中華料理

義鳥(中国) その③

翌日は携帯電話をタクシーに忘れまたカメラのバッテリーも切れてしまい記録がとれずしまい。気を取り直して次の日の朝は少し晴れ間があったので早速ランニング。。

朝食は屋台がお約束。。。さつま芋の入ったお粥は1元(13円くらい)クレープみたいなのに野菜や揚げたパンをはさんで甘辛いソースを塗ったものが私のお気に入りで2元(今回3度朝食で食す)。。。これに小豆の混じった温かい甘い豆乳1元はお汁粉のような感じ。。

目の前で皮を作って餡を一つづつ丁寧に包んだショウロンポは8個で2元なり。。バカウマ~。

黒酢を掛けていただく。美味しくないわけがない。。。ランニングの途中だけどお腹いっぱいになって帰りはタクシーで帰る(トホホ・・・) この日は午前中は福田市場の近くの食品卸市場を見学する。包装資材や衛生資材、食品のほとんどのものがフルラインアップ。。味見をしながら一通り見学する。。

お昼御飯は市場の横に屋台が勢ぞろい。よく見れば弁当を売っていて熱いご飯と好きなおかずを指差したのを店の方が入れてくれるというシステムらしく。早速所望する。。。。

麺の専門店や鉄板焼き、ワンタンの店など様々なテイストの店が立ち並ぶ。よく似た店がたくさんあるが流行ってる店とそうでない店があるのは興味深い。

一番行列のできていた店で適当に美味しそうなものを指差してイートインコーナーで3人でランチタイム。

お店の裏を見ると麺を作っていたりご飯をひたすらよそっていたりと分業が出来ていたのには感心した。豆腐料理と豚肉の煮込み鶏の煮込みと白菜の炊いたのなどと白ご飯で12.5元。。(約170円)これで3人分。。。日本で同じ経営構図で商売したいと思った。本町あたりですればええ感じやろなと友人と話した。

晩ご飯はテイストを変えた中国料理。。説明してたんだけどあまり聞いていなかった。豚バラ肉の炊いたのや骨付きカルビの焼肉車エビの炊いたのにハチノスと心臓の煮込んだものきゅうりの口なおしはお約束。

くらげの酢の物に豆腐のや焼き物に空芯菜の炒め、生きた小エビを紹興酒に漬けたものは初めていただく。。でも結構普通。。サザエのボイルの酢の物やアサリの炒めなど結構いい食材がラインアップ。紹興酒をあけまくって一人2000円也。

次の日の朝、上海に向かう。到着後、新天地にあるティンタイフォンに直行する。世界中に60店舗以上。大阪高島屋にもある。まずはスタンダードな豚肉のショウロンポウ10ヶ58元を所望する。刻んだ生姜とともにいただくとかなり旨い。スープがたっぷりで皮が他店のショイウロンポウと違うのが一目瞭然。。

箸で持ってもスープがこぼれない。。。あまりこういった料理はミーハー的(死語)であまり食指が動かなかったけど今回はホント美味しいなあと思った。周りの女性の方々も結構喜んでいた。。サービスや接遇もかなり洗練されていた。

この店、海や北京を中心に中国で20店以上、日本でも12店舗、台湾も7店舗あとアメリカや韓国でも30店舗合わせて65店舗を世界中で展開。。

きゅうりの酢の物23元(315円)、名物の海老入り卵チャーハン58元(約800円)はかなり美味しかった。。そのほかに豚肉スープ入りショウロンポウを所望したが普通のスタンダードなものの方が美味しかった。ショウロンポウはこのほかにも鶏肉入り、キノコ入り、フォワグラと鶏肉入り、蟹味噌と豚肉、フカヒレと蟹味噌、黒トリュフと豚肉(一つ240円)などさまざまなショウロンポウがラインアップされていた。

壁に日本の俳優が映画のロケで来店した記念の絵が描かれていた。左から2人はキムタクと言っていた。関東地方の小学校の給食のメニューの一番人気がキムタクと言っていた。よく聞けばキムチとたくわんを炊きこんだご飯をそういうらしい。。どっちでもいい話だが・・・

上海に長年通っておられる友人の外食コンサルおすすめの鶏肉スープ50元は鶏肉がたっぷり入っていてその鶏が味が深くてかなり旨い。ブロイラーでないことは確か。その骨付きの鶏がホロホロになるまで炊きこまれコクのあるチキンスープは黄金色に輝いている。塩分は薄いんだけどここまでエキスがしっかりと抽出しながら嫌な癖のないチキンスープは初めてだった。これだけ3杯くらいいただきたいと思った。

揚げパイクーもかなり美味しいしシーフードショウロンポも中の海老がいい仕事をする。。ごままんじゅう一つ10元。。。とても綺麗なオープンキッチンでショウロンポウを作るのを実際に見ることが出来る。

