とんかつ

とんかつ ますいや【大阪市 高殿関目】 【大阪市 鶴見】

城東区にある表記の人気とんかつ店を一人で初めての訪問。城東区民なら知らない人はいないと言われる創業40年の老舗店。国道1号線と内環状線の間くらいで済生会野江病院を南に150m行ったところに位置する。駐車場はないけど近くに60分100円のコインパーキングあり。ランチタイムは行列ができるのがわかっていたので11時30分の開店15分前に到着。

お店は4人掛けテーブル席3卓、2人掛け1卓で厨房は3人配膳は女性2名で切り盛り。ヘレカツが有名なんだけどこの日は友人から聞いていた四元豚を使用した「特選一口ヘレカツ2000円」に有頭エビフライ600円をトッピング。ライスは別料金。

しばらくして山盛り大きなサラダが運ばれる。カスタードクリームのようなドレッシングが特徴的。少しニンニクの風味のする味噌と醤油の入った(多分・・)和風のマヨネーズソース。しっかりと乳化されていてこってりしていながら滑らかでびっくりするくらい美味しい。販売しているなら買って帰りたいレベル。

サラダを完食する頃にご飯と味噌汁が運ばれる。このご飯が美味しすぎてびっくり。滋賀産の「ヒノヒカリ」なんだけどご主人の親戚が作るピロール米という農薬や微生物を使わない特別な栽培方法らしい。

そのあとに特上ヒレカツにつけるソースが登場。
ソースは3種でミネラルが豊富な岩塩のピラミッドソルト、口の中をリセットする特製のマスタードソース、オリジナルのマスイヤソース。

そしてしばらくして特製一口ヘレカツとエビフライが運ばれる。一口カツだけどサイズはかなりの厚みと大きさで全く一口ではない。塩をつけて一口いただくとサクサクでラードの香りと旨味が感じられる衣としっとりしてきめ細やかで柔らかいヘレ肉の食感がとてもいい。歯を立てるだけで嚙み切れる柔らかさで肉の旨味もしっかり感じられる。

ボリュームのあるヘレカツを一気に食べた後でのエビフライも素材の良さにびっくりする。冷凍有頭エビって同じサイズでも商品によって3倍の価格差があってがっかりすることが多いんだけどこちらの海老はプリプリで味噌も美味しくて感動のレベル。

添え野菜から味噌汁、ご飯、サラダなど全てにおいてきちんと隙なく作られる姿勢に敬服。トンカツでここまで幸せな気分になったのは久しぶりです。。私の中では大阪で1番好きなお店です。

大阪市城東区今福東3-3-23

とんかつ ますいやとんかつ / 今福鶴見駅蒲生四丁目駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 高殿関目大阪市 鶴見 とんかつ

とんかつ一番【大阪市 北加賀屋】

住之江区の中加賀屋にある表記のとんかつ専門店をランチタイムに訪問。地元に根ざす老舗店で常連率がかなり高く、昼間はいつも満席が続く。界隈にある同名のとんかつ専門店との関係は不明。しかしながら個人店経営なのは間違いない。場所は地下鉄の北加賀屋駅から徒歩5分、アーケードのある加賀屋商店街のすぐ近くの下町に位置する。

カウンター5席と小上がりの座敷が3卓。にテーブルが3つとカウンターが5席ほど。すごいスピードで仕事をするご主人と弟子の若い方と奥さんで切り盛り。ランチタイムは豚汁とサラダがつく定食メニューが人気。

一番とんかつ1650円はお造りがつくのが特徴。店に入るとお水とどういうわけかスポーツ新聞を渡される。この日はヘレおろしとんかつ1320円を所望する。

とんかつの揚げ色はかなり浅め。ポン酢に生卵ともみじおろし、味付け海苔数枚の入ったものに付けていただく趣向。とんかつの肉はしっかりと叩いているのでとても柔らかい。衣もサクサクしてとても美味しい。ポン酢に浸かった味付け海苔を肉と一緒にいただくと味変ができて楽しい。豚汁も感心する味わい。食後にミニアイスコーヒーが出てくるのもこの店ならではの楽しみ。

玉ねぎと一緒に和風出汁に浸かった和風とんかつなども大人気。オムライスの上にとんかつが乗ったオムとんかつもオススメです。。

大阪市住之江区中加賀屋2丁目2-20
06-6682-5288
11:00~21:30
月曜休み

大阪市 北加賀屋 とんかつ

とんかつ一番 天神ノ森店【大阪市 天神ノ森】

天神ノ森駅徒歩2分の場所に位置するとんかつ専門店。50年以上続く老舗店で業種はとんかつ店なんだけど刺身や寿司もあってテーブル席だけでなく座敷もあるという昭和ならではの名物店。会計の時に金髪でパンチパーマの女将さんがヤクルトやバナナ、みかんなどをサービスでくれたのが懐かしい。

しかしながらその名物店も2020年5月に閉店を余儀なくされ残念に思っていたところ、その数ヶ月後に働いていたスタッフさんやお店のファンの方々が「復活プロジェクト」と称してお店をリスタート。新生とんかつ一番としてお店は継続となる。今回、数年ぶりに訪問したけどお店は外観、内装とも全て昔のままで若い女性スタッフと調理スタッフさんが店を切り盛り。当時の名物メニュー「世界のデカトン5500円」等の名物メニューは無くなっていたけど特製ポン酢でいただく「おろしとんかつ」などの懐かしのレギュラーメニューは健在。

この日もランチタイムは肉体労働系の客で大賑わい。オススメの日替わりランチ980円を所望する。

創業以来この店の名物と言われていた特製のデミグラスソースにどっぷり使ったポークソテーとジャガイモのコロッケ。ケチャップがたっぷりかかったオムレツの下には白いご飯が隠れている。トマト味のスパゲティの付け合わせ、衣のみがしっかり主張するエビフライなどツッコミどころ満載のプレート。

大阪のあちこちに同名のとんかつ店があるけど関係は不明。

大阪市西成区天神ノ森2丁目1-21

 

大阪市 天神ノ森 とんかつ洋食