フレンチ

カラーズ

北新地の本通りにある路地の蜆楽通りの入り口、かに道楽の横にあるカジュアルフレンチ。カジュアルなんだけど手間暇かけた料理がとても美味しいために気心知れた友人との食事によく利用する。店は1階のカウンター席と2階の個室に別れていて入口も別々。新地本通りからの入口は1階カウンター席のみで2階の個室には路地から入るようになっている。

座付はいつものようにカプチーノスープ。この日は栗のスープで季節感満載。

お任せの前菜の盛り合わせは雲丹のフラン、ポテトサラダ、赤海老のカルパッチョ、鯖のオムレツ、イワシのマリネ、黒豆のガーリックソテーなど・・・

シーフードサラダも新鮮な魚介がたっぷりで食べ応え満点。。オリーブを刻んだものやバジルソースにつけると味変が楽しめてとてもいい。

好物のオマールのソテーは冷凍なんだけど火入れと味付けが絶妙でブルーブランのソースとともにあっという間に平らげてしまう。。。

渡蟹のパスタもホタテやアサリがてんこ盛りでワインが進みまくる。。美味しすぎていつもワインを飲みすぎてしまう。。帰りは硯楽檸檬で立ち飲みフルーツチューハイをいただいてから家に帰る。

過去のカラーズはこちら

大阪市北区曽根崎新地1−6−7
06-6345-5669

カラーズフレンチ / 北新地駅大江橋駅西梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 梅田/JR大阪, フレンチ |

コントワールフー

北新地にある表記の店を訪問。こちらは連絡先非公開、紹介制のお店。
訪問した客が帰りに予約をして帰るので一般客の来店が困難なお店の一つ。

料理の内容は超豪華食材を使ったフレンチをベースに、イタリアン、和食、中華の垣根を超えたイノベーティブ。

座付きは200度のオーブンで2時間焼き上げた百合根の上にロシア産のキャビアをてんこ盛りにしたものからスタート。キャビアは塩の代わりで百合根をいただく料理とのこと。

続いては淡路産のメヌケ鯛を熟成させたものに青海苔とガスパチョで作ったスープをかけて五島列島の赤ウニをてんこ盛りにしたもの。食材の組み合わせの意外性にびっくり。

和歌山産の柑橘で酸味を効かせた酢飯状態のご飯に甘鯛を熟成させた角切りを混ぜ込んだもの。この料理は香りの設計がとてもうまく出来ている。

締め鯖の皮目を炙ったものに九条ネギのソースと黒七味をかけていただく。夏の鯖だけど上質な脂が乗っていてシャンパーニュにとてもよく会う。

一度マッシュした富田林産の海老芋の上にローストしたエビを添えたもの。。香辛料とソースの立体感が秀逸。

シャンパーニュはミッシェルツルジー。。とてもドライでフルーティー。。この店の料理は最後まで泡でいただくのがオススメ。

揚げた巨大サイズののどぐろの上にその日解禁のアルバ産の白トリュフをこれでもかというくらい摩り下ろしたもの。トリュフの香りでカウンター席が一瞬で華やかになる。

10人の客の料理を一度に一人で作るんだけど提供する温度や盛り付けのタイミング、サービスも全く隙がないことに敬服する。

柔らかく戻したフカヒレの上には熟成させたクエが鎮座。食材と調味料の出会いも素晴らしい。

黒毛和牛の千本筋部分を3日間かけて柔らかく戻して自家製のラー油で和えた中華風の一品。

途中で大きなキャビアの缶が開かなくなって少しお手伝いをしたら「お駄賃」と言ってキャビアを少し供していただいた。小さな気遣いがとても嬉しい。

締めはマグロ節をベースに魚介のアラを炊き込んだスープを混ぜたラーメン。。このスープが美味しすぎて飲み干しそうになった・・・次回の予約は来年の6月とのことです・・・・会計は自分史上最高の支払いでこちらも記憶に残るものでした。。

