麺料理

うれう 11月【大阪市 玉出】 【大阪市 塚西】

この日はヘビーユースするうどん店の「うれう」さんで一人ランチ。肌寒いのでこの店のスペシャリティーの一つ釜揚げつけ麺880円を所望。

15分くらいして出てきたのがこんな感じ。ラーメンのつけ麺のような感じなんだけど全くの和風。世間にあるつけ鴨蕎麦のような甘辛い感じ。ゴボウの香りと食感、豚肉の旨味がしっかりと出汁に溶け込んで結構複雑な味となっている。薬味はネギと卸生姜と白ごま。

真ん中にあるのが魚粉。入れると魚の香りが立ち上る。。いいアクセントかもしれない。。。とても身体が温まってほっとする味。。豚肉の脂が甘くていい感じ。

うどんは最近太くなった。。この日は少し柔らかめ。個人的にはグミのような弾力と強烈なコシを持った麺よりは肌触りがよく噛み切りやすいこの日のこの店のようなものが好み。

 

ちくわの天ぷらはぱりぱりで素材の良さよくわかるもの。最後には溶き玉子をつゆに入れていただく。。味がいきなりマイルドになってまいるど。。。

食べ飽きないように味を変えることができて何度も楽しめてとても楽しい。この店主こそ奇才である。。どんな料理を食べても奇麗に作る卓越した腕を持ち徹底的なこだわりが随所に見られる。


昼の時間は白ご飯が無料なので小ご飯をいただいて残ったつけ麺の出汁をぶっかけていただく。玉子も少し残しておけば良かったと反省。
ここまで楽しめて880円は安すぎる。。これからの季節は絶対におすすめ。

大阪市西成区玉出中2-13-23

大阪市 玉出大阪市 塚西 麺料理ラーメン

麩にかけろ 中崎壱丁 中崎商店會 1-6-18号ラーメン【大阪市 中崎町】

英会話のレッスンの前に表記のお店でランチ。最近とても有名でいろんな方に紹介いただく。何度か訪問しようとしたんだけど定休日や長蛇の行列などで今回やっと初めて入ることが出来た。場所は地下鉄谷町線中崎町駅近く、天五中崎町商店街入ってすぐ。2011年4月4日オープンと聞く。

店名は「フスマにかけろ中崎壱丁」、通称「フスカケ」というらしい。と隣の客が言っていた。お店は昭和チックな古屋を改装している。

昼間は塩ラーメンオンリーで夜は醤油らーめんオンリーらしい。この昼間の塩ラーメンを、通称「ひるしお」と呼ぶらしい。結構何でも略すお店。

店の前には「塩専門店 ひるしお」と書かれた看板。その名の通りこちらは昼営業は塩専門の「ひるしお」、夜営業は醤油専門の「醤油ナイト」として2枚看板で営業されとります。中崎壱丁 塩らーめん 元ソバ(チャーシュなし):580円 肉ソバ:680円 大盛:780円 生チャーシュー:+380円 味付けユズ塩玉子:+100円

店内の壁には「麩」(ふすま)の意味が書かれた張り紙が。「麩」とは小麦の外皮部分の事でお米で言う「糠」。いわゆる小麦の皮の部分。鉄分、カルシウム、マグネシウム等の成分が豊富でとても香り高いとの事。胚芽入りのご飯のようなものか。

お茶は冷たいジャスミンティー。ご飯はセルフで招き猫の貯金箱に気持ちだけ入れるスタイル。。私は50円入れさせてもらった。テーブルの上にはご飯用のふりかけ(さんまのでんぶ)あり。

これだけでこの店の店主のセンスの良さを感じる。

麺は2種類。つるつるとした食感とされる「麩1号麺真空リングイネ」もしくは、 もちもちとした食感とされる「国産小麦100%ホクスイ3号麺」のどちらかを選ぶ。

「麩1号麺真空リングイネ」は、小麦粉にオーストラリア産のプライムハードを使って真空ミキサーでミキシングし打たれた麺とのこと。こちらがおすすめと言われたのでその通りにする。麩チャーシューの乗った肉そば680円なり。全粒粉の麺はたまに見かける。最近はうどんに使っているところもある 。

