秋の懐石を友人と徳本店の店内で食す。食前酒は自家製の梅酒。やや濃い目に作っているのをクラッシュアイスで割る。チョ○ヤの梅酒とは格段の差あり。先付けは鯛の身を細く切ったものとにんじん、大根を拍子に切ったものをあわせた膾。錦秋和えと銘銘。
続いては小さな箱に入れられた前菜。むかご(山芋の実)しんじょ、秋刀魚卯の花煮(これは絶品・・)自家製スモークサーモンの手まりすし。その他・・
続いて造り、今日はカンパチ、太刀魚のあぶりを白菜の先の柔らかいところと大根おろし、ポン酢にてサラダ仕立て。大変ヘルシーと好評。
焚き合わせとして米茄子の揚げ煮、揚げた米茄子にヘレ肉のあぶりを載せ、山葵の細切りとべっ甲餡を掛ける、これもまた絶品・・・上には紅葉の型に抜いた大根とにんじん
美しすぎ・・(写真参照)
その後の焼き魚は舞茸を鯛の切り身で巻いて塩焼き。酢橘を一絞り。あしらえは新生姜を甘く炊いたべっこう生姜と菊蕪、続いて揚げ物はジャガイモで作った籠を油で揚げ、サツマイモを裏ごしにしてあられを付けた丸十饅頭あられ揚げと活天然車海老のてんぷら、銀杏、青唐を天汁で。すっぽん風味の茶碗蒸しとそのあと留め椀代わりに松茸の土瓶蒸、しめじご飯と最後は自家製の紅玉りんごのシャーベット。
これでなんと・・5000円。じゃぱネットたかたもびっくり。
お客大喜び、店主心臓停止・・。社会奉仕懐石とは友人の弁。