そのあと田子坊を散策。寿司と書かれた大きな提灯の出た店を発見しビールをいただくことに。日本から上海に寿司を握りに凝られた板長と私より流暢に日本語を話す若くて美しい中国人オーナーの店。

お店は3階建でとってもスタイリッシュ。個室もあって料理も本格的。日本酒もそろっていて寿司のセットもとてもリーズナブル。塩辛とほっけの焼き物で日本酒を食らう。オーナーとカウンターでいろんな話をする。。シンガポールのアップルで働かれておられ自主独立で和食店をする。。

「私は日本がとっても大好きなの。。」と言っておられたのが印象的。

板長は上海万博で日本のチェーン店から上海に寿司を握りに来られこの店にスカウトされたとのこと。丁寧で衛生的でクリエイティブないい仕事をする。食材が充分そろわないのが残念だがその部分は腕で勝負。。。

一瞬だけど日本の味に出合えてほっとした。。お店の客は7割が中国人と言っていた。日本からどんどん訪ねて行ってあげて欲しい。。。

オーナー(推定27歳くらいか)とも話が盛り上がり上海の一押しクラブ(女の人が隣に座るクラブでなく踊るところ)やホットスポットを紹介していただきお店がみんなで終わったら一緒に行こうと約束する。。

体力温存のためホテルで小休憩をしたら日本酒の酔いもあり爆睡。。。気がつけば朝になっていた。。マダム梁!すっぽかしてゴメンチャイ。。せっかくの上海の夜を無駄にしてしまった。。。。。(涙)

8日間の旅でしたがいろんなものに見て触れてバイイングの勉強をしっかりとさせていただいた。何でも体験することが大切ということも身にしみてわかった。。

1200個買ったミニ懐中電灯は電池が入っているため輸入できないことが判明。。。。えらいこっちゃ。。社員の報告を見るために持ち込んだIpadはパケ放題にするのを忘れ45万円の請求。。。。(即死状態。。)

携帯はなくし土産も一部どっかに置き忘れた。。。

せやけどそれ以上貴重な経験をさせていただいた中国の旅でした。。。

おしまい。。。

中華料理 海外

義鳥(中国) その②

翌日も福田市場にて視察。。会場がでかいために迷子になったり目当ての商品を捜すのに一苦労。。。

いろんな生活雑貨や衣料が破格の値段。。若い方が副業でひと月に100万稼げるのも納得。。弊社が思いっきり使う白衣も1着130円也。。。あほらしくて日本では買えない・・・

この日の昼食も市場内の食堂。。好きなものを好きなだけ食券のようなものを買って食べる仕組み。

鶏の炊いたんやトマトと玉子の炒め空豆に豚の煮物、ラーメンにご飯。。。締めてこの日も一人150円也。。ネクタイは一本60円。。。ぎょえ~と言う値段。。お土産に買って帰る。。でもホテルに忘れてしまった(涙)

晩ご飯は海鮮料理。水槽には伊勢海老や車エビ、アワビなどの高級食材が水槽で泳ぐ。。好きなものを選んで調理してもらうということらしい。調理場もオープンキッチン。

前菜は鴨の舌・・・これはこの地域の中国人の子供から老人までみんなが好むものらしい。コンビニでも燻製にしたものが思いっきりたくさん並んでいた。鴨の舌をしゃぶりながらしがんでいただく。。結構グロイね。。鶏の足の爪もボイルしていただく。。コラーゲンたっぷりでなれたら結構いける。。。中国人は全ての部署まで残さず使い切ることに驚く。。胡瓜を味噌を付けていただくのと北京ダック。。アサリの炒め物。。どれも口に合う。。ビールと紹興酒で思いっきり食す。

豚バラ肉の炒めやコラーゲン満載の煮込み、マーボ豆腐に鶏煮込み、牛肉とエンドウの炒め、椎茸煮込み。。。美味しすぎる~野菜が思ったより美味しいのには驚き。中国野菜っていい印象なかったけど日本の野菜より味が濃いのが確実にわかる。。。

春巻きにすっぽんの煮込み山芋のチリソース、ゴボウの煮物、烏賊と貝の炒め、青菜炒め。。紹興酒とビールを思いっきり飲んでこの店もお一人1500円なり~ (やっす!)