テーブルの上には、食べ方指南のPOPがおかれていた。お店の指南通りに食べるのがラーメンを食す原理原則なり。

10分くらいで出てきた肉そばの玉子トッピングはこんな感じ。食べ方のPOPに従いまずはスープをいただく。一言で言えば「かなり美味い。。。」ホント驚いちゃうくらい旨い。鶏がら主体の動物系に魚介が入っている。そこらにある魚粉で誤摩化しているようなものではない。2階に鯛の骨を干してあったが多分そういったものを使っているのであろう。見た目よりはしつこくなくでも個性的です。節はさばか秋刀魚かよく分からんがかなりしっかりしている。

どちらかと言えば動物よりも魚介主張が強いが海老とアサリの慈味が融合してかなりいい旨味を作り上げている。スープの素材としていろんなものが入っているが味重ねが厚化粧にならず素材が喧嘩せんと奇麗にしあがっているのが凄い。

麺には、店名にもなっている麩(ふすま)が練りこんでありぶつぶつ感を感じる。平打ち麺で和風のリングイネ。つるつるして食感もいい。小麦の香りもしっかりした低加水の麺。麺の表面のざらざらがスープに良く絡む。

そしてトッピングは真空調理で68度で3時間37分加熱されたレアに仕上げられた肩ロースを使った豚チャーシューとこれも低温調理されたレア鶏チャーシュー、さらにはアサリに貝割れ大根、穂先と軸の両方入ったメンマ。スープの底にはミントが一枚。焦がしネギもはいる。

特に半生チャーシューは、とてもやわらかく、肉の旨みを感じることができてとても旨い。まるでローストビーフのよう。味玉は醤油にマーマレードを入れたたれにつけ込んでいると店主が言っていた。。。黄身にも味がついていたので多分注射器で味を入れていると確信。。

指南書に従い途中でオレンジ色のエビオイルをスポイドで4~5滴たらすとスープがエビの味に変わる。個人的にはデフォルトのもとのスープで充分である。

最後はスープにご飯を入れると魚介のリゾット出来上がり。個人的には大阪トップの塩ラーメンだと思った。すんなり並ばずに入店出来ればラッキー。次回は夜に訪問してみようと思う。

大阪市北区中崎1-6-18

06-6371-3456

営業時間
11:30~14:30
18:30~22:30

不定休

フスマにかけろ 中崎壱丁ラーメン / 中崎町駅天神橋筋六丁目駅扇町駅

大阪市 中崎町 麺料理ラーメン

博多ラーメン 一休【大阪市 玉出】

玉出駅近くの南港通沿いにある赤いテントの昔からあるラーメン屋。看板に「本格博多ラーメン」とある。かなり昔はよく行列ができていて夜遅くまであいているせいもあってよく利用させていただいた。

会社で遅くまで雑務をした帰り一人で訪問。店はカウンターのみで扉をあけてすぐに椅子がある。店が狭すぎるが故にいろんなところに食材のストックやご主人の私物であろう長靴や服がある。いわゆるごちゃごちゃしている。

そんなことはどうでもよくタマユラーメン750円をいつもは食すがこの日は辛子明太子ラーメン850円を奮発していただく。

出てきたラーメンはこんな感じ。。。

白濁したとんこつスープの上にのっかった茶色のものが玉葱などの香味野菜を油の中で加熱して風味を移した 【 タマユ 】といわれるもの。見た感じほど豚骨の味が感じられない。個人的にはこれくらいのライトな感じが好みである。少し魚の香りもする。。。

麺はストレートで水分が多め。

チャーシューは濃い目の味付けでこの日はトロトロに煮込まれていてとっても美味しい。とっても色気のあるチャーシューである。。タマユとライトな豚骨スープが相まってとてもまろやかで美味しいと感じる。

ご飯の上に高菜をのせてスープで半分加熱された辛子明太子をのせていただくと元気が出てくる。細くカットされたキクラゲもとても美味しいし卓上のショウガや高菜で味の変化もあってとてもいい晩ご飯となる。

価格的には少し高いかなと思うがそれは客が判断することである。。昔と全く変わらぬラーメンを食し結構嬉しかった。お店が古びていた以外はこのお店の絶対価値は昔から変わっていないと思った。一定の美味しさと満足感は私には充分であった。客がお店を選ぶのは相対価値なのねと改めて理解する。

大阪市西成区玉出中2-16-6
電話:06-6659-5008
営業時間:11:00~翌5:00

博多ラーメン一休ラーメン / 玉出駅塚西駅東玉出駅

大阪市 玉出 麺料理ラーメン