奈良食堂 6月

近鉄難波から特急で26分。大和八木駅で下車して南口から徒歩3分。ホテルと市役所の複合施設のミグランスの1階に位置する私どもの会社が経営する飲食店舗。店内コンセプトはLA。食堂という名前だけど基本ベースは奈良産の食材にこだわったオープンキッチンの炭焼きイタリアン業態。

コロナのためにずっと休業していたので久しぶりに視察を兼ねて一人ディナー。

難波から大和八木まで初めて特急火の鳥に乗る。。小さな贅沢に心踊る・・・

卵サラダNALA風300円は様々な地元野菜の上にやまとなでしこ卵というタルタル玉子を乗せたもの。ヘルシーでお酒のあてにぴったり

ランチタイムのシグニチャーメニューのハンバーグは大和牛の腕肉と大和ポークの赤身部分を合わせて作る素材重視のもの。つなぎも少なめで肉の味わいがしっかりわかる。食べたくなって特別に作ってもらう。温泉卵をソースの代わりにしていただくととてもマイルドな味わいになる。。

オリジナルメニューのNaLaポリタン。。最後にミートソースを自分で掛けて完成させる。子供が大喜びのメニューらしい。しっかりとオイルと乳化させた麺がとても美味しい。

牛もつのピリ辛トマト煮700円は柔らかく戻してピリ辛のトマトソースで煮込まれたたハチノス(トリッパ)が入っていて溶けたチーズとトマトソースのバランスがとてもいい。

自画自賛ですがどれを食べても美味しくてスタッフの対応もとてもいい。早くコロナ前の状態に戻ることを願って店を出る。。

過去の奈良食堂はこちら

奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

イタリアンカフェバル 奈良県

懐石 森本 2月

大和八木駅徒歩5分、老朽化したピンクの建物の橿原市役所の真横の路地を入ったところに位置する。瀟洒な一軒家の民家を改装したお店。暖簾をくぐって前栽を抜けて玄関を通って今回はカウンターの客席に案内いただく。

普段お店は温和なお人柄の店主とお母さんの2人で営まれる。料理を始める前。最初にその日使用する一番出汁用の鰹節を目の前で削るところから始まる。

ビールで乾杯をした後、先付けはよく肥えた鱈白子の茶碗蒸し仕立て。フルフルの卵の食感と鱈白子の旨みとコク、ポン酢のタレとのバランスが素晴らしい。。

煮物椀は目の前で作りたてを蒸し上げる天然フグの真薯。ふわふわの食感と透き通るような出汁の旨味に感動する。

最初の日本酒は奈良産の風の森のあらばしりをいただく。

続いての活鮮は大きなサイズの寒平目と脂乗りまくりの鰤、北海道産の雲丹の3種盛り。ボリュウムもあって食べ応え満点。

ここで新潟の無濾過のおりがらみ生酒をいただく。

焼き肴は鰤のカマの塩焼き。口内の脂とパンチのあるこってりした日本酒の旨味が渾然一体となりえも言えぬ味わいに変化する。

酢の物は走りの飯蛸。ポン酢のジュレと柔らかい酢味噌でいただく。。日本酒が進みまくる味わい。

稚鮎の天ぷらは早春のおとづれを感じさせる。。

炊き合わせは鰤の骨で出汁をとってコクをつけた大根。。程よく炊き込まれていてなんとも贅沢な逸品となっている。。。下処理も丁寧なことは食せばわかる。

目の前で大豆と大根の葉っぱを油で炒めて釜炊きのご飯に混ぜて作る大豆ご飯。。同伴者は3杯おかわりしていた。留椀は3種の魚の骨や身を入れて作る。。自分の家で獲れる大根を干して作る自家製のべったら漬けも秀逸。

最後は本蕨を使って目の前で練り上げて出来立てを供するわらび餅・・・こんな贅沢な甘味は滅多にない。。このコースで7500円という超ハイコストパフォーマンス。難波から特急電車に乗ってわざわざ行く価値あり。。昼間のランチコースはさらにお得です。。

過去の森本はこちら

奈良県橿原市八木町1-4-8
0744-22-3082

 

和食 奈良県

奈良食堂 12月

新年の始まりは自社が経営する大和八木の表記の店で会食。LAをイメージした内装のイラリアンバル。地元の野菜と肉の炭火焼がおすすめ。12月中はおかげで若い女性客を中心に満席が続いていたとのこと。

前菜5種盛り(2名分1280円)はローストビーフ、低温調理した鶏のハム、ポテトサラダ、スペインオムレツ、人参のラペ、白菜のピクルス、キノコのソテー、ラタトゥーユなど・・5種以上入った山盛りのボリュームがとてもいい。

契約農家から仕入れる旬の野菜を使ったサラダ930円。バケツ盛りなのでボリューム満点。黄色いブロッコリーやロマネスコなど変わった野菜も入ってとても美味しい。

新鮮なスルメイカを使ったトマトとチーズのオーブン焼き890円。。チーズがトロトロで後を引く美味しさ。。プリプリのイカも秀逸。。

看板商品の備長隅で焼き上げた口どけの良い奈良産の牛肉と脂身が美味しい大和ポーク、柔らかで甘みの強い奥丹波地鶏のローストの盛り合わせ2980円。表面がパリッとして中はジューシー。器は吉野産の杉板を使用。

一見バジルのパスタのようだけど地元産の小松菜を使用。。名付けて奈良ジェノベーゼ。。とても食べやすくて体にも良さそう。。苦味えぐみは一切なし。。

林檎をバターで焼いたドルチェ。。とてもシンプルなんだけど美味しすぎる。熱々の林檎とバニラアイスとの相性がとてもいい。。シナモンをもっと効かせてもいいかも。。

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奈良県橿原市内膳町1−1−60
0744−23−0020
10:00~22:00
年中無休

 

イタリアンカフェ 奈良県