関東炊

きくや

大阪城のナイトラン大会に出場して銭湯で汗を流して一人打ち上げ。

大阪のおでんで多幸梅、花くじらに並ぶ超繁盛店。。。特筆は価格の安さ。。ほとんどのおでん(この店では関東煮カントダキ)が120円からで一番高いコロでも650円。。飲み物含めていつも2000円以内で収まる。

場所はJR環状線玉造駅の改札を出て東側すぐ東小橋北公園の前。タッパを有料で買って持ち帰りも出来る。桜の季節に前の公園で花見もいいといつも思う。店は約20席カウンター席のみ。

まずは餅入りの巾着と烏賊の下足110円。。。どちらも想像通りの味。おでんのダシは鶏ガラベースにカツオと昆布のあっさり系。しかしスジ肉、ネギマなど大量に入れられている魚介や肉などからいろんな旨味が出てあっさりかつ複雑な味わいとなっている。

私のイチオシは春菊。冬が美味しいんだけどいつも注文する。春菊をベーコンで巻いたもので、オーダーが入ってから煮る。だから、春菊のシャキシャキした歯ごたえが素晴らしい。絶妙の火入れ。独特の苦みが生ビールにドンピシャ。。
この日はいただかなかったがすじ肉もニクニクしていてかなり美味しいし、ジャガイモは信じられないくらい柔らかい。でも崩れていないのが不思議。。皿の中でつぶしながら出汁と一緒にいただくのが私流。梅焼きもふわふわして美味しいし。小芋もこの店の名物。
シュウマイ110円。これも注文があってから出汁で炊いて約5分。大根は下煮がしてあるのでとろりと柔らかく美味しいスープを含んで口中に旨味が広がる。見ただけで美味しいとわかる逸品。
おでんとはかくあるべしということをいろんな意味で示している店であると思う。いつも満席なので20分くらいは並ぶ覚悟必要。。
大阪市東成区東小橋1-1-17

電話:06-6976-9629
営業時間:11時30分~22時(

きくやおでん / 玉造駅(JR)玉造駅(大阪市営)森ノ宮駅


カテゴリー 玉造, 関東炊 |

きくや

急遽子供の運動会を見に玉造まで。駅前のおでんの名店である表記の店にて一人ランチ。夜は平均30分待ちだが昼時も超満員。。

この店は花くじら、たこ梅に並ぶ3大阪有名おでん。。暖簾には『関東煮』とかかれている。大阪では『かんとだき』と読むのは周知の事実。

昼の名物の肉蕎麦と関東煮を注文する人も多い。私は中ご飯とスジとジャガイモ、ゲソを所望。

大振りのたくあんも嬉しい。イカゲソはコリコリして美味しいしスジ肉もお昼のおかずにとてもいい。ジャガイモもホクホクする。

とてもすっきりした出汁は鶏ガラと昆布と推察する。店内には大きな鍋が2つあって両方ともグツグツと煮込まれている。京風のおでんと違って常に沸騰させている。

夜来たときにいつも注文するのはトロトロに煮込まれたシュウマイとふわふわの梅焼、具沢山のがんもどき、生姜の風味のつくねどれも安くて旨い。個人的に一番のおすすめは菊菜にベーコンを巻いたもの。注文を受けてからさっと煮込むんだけど火の入り方がいつも絶妙。

この日の会計620円。。。最高のランチである。

大阪市東成区東小橋1-1-17 西本ビル

6-6976-9629

営業時間:11:30~22:00


カテゴリー 玉造, 関東炊 |

たこ梅 北店

友人と梅田で打ち合わせ。。

とても寒い日だったので外に出なくていいように行きつけの新梅田食堂街を数軒はしごする。最初に熱燗とかんとだきいこか!となったが創業が1844年という老舗でかつ大阪では有名店なので超満席。時間つぶしに立ち飲み「北京」の店でエッグとレーズンバターをあてに立ち飲みしながら話し込む。

ぺルノーのロックを一気飲みしたら一気に酔いがまわり一瞬で出来あがってしまう。20分くらいして再び表記の店に行くとちょうど席が空いたところらしい。

まずこの店の名物のタコの甘露煮(二本600円)。とっても柔らかで下処理を入れると出来あがるまで3日かかるらしい。後味に甘みが残ってかなりお美味しい。

お約束の大根は多分聖護院ダイコンだと思う。隠し包丁で細かい切れ目が一杯。出汁がしみまくり、やわらかくなりまくり。適度な硬さが残りつつも口の中でほろっとなる。まさにトロントロン状態。

出汁の味は少し甘めで濃い感じだが万人受けはするであろう。この日一番のスマッシュヒット。ずっとだいこんだけ食べたいと思った。

大ぶりの牡蠣は広島産らしい。予想通りの味で大満足。そろそろ牡蠣を食せるのも終わりかと感慨にふける。友人曰く最近の若い人(特に子供は)はコンビニのおでんが味のスタンダードになっていてしっかりと煮込まれたものは味が染みすぎて美味しくないというらしい。コンビニの影響力恐るべし。

タラ白子焼は火が入りすぎで残念。ここで熱燗を所望する。お猪口は錫。ずっしりといい感じ。どんどん酒が進む。
やっぱかんとだきには熱燗が合う。

名物のクジラネタ。さえずりとコロをいただく。価格の高さ(900円)に驚きながらさえずりをいただく。しばらく口の中に残る感触と途中で変わる味の変化を楽しむ。クジラの舌である「さえずり」は「クチャクチャと食べる音が小鳥のさえずりに似ているから」だとある方から聞いたことがある。

野菜がしこたま入った袋とホクホクしたじゃが芋、若布などをいただいて満腹となる。。調子に乗って好きなものを腹一杯食べたら支払い一人5000円也。。もう少し安ければいいのになといつも思いながら勘定をする。

大阪市北区角田町9-26新梅田食道街 1F

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

番外編

最近この食堂街に出来た「かもめ食堂」はいつも満席。偶然前をとおたら空いていたので再びスタンディングで飲む。ドイツビールとリースリングのお店。・リースリングは白ワイン用ぶどう品種・・・だったと思う。

つまみの燻製盛り合わせ鶏肉、カニカマ、トロトロのウズラ玉子は秀逸。
リースリングのゼクト(泡)と相性ピッタリ。女性一人でも入りやすい雰囲気なのでもっと人気店になるでろう。

 

たこ梅 北店おでん / 梅田駅(大阪市営)大阪駅梅田駅(阪急)


カテゴリー 梅田/JR大阪, 関東炊, 居酒屋 |