている得意先様を私どものお店にお招きしての会食。今回はお茶室にダイニングテーブルを置いて日本酒とワインを楽しみながら季節の献立を楽しむ。

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ビールで乾杯して最初の先付けは穴子を炊いたものをペースト状にして豆乳と一緒に固めた穴子豆腐。その上に山の芋を掛けて穴子の白焼きを天盛りにしたもの。その上に出汁をゼリー状にしたものがかかる。植物性の大豆の甘味と煮穴子の旨みが旨くかみ合っていてかなり美味しい。

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活鮮として旬の鱚を細作りにしたもの。鮮度がよく、軽く昆布で〆ているので独特の癖も感じない。青森産の天然平目もこの時期のものとしてはいい脂がある。ガラスの器には明石の蛸の湯引き。丁寧に包丁されているのでとても柔らかい。真ん中に海藤花(蛸の卵)が入る。上に乗せられた梅肉も酸味を押さえて調味しているので舌あたりが柔らかい。器は信楽の作家もの。

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煮物椀は脂ののった鱧をすりつぶして山芋と卵白を足してすり身を作りそれを活鱧に巻き付けた糝薯。添えは小メロン(メロンの摘芽したもの)、最高級の秋田産の新蓴菜、卵黄を素麺に見立てて作ったもの。吸い口は青柚子。

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八寸は白芋茎のずんだ(枝豆ペースト)添え、天然鮎を蓼酢で焼きあげたもの、玉蜀黍糝薯は食材がかなり上質で甘かった。ホオズキに見立てた卵黄の味噌漬け、笹で巻いたクリームチーズの味噌漬け。鯛の身を木の葉の形に抜いて風干しにして揚げた鯛煎餅、松前揚げ、天の川と星に見立てた長芋羹とオクラなど。どれもかなり手のかかったものばかりでかなり美味しかった。

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大きなテーブルの上にラベルのない天野酒のプレミアム版を含めた日本酒をずらりと並べて料理と合わせながら飲み比べをして楽しむ。ワインもタイプの異なるものを飲み比べ。

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私どものお店の名物の但馬牛で作るローストビーフ。モモ肉を使っているのでとてもあっさりしているが小サシ(脂分)も入っているのと低温で調理しているためにぱさつき感は全くない。醤油ベースの野菜をしっかり使ったタレに漬け込んでいるので下味もあり和のローストビーフと言うか蒸し焼きでお年寄りにも大人気の逸品。

あしらえの野菜は出汁で炊き込んだ冬瓜、フルーツトマト、グリーンアスパラ、金時芋、マンゴー、アイスプラントなど。野菜は蓼酢の入った味噌でいただき肉は和のソースでいただく。

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掛け軸は「古今松に色無し」を掛ける。若いときに茶道を習っていたので4代前の家元が書かれたもの。意味は松は季節によって緑の色を変えたりせず、いつも平等であるという意味と聞き及ぶ。

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合肴として揚げ煮にした賀茂茄子の中に調味した天草産の天然車エビ、大振りにカットされた蒸し鮑、徳島産の雲丹、白玉団子が入る。あしらえは陸ひじき。ひんやりと涼味溢れる逸品。どれを食しても美味しかった。

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酢肴は明石産の太刀魚を芯にして胡瓜を薄くスライスしたものを巻き付けたもの。黄身酢と土佐酢でいただく。あしらえは下仁田こんにゃくと真菰茸、蓮芋など。器は織部。

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ご飯は伊賀の作家の特注の釜で炊き上げる。この頃になるとべろべろでかなり危なくなる。

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デセールはクラウンメロンと巨峰とマスカットと名物の自家製最中。焼きたてなのでパリパリしてとても美味しい。

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そのまま飲みに行こうと思っていたが思いのほか酔っぱらってしまい自宅に22時くらいに戻ると娘が彼氏を連れて皆で会食中。酔っぱらいのくだを彼氏に聞かせまくったら娘にかなり嫌がられた・・・一人で残ったワインをいただいたとさ。

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