カテゴリー:麺料理

プノンペン【大阪府 堺市】

堺に行くとたまに立ち寄るラーメン店。。個性的な味と接客がは大きく好みが分かれるところ。 4人掛けテーブル席3つとカウンター席が10席ほど。最近は店の前に専用の駐車場もでき大繁盛の様子である。お昼は時間をはずさないといつも満席。 初代いかつい店主(最近は代が変わって息子さんが調理をしている)が小さい頃に父親に連れられた堺のカンボジア人屋台で食べた味を、思考錯誤の末に再現している。数十年前に中華料理店をOPEN!全国各地を渡り歩いて見つけた素材を使い、試行錯誤の年月を経て完成させたプノンペンそばを店名に・・・・と店内に掲示されている取材記事に書かれてあった。。 misesaki.JPG 注文はプノンペンそば1000円。カウンターで見ていると5人前くらいを一度につくる。。でっかい中華鍋にトマトの角切りと豚肩肉を入れ鶏がらスープで煮込む。そこに酒、塩、醤油ダレを入れて唐辛子と茶色のゼラチン質の不思議な物体を少し入れる。。これがポイントと見た。ここでおろしたこだわりのにんにくを投入して強火にして自家栽培らしい杓子菜とセロリをぶち込んでました。 punonpensoba.JPG このラーメンのポイントはまさにこの野菜と思った。辛いスープなので野菜の味が分かりにくいが実に甘みもよく出て白菜のように水っぽくなくどちらかと言えば白菜のような味と形状であった。 トマトの酸味とセロリの香味もよく効いて実にエスニックな味わいである。。 価格は少し高いがこれだけはやっているということは相当の価値があると言うことである。。。 私の周りの方はみんなよく知っているお店です。 私は10年前に年間4回プノンペンを訪れてラーメン食べたけどもっとあっさりしていた記憶がある。。 堺市堺区中之町西3丁2-33 072-238-3287

大阪府 堺市 ラーメン麺料理

【大阪市 岸里玉出(南海)】 【大阪市 玉出】

国道26号線玉出の交差点より2つ北の玉出中1信号を西折れてすぐ北側。公園の向かい。 表にいすが置いてあるということはウエイティングがあるということ。。

この日伺った時も10組くらい待ったあとがあった。お店はテーブル席が5席で結構広め。若い御主人と女性のスタッフ4名で切り盛りされていた。。昔からある普通のうどん屋だったんだけど息子さんが跡を継いで 讃岐風うどん の 「ゆがき立て」 にこだわって改装した店。

お勧めの楽ぶっかけ1100円を所望する。

もっとしっかりコシがあるのかと思ったがそれほどでもなく逆に食べやすい。。 美味しさが実感できるうどんだった。。天ぷらも海老にち竹輪、半熟玉子にカボチャとバラエティーに富んでいて揚げ方もカリッとしてとてもいい。。ぶっかけ出汁も鰹がよく効いて美味しい。

地元の繁盛店のオーラもしっかりあって下町らしくちらし寿司やかやくご飯のセットも充実。 カレーうどんに茄子日とブロッコリーとチーズが入ったのが美味しいと友人が言っていた。。

すぐ近くにコインパーキングもあるよ。

大阪府大阪市西成区玉出西1-5-13 TEL:06-6661-8577 定休日:月曜日

大阪市 岸里玉出(南海)大阪市 玉出 麺料理

うれう 12月【大阪市 塚西】 【大阪市 玉出】

今年の最後はやはり玉出駅東のうれうにて好物の「アボガドうどん」をいただく。。 このお店のうどんを最初にいただいたときは本当にぶったまげた。 きりりと引き締まったエッジの立った固いだけではなくビヨーンと伸びのあるうちたてで湯がきたてのうどんに生のアボガドをつぶしたものを乗せて揚げたての上質な竹輪の天ぷら乗せて山葵と海苔でいただく。。トッピングはこれも上質な生若布。。。。 一見奇天烈に見えるが食材的にはすべての相性がよくたまに無性に食べたくなる。。よく考えられた取り合わせで実に高品質な料理となっている。個人的には900円の価値は十分にあると思う。 この店の鶏のから揚げもすごく美味しいし、最初は物足りないと感じた掛け出汁も最近はかなり洗練されている。化学調味料を排した透明度のある甘過ぎない、くど過ぎない味わとなっている。 豚バラ肉とゴボウを入れた付け汁の釜揚げも秀逸。湯がきたてのうどんで焼うどんをしたり、冷やしカレーうどんも斬新的でしかも超うまかった。。 この夏、新登場のトマトのシャーベットの乗ったドライカレーうどんもかなりいけていた。。。 多分日本初であろう。。。キーマカレーの辛さとマリネしたトマトシャーベットのバランスは素晴らしかった。 ジャージャー麺もこの店ならではで肉味噌が上品でうどんと相性ドンピシャ。。。暑気払いにちょうど良かった。。。 abogadoureu.JPG しかし店主が研究心旺盛なため、新メニューがどんどん登場する。基本的に料理を一人で作っているのでオペレーションに苦労しているのが見ているだけでわかる。。。当然メすべてのニューの仕込みもしないといけなく、途中で麺がなくなってお客さんをおまたせしてしまうこともしょっちゅう。。。麺作りに没頭しているがゆえにサービスや愛想が悪いというお客やうどんの出来上がりにムラがあるという世間の評判もあるがそれはプロの目から見るとしょうがないと思うし充分な許容範囲であると考える。。。 私は誰もがしたくてもできなかったうどんを「料理」と言うステージに持ってきた店主の志に敬服している。 讃岐で修業されたと聞き及ぶが彼の作るうどんこそ自由で進取の精神にあふれ、変化への挑戦を恐れない最も「大阪らしい」うどんであると私は確信する。 大阪の百貨店バイヤ―がこの店をデパートのレストラン街に招致していただくことを心から望む。そうすれば彼の才能が十分に発揮された自由自在の麺料理がより多くのお客に知ってもらい新たな麺料理の文化とともに新たな別のステージに昇華したさらなる麺料理が大阪で生まれることであろう。。

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