中華料理

邯鄲小吃館 (ハンダンショウチュカン)

土曜の夜は住之江の国道26号線沿い浜口交差点にある看板のない中華料理ではない中国家庭料理のお店、“邯鄲小吃館(ハンダンショウチュカン)”にて友人7人で新たなスタートを記念とする食事会をする。。 この店の店主の井口さんとたがいにビールを飲みながら世間話をして友人たちを待つ。。。 家庭用のコンロとテフロンのフライパンで作る料理は、店名の邯鄲(ハンダン)という街で御主人が学ばれた家庭料理。。。 店は冷房もなくサウナ状態。。。中国の食堂もきっとこんなのであろう。 大汗をかきながらよもやまな話をしながらみんなで楽しく飲んで食べる。。。 zennsaimorihandan.JPG 前菜をいくつか所望してビールで体温を下げる。。。「湯葉とセロリ」の和えものはこの店の定番。。。ゴマ油の香りが食欲をそそる。胡瓜と木耳の黒酢も体温が下がりそうな夏の前菜。。。。オクラとネギの炒めも優しい塩加減。。。落花生の炒めも定番中の定番。。。しばらくすると店内は満員。。。この不便で辺鄙な場所によく来るなと感心。。 torikimo.JPG 今日のピカイチ前菜が鶏肝の旨煮。。八角の香りも香ばしく、巨大な鶏肝を癖も消してここまで上手に炊いているわと驚く。。。下処理もさながら素材がかなりいいと推察。。 toripirikara.JPG そして名物の麻辣鶏。。これに特製の唐辛子を付けると絶品!ビールがすすみすぎる。 辛さだけではなく旨さがあってすかさず紹興酒に切り替える。。 この店の本物の安紹興酒は実にいいい。 バドワイザーとともにハンバーガーをいただいているようなものだろうか。。。 asarikurokosho.JPG 炒めものを所望するとアサリの黒コショウ炒め。。。出汁が素晴らしい。。。簡単にテフロンフライパンで手際よく作られる。。。しかも超うまい。。。 tomatosatou.JPG ここで口直しにトマトの砂糖がけ。。。中国の家庭では普通にいただくらしい。。と私が中国語を習っている留学生が言っていた。ただ砂糖を掛けただけでないのがポイント。 supearibu.JPG 続いて登場が豚骨煮込み¥700 八角の風味が効いていて肉がトロトロで超柔らかで美味しい。すかさずワインに切り替える。。。安物のチリワインとの相性もぴったり。。この料理が本日のピカイチか。。。 gyouzahandan2.JPG 仕上げに名物の水餃子。。。注文してから皮を作る。。巨大餃子10個で600円。羊肉が好みなんだけど今日は豚肉で勝負。。。。作る工程を見ながら夜風に当たりながらゆったりと過ごす。。 黒酢をつけていただくとツルツルのプリプリ。。モチモチのシコシコ。。擬音ばかりでわかりにくいが焼き餃子はもう食べれない。。。 jajamenhandan2.JPG 仕上げのジャージャー麺¥550はいつもながらのモチモチ、シコシコ麺。 これも注文があってから麺を打つのでしばらくかかる。。 キュウリと白髪ネギは濃い目の味噌味の挽肉と凄い相性を感じる。 本当は羊肉の炒め物や玉子とトマトの炒めものをいただきたかったんだけど楽しみは今度にする。 住之江区浜口西2-11-18       06-6678-3078    営業時間:13:00~23:00    定休日:木・金     


