ラーメン

上方レインボー【大阪市 桃谷】

本日からベトナム出張に数日間行ってきます。本日の投稿は9月に訪問して掲載するのを失念していたお店で時差投稿となります。

生野区の玉造筋にある表記のラーメン店を訪問。JR大阪環状線「桃谷」駅南口から徒歩5分くらいの場所に位置する。周りにコインパーキング多し。グルメ友人のFacebookに掲載されているのを見てジムの帰り13時ごろ入店。

幹線道路に面したお店は店名のレインボーをイメージさせる7色の庇に白い外壁でなかなか個性的。店内はカウンター6席でカドヤ食堂で7年勤められた店主ともう一人のスタッフさんで切り盛り。

メニューもかなり個性的で醤油ラーメン980  塩ラーメン1030円 加里ラーメン1120円 動物性の素材のみを使ったスープの醤油アニマル1100円 爆ドライ麺1300円 シーズン麺など。。トッピングが味玉アローカナ230円 メンマ380円 味豚足580円 叉焼880円 煮豚880円など

街場のラーメン店の価格と比べればどれも思い切った値付けをされている。今回はこちらのお店の一番人気で友人お勧めの加里ラーメンに味玉アローカナをトッピングしたもの1350円を所望する。

しばらくして着丼。先ずは店主から説明いただいた通り、丼の手前のゾーンから少しずついただく。さらりとしたスープは醤油ベースで旨味の強い鶏の動物系と煮干し等の魚介系が合わさった感じ。

丼の奥のネギの下にカレーのペーストに塗れたほぐし肉が隠されていてそれを溶きほぐしながらいただくとトロミが出て、カレーの風味とスパイス感が広がるという趣向。

茶色の麺は粒が残る全粒粉を使用。低加水なので喉越しは良くないけどスープによく麺が絡む。まるで和蕎麦を食べているような味わい。数種類の叉焼も神戸元町の台湾料理店で出てくるような甘くて赤いものと硬めの肩ロースや腕肉を使った普通のものが混ざっていて面白い。店主に聞くと黒豚を一頭買いしているので色々な部位を使っているとのこと。

初めて聞く名前のアローカナ玉子も半熟仕上げでねっとりした食感と濃厚な黄身にしっかりしみこんだ醤油味が秀逸。その他、白ネギ、青ネギ、ナルトにメンマなどが入る。色々と工夫が見られてとても革新的なラーメンにびっくり。

店の奥に見える巨大な機械が気になって店主に聞くと「浄水器」とのこと。この人はかなりのこだわりやさんだな・・・

大阪市天王寺区勝山4丁目6-3

上方レインボーラーメン / 桃谷駅寺田町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 桃谷 ラーメン

麺物語つなぐ 10月【大阪市 北加賀屋】

住之江区の加賀屋にある表記のラーメン店を訪問。大阪メトロ北加賀屋駅1番出口から徒歩3分。今となってはかなり寂れた加賀屋商店街の北の端に位置する。界隈では駅の近くの「俺の名はJ」と並ぶ人気店。夏のすだちそばが有名。

デフォルトの「今も昔も中華そば850円」や「明日の塩らーめん850円」「つけ麺950円」「つけ麺塩チーズ1050円」などが人気。遠方から来られる方も多いと聞き及ぶ。この日はシーズナルメニューの「新さんまちゃんらーめん1280円」を所望する。

しばらくして着丼。初めて見る圧倒的なビジュアルにびっくり。スープをいただくと完全に「秋刀魚」となっている。頭から尻尾までの秋刀魚を使ってスープを取っていると言っておられた。
麺は平打ち中細ストレート麺で粘度のあるスープにとてもよく絡む。完全に和のテイストで初めての味わいにびっくり。

丼と別皿で豚肩ロースを使ったチャーシュと柔らかい低温調理をした鶏胸チャーシュが添えられる。これらをかじりながらラーメンを食す。乾燥した海苔を入れると味変して楽しい。秋刀魚の骨をとって身をかじりながら酢橘と大根おろしを口に入れてスープと合わせる。。なかなか貴重な味わいで店主のクリエイティブな能力に脱帽。一日限定10食の季節メニューなので電話して伺ってください。界隈にコインパーキングたくさんあり。

大阪市住之江区中加賀屋2-1-15
06-6684-0001
11:30~14:0018:00~21:00 日曜のみ通し営業
水曜・火曜夜 定休

大阪市 北加賀屋 麺料理ラーメン

中華そば食堂 IKR51【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

南船場の表記の中華そばといくら丼の店を訪問。心斎橋駅からは徒歩5分、心斎橋商店街を北に上がって西に折れた雑居ビルの中に位置する。隣は一風堂のビル。この店の奥はいつも行列ができているオムライスの店。

13時ごろ入店。白を基調とした店内はカウンター6席 テーブル4席で客は数人。2年前までは海鮮丼主体の店だったらしく店名の「IKR」はイクラを意味すると若い女性スタッフが言っておられた。暖簾のデザインの赤い丸はイクラをデザインしたものと納得。

調理は店主と思われる男性のワンオペ。メニュー数が多いせいか、硬派を演じているのか怖い顔をしながら黙々と調理をする。客が声をかけても一切応えない。メニューは中華そばが「芳醇地鶏醤油らぁ麺」「貝だし醤油らぁ麺」「牡蠣干し黒醤油らぁ麺」の三本柱にライス、濃厚たまごのTKG、ミニチャーマヨ丼、ミニ鶏たたき丼などを組み合わせができるようになっている。

以前の業態の名残で「いくら丼」「サーモンいくら丼」「生うに丼」「生うにいくら丼 」と海鮮系の丼も充実。しかし価格が結構高めなので今回は遠慮してスタッフの女性オススメ「芳醇地鶏醤油らぁ麺880円」を所望する。

しばらくして着丼。一口スープをいただくと想像以上の上品な美味しさ。目の前に貼り付けられた食材や調味料の能書きを見ながらいただくことにする。

スープは秋田県産地鶏・愛知県産地鶏・比内地鶏・名古屋コーチン・フランス産バルバリーの鴨をじっくり長時間旨味を抽出、そこに羅臼昆布と北海道産貝柱の出汁を合わせて旨味に厚みを持たせていると表記。醤油タレは和歌山県産生揚げ醤油・兵庫県産有機醤油など複数の添加物の入っていない無化調の醤油を合わせて火入れしてまろやかになるように熟成したもの。

これらを合わせたスープはまろやかでかなり奥行きのある旨味が感じられる。麺は自家製の平打ちのストレートで小麦の味もしっかりと感じられてツルツルのモチモチ食感。チャーシューは完璧な火入れの豚の肩ロースとしっとりと柔らかく低温調理された鶏の胸肉。

バターで炒めたエリンギもかなり美味しい。穂先メンマは入れ忘れ・・・目の前の店主には怖くて言えなかった・・・中華そばの飛び抜けた美味しさと接客の悪さの対峙がとても興味深く今後も定点観測したいと思った。

大阪市中央区南船場3丁目11-2
06-6120-0051
土曜日定休

IKR51ラーメン / 心斎橋駅四ツ橋駅長堀橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 心斎橋/四ツ橋 麺料理ラーメン