食事の帰りにスーパーマーケット見学。。結構高級なスーパーで品ぞろえも豊富。中国も共働きが増えて惣菜や冷凍食品が多いのにはびっくり。。豚まんの皮なども冷凍がたくさん。。時代が変わったなと感じながらこの国の強烈なエネルギーを実感する。

野菜や肉も種類は豊富。サーモンは多分輸入物で日本と同じくらいの価格。すっぽんやカエルもこの国では日常の食材である。。。。。

2年前から中国語を個人レッスンで受けているが習っているのが北京語らしく杭州、上海では、上海語が話されていてこの義烏は義烏語だそう。片言で話しても全然通じないことにショック。。

ガイドの女子大生に中国語で話しても「社長!日本語で話してくれた方が伝わります」と言われショックを受ける。

ノベルティーに使うキーホルダーになったLDS懐中電灯を1200本仕入れた。。。将来自社の核商品を作るために今回は中国で生産・加工・運搬・貯蔵・集荷のシステムを学んだ。たとえば交渉は立って話をすることとか生産工場の見学も必要であるとか検品がもっとも大切であるとか、身を持って感じることが出来たのは大きな収穫であった。

通訳者の使い方や様々な商品の相場観(例 IHフライパン91円 紙コップ1円 布巾6円 消しゴム3円 バスタオル298円 便座カバー58円 傘52円 長くつ151円 など)もしっかりつかむことが出来た。。

この日もとても疲れたのでマッサージして寝た。。70分1000円くらいでした。。

続く・・・・

中華料理ラーメン 海外

義鳥(中国) その①

最近アジアでも注目度が急上昇、昨日もガイアの夜明けで特集されていた中国の杭州にある「義烏(イーウー)」に行ってきた。「アジア最大規模」の卸売市場で世界中からバイヤーが集まる活気あるれる街です。「上海」からは南西に約4百キロの所。バスで上海の空港から4時間半かかった。。(ああしんど・・)

深夜現地に入りマッサージをして翌日は福田市場と言わる義烏市にあるメインの卸売り市場を見学。幕張やインテックス大阪のような常設ブースが約6万軒。。 

商品数なんと170 万種 類。市場は東京ドーム30 個分の広さで家電製品、玩具、化粧品、手工芸品、衣料品、寝具、革製品、家具、文房具、ニット製品など手に入らないものはないと言われている。とにかく義烏では中国で生産されるあらゆる生活雑貨や日用雑貨が手に入ると考えて間違いないようである。今回はバイイングの勉強と研修を目的として訪問。

市場は1区から5区に取扱商品ごとに分かれておりカテゴライズはされているのだが端から端まで直線で歩くだけで約4時間かかる。しっかり見て回ろうとすれば優に一週間の時間と体力が必要となる。交渉してたら2週間は必要である。この市場は基本的に卸売市場で小売りはない。しかしながら交渉により有償でのサンプルの販売はあるようである。

価格は日本国内の販売されている価格の1/10~1/20ぐらい。例えば、日本で600~1000円ぐらいで売られているネクタイは80円~120円ぐらいで販売されている。

最低仕入れロットは思いのほか多くはなかったが価格が安い1本2円のボールペンなどは最低1万本の購入が必要と言っていた。又送料が商品代よりも高くつくことはよくある話。

福田市場で商品を仕入れネット販売する日本の若者が多いとテレビでやっていた。しかしながら不良品も多く検品が必須であることを同行いただいた敏腕若手コンサルに教えていただいた。

途中で歩き疲れて市場内にある食堂にイン。好きなものを好きなだけとるシステム。アルコールを感じない青島ビールとともに適当におかずをオーダーする。。

麺類はおじさんが手延べしているのが印象的。

豚肉のだんごが入ったスープ、豚肉のミートローフの上に目玉焼きがのったもの。野菜炒めにパラパラの焼き飯。ワンタンスープにおじさんの手延べそばは肉がてんこ盛り。。これをガイド兼通訳の現地女子大学生と友人の3人でシェアして一人160円也。。。(やっす!)

 

食事が終って再び見学。夏仕様のランチョンマット発見。。日本で800円くらいのものがここでは一枚38円也・・・(ホントかよ!) ロットは300枚と言っていた。。

晩ご飯は現地の5つ星レストラン。

くらげと胡瓜の酢の物はお約束。。骨付きカルビ肉の甘辛煮。青のりと豆腐のチキンスープ。茄子の中華風田舎煮。青い中国野菜の炒め干しエビの味。。どれも秀逸で美味しい。

空芯菜の炒め、牛バラ肉を片栗で揚げたもの。。鶏の炒め、豚バラ肉の炊いたのを花巻きパンでサンドしたもの、焼きショウロンポは汁が噴き出す。。。焼き餃子で〆。。。

ビールと紹興酒を死ぬほど飲んで一人1500円也。。。ホントこんな値段でいいのかと逆に気を使う。。しかしこの国では料理人や配ぜん人の給与が20000円~30000円と言っていた。。

歩き疲れたので足裏マッサージをして就寝。。。

(続く・・・・)

 

 

 

中華料理 海外