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上海紀行 その3

大繁華街の南京通り(日本の原宿のよう)に行列が出来ていた饅頭屋に一緒に並ぶ。。
5月なので粽がよく売れていた(笹で包んでいなかった)皆が買いまくっていた黄色いきな粉をいただく3元なので45円。。上品な甘みとあっさりした食感はいくつでも入りそう。。
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中国でもやっぱり安くてうまいものがよく売れるのね。。
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帰国日のランチは豫園の前にある点心のお店でいただく。小龍包で有名な南翔饅頭店に行きたかったが大行列。。。六本木ヒルズにもあるよう。。。                                                                                                 いろいろと出てきたが可もなく不可もなくと言った感じ。。やっぱ本場の味に食べなれていないということが一番違和感があるのであろう。
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ガイドに無理を言って地元のショッピングセンターにあるスーパーマーケットを視察。。
店はカルフールなんだけど多分合弁会社なのでフランスのカルフールの雰囲気はみじんもない。
ガイドによるとこのような外国資本のショッピングセンターが上海ではどんどん増えてきていると聞く。
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ハーゲンダッツのアイスクリームやサブウェイのサンドイッチなど大人気のよう。。かなり割高であったが。。                                                                                                                         参加社員の感想から・・・
「買い物の途中で見学したスーパーは野菜が種類が豊富で日本で見かけないモノが多くあった」「5食入りのインスタントラーメンが20元程度で種類もたくさんあった。冷凍食品もピザやパスタ、豚まん、餃子など豊富であった」「食後のスイカの種が白いので調べたら生産効率を高め、出荷数を増やすために成長促進剤が投与され種が黒く色づく前に実が成熟してしまうらしい。旅行から帰ると中国でスイカが爆発したニュースをやっていてなるほどと思った」「文化の違いで接客マニュアル等がないのか対応がいまいちだった」「調味料も香辛料も豊富で多種の料理を味わえてよかった」


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上海紀行 その2

前日はナイトクルーズ等で上海の夜を楽しんだ。。
2日目は市内の観光地をいろいろと見て回り昼食は四川料理をいただく。
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最初はお馴染の棒棒鶏。。。とは思いきや茹でた鶏肉の上に山盛りのネギと唐辛子。。。聞くところによると中国の棒棒鶏は鶏肉以外の他の具を入れないのが一般的らしい。。ただ辛いだけではなくしびれるような辛さにしびれるぜ。。まさにこれが「麻辣」(マーラー mala)という感覚と実感する。
この本場の味を日本に持ってきたら絶対にお店は成り立たないと確信。。
これはフレンチでもイタリアンでもいえることとよく聞き及ぶ。アメリカで本格的な懐石料理店、居酒屋がチェーン化しないのは必要とする支持人口が不足していることが原因と聞く。。。
豚バラの薄切りと胡瓜スライスをタレに付けていただく前菜はいわゆる日本の豚シャブなんだけどそのタレが真っ赤。。。。
ビールがまさに進む君。。
川魚の料理も真っ赤。。。韓国料理にもよく似たのがあるけどそれよりも強烈。。。
マーボ豆腐は予想はしていたがそれを超える辛さであった。。。唐辛子の辛さと山椒のしびれる辛さが混在した舌と唇が麻痺する身体にいいのか悪いのかわかんない料理である。山椒も粒だけではなく仕上げにも粉にしたものを表面が黒くなるほどかかっていて思わず笑ってしまった。
そのほか宮保鶏丁(写真なし)は鶏肉とピーナッツを唐辛子とともに炒めたものこれはましであった。。
仕上げの坦々麺はこれもまさに日本のものと様相が異なる。花椒と唐辛子と芝麻醤?が入った最後まで口を冷やすビールが必要な料理だった。
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秀逸は豚肉と唐辛子を炒めたものをバンズにはさんだもの。。これは見た通りの味なんだけどパンのあっさりした感じがご馳走に思えてしまうのが四川料理の凄さか。。。
デセールは揚げたきな粉餅。柔らかくてパリパリして、砂糖を大量に使ったこのような極端に甘いものが妙に美味しい。頭の毛細血管がかなり開いた昼食であった。
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晩ご飯は上海料理。。。
上海料理は煮込みものを連想させる。魚の胃袋の煮込み、なま この煮込みが有名。
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この店の看板料理の鶏に高温の油をかけて仕上げるよくテレビで見る料理。。これは秀逸。。
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蝦子大烏参というナマコを醤油で煮込んだ伝統料理や川魚の料理などかなりの種類の料理をいただいた。右下はドメスティックのサントリービール。。イマイチ君。。
この日は上海雑技団などを見て終了。


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