レストラン

又三郎【大阪市 長居】

日曜日は長居公園で30キロ走ってからおひとり様ランチで表記の店を訪問。大阪での熟成肉の第一人者的なお店で私の敬愛する荒井世津子オーナーの肉やお店の商品に対するこだわりと愛着にいつも勉強させて頂く。

最近雑誌やテレビなどメディアに取り上げられまくりでほぼ予約の取れない店となっている。土日は昼間も超満席。焼肉店には珍しくオープンキッチンでかつデザートやケーキを作るパティシエもいらっしゃって焼き肉のサイドメニューがフレンチテイストであったりとまさにこの店は「Beef  wonderland」である。

この日は焼き肉ではなくローストビーフのサンドイッチとワインを所望する。

2013-01-20 12.39.00

金髪シェフの大森氏は立ち姿も美しい。彼が料理をする姿を見ながらワインを頂く。この日も超満席なんだけど私に気を使って話し相手もして頂ける。焼き肉も肉一枚から注文出来たり、ワインの値付けがとても安かったりすべてお客様目線で運営されている事は素晴らしい。

2013-01-20 12.45.06

店のエントランスを入ると巨大なエイジング用の冷蔵庫に黒毛和牛や土佐あかうしの部位別にカットされた枝肉がごろんと転がっているのが見える。

熟成肉って2週間~2カ月間くらい熟成させたんぱく質やアミノ酸が多くなって茶豆のような香りとミルキーな深い味わいが特徴。これを厚切りの炭焼きで頂くんだけど美味しすぎてワインをいつもがぶ飲みしてしまう。

厨房の中の冷蔵庫にも熟成された肉が吊るされている。多分本年ぐらいにはミシェランの星をとるであろうという勢いがこの店にはある。スタッフの目配り気配りも新人でぎこちない方もいらっしゃるが全体的にはしっかりとトレーニングされている。

出て来た驚愕のローストビーフサンドはこんな感じ。

2013-01-20 12.46.45

肉が150グラム入ったサンドイッチ単品は1800円。野菜サラダとカルボナーラ風ポテトサラダがついたプレートで2000円。お昼ご飯での価格としたら贅沢だがたまにはこんな日もいい。

綺麗なロゼ色に火入れされた肉はモモ肉と言っておられた。しかしながら細やかなさしが入りパサパサした感じは全くない。

胡麻の香りのするコクのある白いソースも肉ととてもよく合う。肉だけをつまみながらワインを頂く。フォッカチャのバンズも表面がぱりっとしていて肉との相性がとてもいい。

食後は食べた感満載なんだけど肉が軽いせいかあまりもたれない。。いい休日である。

06-6693-8534
大阪市住吉区長居2-13-13 長居パークホテル1F

又三郎焼肉 / 長居駅

大阪市 長居 焼肉レストラン

宮崎名物食堂【大阪府 堺市】

堺市にあるビフテキで有名な「南海グリル」が経営する宮崎県の食材を使った業態。
お店は南海グリル中店・東店を西に少し行ったところ。

1Fには宮崎県の名産品を取り揃えている「堺みやざき館KONNE」という店があり.コロッケから牛肉お酒まで取り扱う売店となっている。店内は開放的でとても明るいカフェ調の内装。

お昼のメニューはこんな感じ。

・日替わりランチ 800円
・名物とんこつラーメン 650円
・宮崎県産とねどり チキン南蛮膳 850円
・宮崎県産とねどり 親子丼 850円
・宮崎県産とねどり から揚げ御膳 850円
・宮崎県ハマユウポーク とんかつ膳 900円

迷わず「チキン南蛮膳」850円を注文する。。とねどり事体も宮崎の名産品らしく刀根養鶏場さんが完全無投薬・長期飼育・一貫生産販売で作り上げているブランドと書いてあった。。

メインのチキン南蛮のほかご飯(おかわりOK)に味噌汁、小鉢と漬け物、別皿のタルタルソースが付く。甘酢の照りが入った身は多分胸肉であろう。そのまま食すとかなり酸味が強い。むせ返ってしまうくらいである。衣がほとんどついておらず世間で見るチキン南蛮とは形が異なる。酢豚のような感じである。これが本場のチキン南蛮なのかと考える。

これにタルタルを付けてみると酸味はかなりましになる。玉子の味とピクルスの酸味が特徴。身はプリプリしてかなりうめもんじゃ。

お店の姉ちゃんに「おおきんな」と言って帰る。宮崎出身の同級生の妹に教えてやんべ!

大阪府堺市堺区車之町西2-2-9

 072-275-6080

 

大阪府 堺市 郷土料理ラーメンレストラン

米海軍横須賀ベースオフィサーズクラブ

表記の施設にご招待いただき食事を頂く。横須賀海軍施設というのは神奈川県横須賀市にある在日アメリカ軍の施設で一般的には横須賀基地と呼ばれる。アメリカでは「ベースオブヨコスカ」となる。

この日は在日米海軍司令部の視察と第7艦隊に所属する航空母艦「ジョージワシントン」の乗艦が目的。

一歩基地の中に入るとそこはアメリカ合衆国。テニスコートやレストランなど日本の自衛隊の基地とは全く様相が異なる。緑も多く日本ではないような感じ。ピザを焼く車があちこちにあったり旧軍施設をいろいろ転用したり建物を見ているだけでも興味深いものがある。

オフィサーズクラブの会食の部屋は特別室の「さくら」。元自衛艦隊司令官の山崎閣下の計らいでこの食事を相伴することが出来た。

最初はポタージュスープ。。「Oh! My God!!!」と叫ぶ内容ではなかった。いかにもアメリカのスープという感じ。

サラダもかなり普通。しかし横須賀基地の広報副部長とのウイットに富んだ会話がとても面白く通訳のロバート君も奥さんが堺市出身ということで話は弾んだ。。こういう会話が一番のご馳走。通訳のロバート君もアメリカンジョークを上手に通訳してくれる。最近習いだした英会話があまり役に立たなかったのは残念。

ステーキはヘレ肉の周りにベーコンの巻いたもの。昔ロイヤルホストでよくこういうのを見かけた。いわゆるトルネードステーキと言うもの。肉は柔らかいのだが・・・・あまり旨くはない。テーブルの上の胡椒をかけまくる。一言でいえば大味。。

テーブルの上にはアメリカでおなじみ(昔は・・)のA1ソース。肉にかけるととてもスパイシーなんだけど独特のクセがある。。前頭葉に響くパンチのあるソースは肉の味を完全に消し去るリーサルウェポンである。広報副部長はうちの基地はチーズバーガーが一番旨いと言っていた。横のキッコーマンも昭和のフォルム。多分これもバシャバシャかけまくるのであろう。

食事の後はジョージワシントンに乗船。全長が333メートルもあり全景をカメラで撮影することは不可。見上げるとビルのよう。実際にビルの17階くらいの高さがあると聞いた。もちろんエレベーターはない。どういうわけか艦橋までフリーパス。どうぞどうぞといわれ上まで息を切らせながら上る。

この航空母艦は出港するときは6000人が乗り込むと聞き及ぶ。まるで一つの町が動く感じだろうか。やっぱアメリカはすごか・・・ジョージワシントン艦長席に座り世界の平和と我が国の安全保障をしばし考える私。

艦長席から見た甲板はこんな感じ。ここをF15などの戦闘機が離発着をする。ホントにアメリカはすごか!!このジョージワシントンを含む米国海軍第7艦隊が日本国民の生命と安全を守って頂いていることを改めて確認することが出来た。

その他料理レストラン 関東地区