中華料理

点心飯店

阿倍野筋の松虫交差点南にある地元に根ざした人気大衆中華料理店を訪問。店名は「点心」と「天津」をかけているのか、点心が売りなのかはよくわからないが昔からある人気店。切り株のまな板を使用しカウンタ−越しにご主人の仕事が見える特等席に座る。

ビールを所望して餃子260円を所望。これは奥さんが担当でカリッと焼き上げられていないふにゃふにゃ餃子なんだけどファンが多く難波の専門店にレシピを提供していると聞き及ぶ。野菜が多いんだけどニンニクもしっかりと塊で存在していて個性的な仕上がり。そのあとは海老の唐揚げ670円を所望。海老の天ぷらでないところがポイント。これは普通に美味しい・・

常連の方はレバーの唐揚げが人気とのこと。ご主人の仕事ぶりがとても細かくて野菜はカットしたてにこだわる。。

〆の天津飯は葱と卵だけの潔さ。透明ではない白濁した優しい味付けの餡がしっかりかかっていてとてもいい塩梅である。周りをみると地元の大人の1人使いが多いようである。こういった街場の大衆中華料理も最近希少になってきた気がする・・

大阪市阿倍野区阿倍野元町5-6
06-6623-8514
水曜休 / 17:30~25:00<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27015417/?tb_id=tabelog_62c4f55c13623628924cd929ba3cebfdd1994f48″>点心飯店</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC030101/”>中華料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R8248/rstLst/”>東天下茶屋駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R9296/rstLst/”>松虫駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R3184/rstLst/”>北畠駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 


カテゴリー 聖天坂, 松虫, 中華料理 |

唐菜房 大元

友人と西天満にある表記の店で昼ご飯を食べながら最近行かれた海外旅行の話を聞く。恰幅のいいご主人は知る人ぞ知る辻調にて約20年教鞭を取られていた中華料理会の重鎮。一階はカウンタ−席とテーブル。2階はテーブル席のみ。

ランチメニューは
焼味飯(焼豚ご飯) 1250円
海南鶏飯 1050円
香烤鶏飯(ローストチキンライス) 1200円
四川担々麺 900円
葱油湯麺(葱そば)850円
豆芽湯麺(もやしそば)750円

ここから海南鶏飯 1050円と四川担々麺 900円と豆芽湯麺750円を所望してシェアしていただく。

海南鶏飯はいわゆるタイ料理のカオマンガイ。低温調理されてしっかり冷やされた鶏肉はしっとりとしたロゼ色に艶かしく光り、一瞥しただけで技術の高さが伺える。ジャスミンライスも70℃に保たれたコンベクションで作られ何度もチキンスープを追い出汁して品よく仕上げられる。

厚目にカットされた鶏肉はしっかりとした歯ごたえで引き締まっていてとてもいい食感。タレは中華醤油と生姜の入ったものの2種類。テーブルにはチリソースも添えられる。しっかり味の染み込んだプルプルの皮部分もこの料理の醍醐味。

ご飯を少し残してスープに入れて掻き込むのが大好き。

もやしそばはしっかりめに湯がかれた細麺に脂分をしっかり感じる鶏系の特徴のあるスープ、炒められたもやしが乗せられたシンプルなもの。黒胡椒がアクセント。説明が難しいけどアジアのホテルの朝食で頂くような味。

担々麺はオレンジ色のスープに青菜と肉味噌がトッピングされる。特別辛くはないけど白胡麻と香草がアクセントになる。まったりコクがあるけど素材構成は判らない・・・スープが喉を通ったあとから青臭い風味が鼻に抜ける。陳健民のオリジナルバージョンを踏襲しているとの事。

食後は裁判所前の近くの「ELK KAFFE(エルクコーヒー)」で小休止。お薦めの北海道の焙煎所のシナール マンデリン800円をいただく。ネルドリップで時間をかけて注いで頂いたものはかなり深入りで濃くて柔らかな苦みがあるもの。とてもぬるくて推定70℃くらいか。雑味はなくてチョコのような香りも悪くない。とても勉強になりました・・・

大阪市北区西天満4-5-4
06-6361-8882
11:30〜14:00LO、18:00〜22:00LO
日曜、祝日休み


カテゴリー 西天満, 中華料理 |

s.201

昭和町にある表記の点心の店をランチタイムに訪問する。普段は夜にウイスキーを飲みながら小腹がすいたら点心注文というバー使いで利用するんだけどこちらの点心が美味し過ぎて晩ご飯を食べたあとなのに更に食べまくってしまうのが常で困る。

場所は地下鉄昭和町駅4番出口から徒歩1分のミスタードーナツの入るピンクの築50年のおんぼろビルの2階。店名は昭南ビル201号室の意味。同じビルには個性的な店がたくさん入る。

かなり穴場の店なんだけど昼時は女性客で大賑わい。福臨門出身のサービス担当オーナーと料理長の2人で切り盛り。昼時はオーナーの奥さんもお手伝い。

昼のコースは1500円と福臨門のシグニチャーメニューの餃子スープのついた2000円のコースの2種類。この日は1500円のコースに好物のハチノスのスパイス煮込みをアラカルトでつけて頂く。

最初に出て来るスープは香港や銀座の福臨門とほぼ同じものが味わえる。私は香港に行くときは九龍の店か香港島の店に必ず行くようにしている福臨門マニアでそちらで頂く1人前2000円の餃子の入ったスープと自家製の透明感のある味わいのピータンは他に類のないものである。

金華ハムやいろいろな食材をじっくりと蒸し煮にしてつくる上湯は塩分控えめの澄んだ味わいながら驚くほどのコクがある。中華料理でシンプルを極めるとピュアになるという言葉があるがまさにこのスープにぴったりである。小さなワンタンとユリの花の芽の金針菜や茸が添えられる。

最初に皮の薄めの小籠包と生姜の入った鶏肉餃子は生姜の入った紅酢と辛味のある醤を薬味としていただく。海老餃子は期待通りプリプリで野菜餃子はセロリや白菜、椎茸などたくさんの野菜がぎっしりと入る。プロッコリーに貼付けられた海老とイカのすり身の卵白和えも絶品の美味しさ。このあと揚げワンタン、中華ハムと干海老がよく効いたプルプルの大根餅も上質。最後はモチモチの水餃子で〆。すべての料理が一品ずつ丁寧に熱々の出来立てを提供して頂けるのも嬉しい。

食後は近くのガロート珈琲がおすすめです。
過去のS.201はこちら

大阪市阿倍野区阪南町1-50-28 昭南ビル2F
050-5785-0719
ランチ11:30~14:30 / ディナー18:00~24:00
水曜日定休


カテゴリー 昭和町, 中華料理 |