ラーメン

中華そば かみなり雲呑【大阪市 長居】

長居にある表記の店を一人で訪問。以前の屋号は「かみなり中華そば」だったけど数年前にワンタンに注力して界隈で行列の絶えない人気店となる。少し並んでから入店。券売機でオススメの「特製中華そば」1180円を購入する。

カウンターで待っていると着丼。ビジュアルは茶色系でなかなか渋いスタイル。具材は全て自家製の豚肩ロースのチャーシューに海老ワンタン、肉ワンタン、味玉、なるとなど具沢山。ワンタンはツルツルで食べ応えもあってとても美味しい。

粘度の低いスープは煮干しや鯖、鰹の風味が突出した魚介スープに豚鶏を合わせたもの。かなり濃くて深い味わい。魚介スープは三段仕込みと書かれてました。調味料は小豆島産醤油2種類と兵庫県龍野産の生揚げ薄口醤油、千鳥酢・小笠原味酢などを使用とのこと。

麺は中太のストレートでコシのあるモチモチ食感。和風だけどかなりパンチのある味わいでびっくり。。普段あまり食べないけどラーメンもどんどん進化してますね。

大阪市住吉区長居東3-14-22
営業時間 昼1130〜1430  夜1800〜2145

大阪市 長居 麺料理ラーメン

上方レインボー【大阪市 桃谷】

生野区の玉造筋にある表記のラーメン店を訪問。JR大阪環状線「桃谷」駅南口から徒歩5分くらいの場所に位置する。周り(JR高架下等)にコインパーキングあり。カフェのような白い壁の店内はカウンター6席でカドヤ食堂で7年勤められた店主ともう一人のスタッフさんで切り盛り。

メニューは色々で限定のシーズナル商品も多くあり注文は迷いに迷う。しかしながら街場のラーメン店の価格と比べればどれも思い切った値付け(ほとんどが1000円以上)をされている。今回はこちらのお店の一番人気でスタッフさんオススメの「加里ラーメン1300円」に初めて聞く名前の「味玉アローカナ260円」をトッピングしたものを所望する

しばらくして着丼。スープは黒さつま鶏黒王、霧島高原純粋黒豚、黒毛和牛と煮干し等の魚介系の素材を合わせたスープにスパイシーでとろみのある解し肉の入ったカレーペーストを合わせたもの。麺は蕎麦のような茶色の全粒粉で小麦の味と腰が感じられて美味しい。どちらかというと低加水で喉越しよりも食感を楽しむタイプ。あとは白ネギ、青ネギ、ナルトに焼豚が入る。

焼豚は肩ロースとバラ部分、角切り背脂部分など数種類のものが入る。味噌漬けにしたような甘いものもあって面白い。分厚いメンマも柔らかくて美味しい。ラーメン店としてはかなり革新的でアグレッシブな商品を提供されるお店です。

大阪市天王寺区勝山4丁目6-3

大阪市 桃谷 麺料理ラーメン

稲家 6月【大阪市 梅田/JR大阪】

年間予約している北新地の表記の和食店を友人と訪問。北新地駅11-23出口から徒歩1分、ステーキロンの裏側の北新地プレイスというグルメビルの7階に位置する。お店はカウンター8席のみ。

18時一斉スタートで20時15分には食事が終了となるようにされている。2回転目は21時スタート。メニューはおまかせコース 19800円(税・サ別)のみでお酒を入れて支払いはだいたい3万円くらいになる高級店。

場所柄ホステスさんとの同伴客が多い。この日も老舗クラブのママが偶然隣に座る。三宮のミシュラン和食店「植むら」で修行をされた向井理に似た店主が作る素材感を活かした喰い味のある料理が口によく合う。

店主ご挨拶のあと一斉に食事スタート。とうもろこしの玉じめに醤油を塗って焼いたとうもろこしを乗せたもの。。醤油の焦げた香りととうもろこしの食感の異なりも面白く、独特の旨味と甘みが乾いた胃を刺激する。

煮物椀は炭火で炙った高級魚のヤイトハタとカブラ、あしらえに金時草というシンプルなもの。魚の脂が汁に溶けてえもいえぬ美味しさ。

向付は明石産の伝助穴子の表面を炭焼きにしたもの。脂たっぷりで旨味が放物線状に口の中に広がる。池西剛の皿も窯変が美しくシンプルな盛り付けによく映える。

茄子と鯨さえずりは鯨の脂が深くてとてもいい。純米大吟醸との相性抜群。

焼き魚は楓の平皿で供される。金目鯛の若狭焼きとクラゲ酢の物。身の脂はしっかり残して皮目はパリパリ火入れ。

酒肴盛りは水茄子の辛子漬け、焼きアスパラガスと炙ったバチコ、白芋茎胡麻和え。

この日いただいたお酒。口説き上手のこのジャケットはこちらの店のオリジナルバージョン。

この時期だけのスペシャリティの「鮑コロッケ」。柔らかく炊いた鮑と肝を練りこんだベシャメルソースがかなり美味しい。完成度がかなり高い逸品。

河内鴨を使ったつくねと九条ネギ。ふわふわ食感でみんな大好きな味わい。

鴨団子の出汁で一口ラーメンが供される。

食事は最初に蒸らしていない炊きたてのアルデンテ白ご飯が一文字で供される。続いて長野天竜川の鮎を焼いたものと揚げたものを合わせてて万願寺唐辛子と混ぜたご飯。最後に作りたての牛しぐれ煮ご飯と続く。

甘味は新生姜のシャーベットに宮崎マンゴーのペーストを乗せたもの。接遇も丁寧で美味しくて楽しくて今回もいい時間を過ごすことができました。。

帰りはすぐ近くのバー瀧のカンカン(高濃度のジントニック)を昭和のジュークボックスのレコードと一緒に楽しんでから帰宅する。

過去の稲家はこちら

大阪市北区曽根崎新地1丁目10番2号
06-6341-317

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