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コーヒーショップ マル屋【大阪市 岸里】

西成にある表記のコーヒーショップを久しぶりに訪問。こちらは関西を代表する異次元空間と言われ創業84年目の昭和初期そのまんまの喫茶店。

南海汐見橋線の無人駅の西天下茶屋駅から徒歩3分にある9割は閉まったまんまの銀座商店街の入り口付近にレンガタイル貼りの店が位置する。。

店の前にあるメニューが書かれた看板も七夕みたいで面白い。

年越しそばも年中販売。

経年劣化ですりガラス状になった店頭のショーケースには不明な容器パックが飾られる。

店内は年季の入ったソファー席が30席くらい。掃除は行き届いている感じだけど全体的に経年劣化によるセピア感が漂っていてとても素敵な感じ。本物の昭和を体現できる希少なお店。お店の中央には今は使われていない珈琲豆を挽く大きな機械が鎮座。

75歳くらいの小柄でちょび髭のマスターが一人で切り盛り。このマスターも2代目と聞き及ぶ。

テーブルの上に置かれている歴史資料のようなセロテープで補修されたくしゃくしゃのメニューがなんとも凄い。手書きで価格が修正されているんだけどほとんどのメニューが値下げされている。どうすればこんなメニューになるのかとても不思議。。

コーヒー160円・玉子丼250円・カキ氷イチゴ100円・トースト60円・チョコパフェ200円・ホットケーキ80円など・・・ドリンクはほぼ自動販売機プライス。最高金額はうどん定食の300円。軽食は天ぷらそば、カレー、さらに鍋焼きうどんまで多彩に展開。

この日はカレーライス250円を所望する。代金は前払い・・・多分食い逃げ防止のためと推察する。マスターが料理を作っている気配があったのでレトルトではないと確信。

しばらくしてカレーライスが着皿。卵の黄身がトッピング。醤油とソースが別に添えられる。ルーは手作りであることは一口いただくとわかる。どういうわけかパンチのある酸味が効いた味わいにびっくり。醤油をたっぷりかけていただくと少し収まる。。

食後のコーヒ−160円はかなり本格的で香りもとてもいい。食後は商店街を散歩して帰りました。。近くにコインパーキングあり。。

大阪市西成区千本北2-1-33
定休日:不明
営業時間:7:00~19:30

コーヒーショップ マル屋喫茶店 / 西天下茶屋駅岸里駅天下茶屋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 岸里 カフェ

金太郎【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

難波で会議の後で心斎橋にある表記の店を友人と訪問。東心斎橋の畳屋町の雑居ビルの1階にあって30年くらい前から定期的に通っている。たまに無性に食べたくなるテッチャン鍋が有名でコロナ禍の前は開店と同時に満席になる超繁盛店。

この日も入り口近くのゆったりしたカウンター席を予約していつものように上盛り2800円とホルモン盛り2700円を所望する。特上盛り3800円もあるけどどういうわけか昔から上盛りを所望する

上盛りには上バラ、上ハラミ、上タン、テッチャン、上ミノ、コリコリ、ハチノス、ウルテが入る。ホルモン盛りはテッチャン、アカセン、ハチノス、コリコリ、センマイ、ウルテ、ハートなどが入る。

しばらくするとてんこ盛りの具とともにちりとり鍋が登場。しばらく火をかけていると勝手に出来上がり。絶品な甘辛い出汁とホルモンの脂、野菜の甘味が相まって何とも言えない旨味で酒が進みまくる。

クタクタになった白菜や玉ねぎなどの野菜が美味しくていくらでも食べることができる。ホルモンもしつこくなくてあっという間に完食。残った出汁を使って名物雑炊卵入り(卵はダブル)600円を所望する。コテを使って鍋底のおこげををこそぎ取って食べまくる。。
心斎橋屈指のB級グルメを代表するお店なり。

大阪市中央区東心斎橋2-7-22 日宝シルキータワービル1F
電話:06-6213-0981

過去の金太郎はこちら

テッチャン鍋金太郎ホルモン / 心斎橋駅大阪難波駅日本橋駅

夜総合点★★★★ 4.0

大阪市 心斎橋/四ツ橋 韓国料理

いわや 3月

休日に丹波篠山にある表記の店に猪鍋を食べに訪問。JR篠山口駅からはタクシーで20分5000円くらい。今回は大阪から自家用車で1時間半のドライブ。篠山城跡近くのメインストリート300m以外は田んぼと山ばかりの鄙びた場所に位置する。日が暮れると道中は真っ暗がり。

創業くらいで篠山では近又の料亭とともに超繁盛有名店と言われる。生の猪肉を食すことができるのが10月から3月下旬まで。それ以外の時期は冷凍の猪肉を食すことができる。

17時にお店到着。早咲きのシダレ桜があちこちで咲き誇るのを見ながら入店。木造平屋のお店は板の間に囲炉裏が設えられている。この時期はほとんどの客が「ぼたん鍋」5400円を注文。地元客や常連は猪の網焼きの注文が多いと聞き及ぶ。

猪肉は子供を産んでいない3歳のメス猪を一頭買いして提供とのこと。囲炉裏には炭火が施されてシニアの女性スタッフが食べ方の説明や甲斐甲斐しくお世話をしていただける。

最初に猪肉を全て味噌鍋へ投入。続いて山芋や大根等の根菜類を投入する。ひと煮立ちしてからは葉野菜や葱等を投入して、更にひと煮立ちすればいただけるとのこと。

数種類の味噌を合わせた出汁は全くアクが出ず、煮詰めても辛くならないのが不思議。
あっさりした味噌出汁と旨みたっぷりの脂身を纏った猪肉との相性が抜群。猪肉は噛み応えもあって野性味もあるけど嫌な癖や臭みは全くない。手作り感のある適度な噛みごたえのこんにゃく、黒豆豆腐、地元特産品の山芋、白菜、大根をはじめとする野菜の美味しさは特筆もの。

オプションでアマゴ塩焼き600円を所望。串刺しにされたピクピクと動くアマゴを囲炉裏で焼き上げる。片面20分ずつ炭火で焼き上げると骨までいただけるとのこと。

焼きあがったアマゴは串のまま丸かじりする。フワフワの食感がとてもいい。

結びは自分の田んぼで作るコシヒカリを使ったご飯。丹波産のコシヒカリはブランド米で価格もトップレベルと聞き及ぶ。お鍋の中に生卵を入れ3分くらい煮立てて半熟になったところを白いご飯の上にONする。猪肉と野菜のエキスが染み出た味噌味の黄身ご飯は驚くくらい美味しい。春は地元でとれる山菜鍋がお勧めとのこと。

過去のいわやはこちら

兵庫県篠山市火打岩495-1
079-552-0702
営業時間 11:00~20:00
定休日 4月~9月(毎週木曜日)10月~3月(無休)

兵庫県