コントワール15ビストロ / 西大橋駅四ツ橋駅心斎橋駅
夜総合点★★★★ 4.0


カテゴリー 梅田/JR大阪, フレンチ |

コーイン

フレンチをいただいて久しぶりに心を掴まれた・・・・

グルメマダムの友人に誘っていただき上本町にある表記の店を訪問。上本町の大通り沿いにあるんだけどかなりわかりにくい隠れ屋のよう。駅から南に徒歩3分くらいなんだけど間違いなく通り過ぎてしまうファザード。

2重の重厚な扉をあけて中に入ると高い天井のシックな内装のこじんまりした空間が現れる。料理は5800円と10000円のコースがあるんだけどこの日は特別に16000円のコースを誂えていただく。それにワインをペアリング5000円していただく。

アミューズは一口のバスク風ハンバーガー。シャンパーニュとともに楽しむ。。

この日料理に合わせていただいたワイン5種。(1種は撮り忘れ・・・)

一口目はズワイカニの身に走りの新ジュンサイをてんこ盛りにしたもの。。美味しくないわけがない取り合わせ・・・上質のジュンサイの歯ざわりと滑りがたまらない逸品

続いてキャビア1缶登場。。。ホットケーキのようなものに大量に乗せてレモンを絞っていただく。。なんとも贅沢なメニューなり・・・・シャンパンが進みまくる・・・

続いての前菜はウサギのパルティーニの上に細かく切ったモンゴウイカを乗せたものにフランス産バスク豚をの種類のキントア豚で作った生ハムをあしらったもの。ウサギのねっとりした食感コク、イカの食感、ハムの塩気がとてもいい相性を見せる。

続いてスッポンのコンソメ登場。一口いただいたら胸がきゅんとなる美味しさ。身以外に卵やえんぺらも入ってとても滋味深くスッキリした味わい。この料理はフレンチでは初めていただいた。。記憶に残り続ける料理なり・・・・

徳島の黒アワビは冷菜と温菜の2種仕立て。ビネガーを使ってさっぱりと仕上げた冷菜と柔らかく蒸しあげて濃厚な肝のソースで仕上げた温菜のコントラストが楽しい。なんとも贅沢な初夏の献立であろうか。

魚料理は高級魚のオコゼのファルシ。オコゼの身を開いてエビやカニや貝柱をミキシングしたものを詰めてまずはプレゼンテーションされ、その後に車海老と濃厚なアメリケーヌソースを添えて供される。オコゼの身もプリプリで皮のゼラチンも秀逸。クラッシックなソースなんだけどワンランク上の味わい。

別皿で野菜が供される。シェフが自分の畑で作ったものばかりでこの日のために収穫したもの。。甘みと野菜の旨味にびっくり。。アスパラは5年目と言っておられた。

肉料理はルクレーゼ鍋で骨つき羊肉を野菜と一緒に蒸し焼きにしたものだけど火入れが完璧でびっくり。これも最初にプレゼンテーションしていただける。肉の繊維がしっかりと感じられて脂の甘さも秀逸なり。

フロマージュはラングレ、ブルードコース、ブリードモーの3種・・・。

デセールは自家製のお菓子を中心に6皿登場。ここまで豊富なものは生まれて初めて。。お腹パンパンなので食せないものは土産に包んでいただく。

食後はシェフ登場で料理の説明と食材談義。このオーナーシェフは「湯浅 好胤」さんで、名前が《こういん》と読むので「レストラン コーイン」らしい。料理に対するこだわりと情熱にビックリ。。このようなオーセンティックなフレンチがこの店でいただけることに感激。

6月再訪予定・・・

大阪市天王寺区上本町7-2-1 日住ビル1F
電話: 06-6775-8688

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27002903/?tb_id=tabelog_92ee0f9e98d157bd48916ce18a8d298ad88993eb”>レストラン コーイン</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC021101/”>フレンチ</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/R1170/rstLst/”>大阪上本町駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/R6031/rstLst/”>谷町九丁目駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R4633/rstLst/”>四天王寺前夕陽ケ丘駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

 


カテゴリー 谷町九丁目/上本町, フレンチ |