カテゴリー:洋食

やろくレストラン 本店【大阪市 住吉】 【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】

会社の帰りに表記の洋食店で一人ディナー。
住吉大社の門前を少し外れた鰻の「いずもや」や中華料理の「栄来軒」などの老舗飲食店が集まる路地の端にある。此方の店も昭和10年(1935年)創業でお店の壁には3代続く店主の調理師免許証が掛けられる。

こちらのシグニチャーメニューは京阪神の百貨店等でも販売されている創業以来同じレシピで作られるベシャメルソースに刻んだ玉子がたくさん入った玉子コロッケ。商標登録もされているそうですぐ近くにあるテイクアウト専門店でも一番良く売れていると聞き及ぶ。

この日は海老フライとビフカツがセットになったAランチ1785円を所望する。この他にもハンバーグや一口カツ、フラッグシップの玉子コロッケ、シーズナブルメニューのカキフライを組み合わせたさまざまなアソートセットが用意されている。

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カリフラワー540円のスープがあったので別途所望する。炒めたカリフラワーと玉ねぎとじゃがいもをフードプロセッサーにかけてそれを裏ごししてコンソメスープと牛乳を合わせた感じ。かなり濃厚でしっかりとお腹にたまる感じのもの。

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ほどなく出てきたAランチは大きな海老がどーんと2匹鎮座。タルタルソースがかなり美味しい。ケチャップと見えたものはトマトソースだった。ビフカツはしっかりと下処理されていてかなり柔らかい。カツにかけられたソースは酸味や苦味も少ない見た目よりもあっさりしたマイルドな仕上がり。

テーブル席や個室もあって使い方はいろいろ。夜の閉店時間が早いのが玉にきず。クラッシックで時流に流されない昔ながらの洋食がいただける希有なお店です。

過日に自社の社員食堂で食べた鶏の天ぷらがあり得ないくらいに柔らかくてジューシーで美味しかったので担当者に鶏の産地を聞いてみると「普通の冷凍のブラジル産です〜」との答え。

「でも揚げる前に水で鶏肉を30分浸しとくんです」とのこと。最近クックパットやテレビで紹介されているのを見て試したとの事・・・この技はノーベル賞もの。唐揚げでも使えるらしい・・・大阪市水道局の力恐るべし・・・

大阪市住吉区東粉浜3-30-16
06-6671-5080
営業時間 ランチ 11:00~13:30
ディナー16:30~20:00
定休日/水曜日

大阪市 住吉大阪市 住吉公園大阪市 住吉大社 洋食

GOLD【大阪市 本町】

本町の得意先に新年の挨拶に行った帰りに表記の店を訪問する。界隈では知る人ぞ知る大阪のビジネス街のど真ん中にあるカウンタ−9席のみのシチューのお店。

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1968年創業なので今年で49年目となる。昔はロシア料理のできるご主人がいたんだけど、最近は腰が低くて上品なオーナーマダムがひとりで切り盛り。現在は週に3回くらいの営業らしい。営業していてもいつも満席の行列で、その行列がなくなったときは売り切れなので入店にはタイムマネジメントが必要。

この日は車で店の前を11時前に通って営業準備をしていたのでコインパーキングに車を停めて11時10分に訪問。運がよければそのまま入店可能でニコニコ笑いながら「久しぶりー」と当年70才のマダムと挨拶をする。この場所でずっと商売をしているのでビジネスマンの昼間の時間の忙しさをマダムは誰よりも理解されている。開店時間11:30前に入店出来る事が多い。店内は木調のレトロなBARのような造り。

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メニューは2種類のみ
赤:ボルシチ+バターライス
白:クリームシチュー+バターライス
常連客は「赤」「白」と注文。値段はどちらも税込1000円。

この日もいつものようにボルシチのセットを注文する。

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ビーツではなくトマトベースのボルシチはサラサラした食感。酸味と旨味と辛みのバランスも良くてキャベツや大きなじゃがいもがたくさん入っていて身体に良さそう。大きな牛バラ肉も入っていてボリューム満点。

ローリエの葉っぱも発見。生クリーム(サワークリーム)部分を混ぜていただくとマイルドな味わいになる。刻んだパセリの苦味と風味がいいアクセントとなる。作る人の人柄が表れるような温かいボルシチにいつも感激する。席が狭いので楕円形の皿を縦に置いていただくのがルール。食べ終わる頃には身体がぽかぽかする。

以前ロシアに行ったときにボルシチはシベリヤやアジアの食べ物でモスクワではあまり食さないと聞いた事がある。

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バターライスはあらかじめ焼き込んだものを客がきてからバターで炒め直す。荒くカットされた玉ねぎや人参、ピーマン,ベーコンがたくさん入った家庭的な感じのもの。バターたっぷりなのでご飯がべたべたした感じが子供の頃に母親が作ってくれたものを彷彿させる。冷え込むこの時期にぴったりの心も温まるランチ。退店が11時営業日と営業時間が少ないので入店出来ればラッキー君・・・

大阪市中央区淡路町3-4-1
ランチ/11:30~14:00(なくなり次第閉店)
土日祝定休、平日も不定休

大阪市 本町 洋食

天然大海老フライ専門店 AB-kitchen【大阪市 堺筋本町】

堺筋本町の駅から徒歩5分。産業創造館の裏手にある表記の店を訪問する。

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この看板を一目見て即入店。今までなかった海老フライ専門店という業態も興味津々。

こちらは天然大海老のフライを主力商品にしているんだけど海老のクオリティーとフライの技術がポイントと思いながら入り口のドアを開ける。まずは券売機で食券を買う仕組み。
メニューは最初に大海老と中海老を最初に選ぶ。
・海老フライのみのセットはサイズ中が900円、サイズ大が1,200円。
・海老フライとからあげのセットは中が980円、大が1,280円。
・海老フライと海老クリームコロッケのセットは中が1,080円、大が1,380円
・海老フライが2本のセットは中が1,300円、大が1,900円。
・そのほかにハンバーグとのアソートもある。

これらのセットには全てご飯、味噌汁、お漬け物付き。その他にカレーやハンバーグだけの定食もある。

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しばらく立って出てきた海老フライの印象はとにかくデカい。多分現在流通している海老で一番大きなサイズだと思う。私どもの会社の仕入れでも1匹750円以上するような代物。

大海老の産地はバングラディッシュで中海老はオーストラリアとお店の方が言っていた。種別は養殖ブラックタイガーの天然原種のシータイガー。

ものすごい太いのでナイフとフォークを所望する。
ひとくちサイズに切って自家製のタルタルソースをたっぷり付けて頂く。、
甘味のあるジャンボサイズの海老は歯応えも良くて食べ応え満点。口の中が海老だらけになる。ご飯と一緒に書き込むと至福の時間である。

頭の部分の味噌も悪くはない。からりとあがった足の部分もついでにいただく。ビールが欲しかったが仕事中だったので我慢する。

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ロウ細工の見本が店頭に飾ってあったがそれよりも海老のサイズが大きかったのが嬉しかった。あんまり儲かっていないだろうけど頑張ってほしいな・・・

大阪市中央区安土町1-4-10
電話:06-6484-5576
営業時間:11:00~18:00 (売りきれ終了)
定休日:日曜日

大阪市 堺筋本町 洋食