Genji 源氏【大阪市 塚西】

緊急事態宣言解除のためブログ再開させていただきます。。

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地下鉄玉出駅から徒歩5分、阪堺線の塚西駅徒歩1分にある界隈では知らない人のいない超人気店。ジャンルにとらわれることなく和食・洋食・中華と多種多様な本格的な料理を様々なアレンジを施して提供される。その数なんと100種類以上。

客層は近所の裕福層。家族づれや高齢者、幼児の来店も多いのが特徴。店のキャパは60席以上でこの辺りではかなり大きい方。スタッフも15名以上いて皆が黙々と忙しく動き回っている。

この日はおまかせのコース6500円を所望する。

最初の突き出しはトウモロコシのスープ。浮かんでいるのは豆乳の泡。生のミニとうもろこしが添えられる

お酒はワイン・シャンパンの他にも焼酎・日本酒・カクテルなどフリージャンルでいろいろあってあらゆる客に対応。この日はオススメのイスラエルののパンチのあるシャルドネを所望。

続いては鰆のマリネ。酸味の効いたアボガドのソースが下に敷かれる。アスパラガスとクスクスを添えて。

ここでお造り登場。〆た鯖、剣先烏賊と雲丹、レアにボイルした蛸、北海道の粒貝、鱧の炙り、鰤の6種盛り。

和と洋を行ったり来たりするのが特徴。スタッフさんの接遇も忙しいのに目配り気配りがしっかりとしてとても丁寧でした。

続いて鮎のカナッペ。敷かれているのは苦味のある肝のソース。 揚げた頭も香ばしい。

一瞬何かと思うようなビジュアルはホタルイカとカリフラワーのフリット。イカ墨の衣を使用。チーズを使ったソースがとても濃厚。。

揚げた桜海老のリゾット。カブラとかぶらの葉が添えられる。

鱸とオクラを使った和のテイストの料理。

島根産の牛肉を使った薄切りのローストビーフはしっとりしていてとても柔らかい。山芋のフリットが添えられる。

ご飯と赤だしはパスしていちごのプリンと抹茶のチーズケーキでフィニッシュ。テキパキとしたサービスとどんどん出てくるコース料理に圧倒される。。大満足で店を出る。。。さすがの大繁盛店と納得

大阪市西成区玉出東2-14-4
06-6656-9559
11:30~13:30
17:00~22:00
月曜日定休

 

大阪市 塚西 その他料理レストラン

ANTICO【大阪市 塚西】 【大阪市 姫松】

帝塚山の最近出来た高地トレーニングのジムの帰り表記のイタリアンレストランを訪問。
場所は南港通り沿いの帝塚山駅近辺の坂を上がりきったあたり。辺鄙な場所だけどご婦人グループの会食で賑わっている。

前菜とパスタとドリンクのついたランチセット1300円を所望する。

前菜はアボガドと生ハムのサラダ、スルメイカのソテー、ラタテューユの乗ったキッシュ、野菜の煮込みなど。。どれもしっかりした味わいで満足。

パスタは茄子とモッツァレラのトマトパスタ。。ソースもしっかりと乳化されていて深みのある味わいがとてもいい。手打ちの平麺もオススメとのこと。。ご馳走様でした・・

大阪市住吉区帝塚山西1-1-24 パレセゾン帝塚山 1F
06-6675-4446

アンティコイタリアン / 帝塚山駅東玉出駅塚西駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5

大阪市 塚西大阪市 姫松 イタリアン

市内某串揚げ店【大阪市 塚西】 【大阪市 姫松】

前回12月末に訪問して、店主の希望もあり店名と所在地を隠してブログ掲載したところビックリするくらい沢山の読者さんから問い合わせがあった阿倍野区の住宅街にひっそりと佇む定員6名の串揚げ店を3か月振りに訪問する。

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店内にはジャズが流れ、高級なサロンのような空気が溢れている。こちらの店主は私が30年前に茶道表千家流で一緒に稽古をしていた社中さん。当時は超有名老舗日本料理店の料理長でその後独立され、その和食店は御弟子さんに任せてご自身はこちらの串揚げ店をされている。

プレミアムモルツで乾杯をしてお任せでどんどん出していただく。

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串の扉は黒毛和牛、ポン酢でいただく。続いてそら豆を海老で巻き込んでオキアミを衣にして揚げたもの。海老が衣になっている串揚げは初めて頂いた。。。

続いて蕗の薹を蒟蒻で巻いたものを田楽味噌のソースでいただく。大きなカキフライもソースで頂く。。旬のホワイトアスパラガスを自家製マヨネーズをかけたものと続き、新ジャガのベーコン巻きはソースに辛子をたっぷりつけていただく。

どれもひと手間かけたものばかり。油は米油を使用。カラッと揚がってあっさりして後口がとてもいい。

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海老を高野豆腐で巻いたものは柚子胡椒の入った一番出汁に浸していただく。これは完全に和食の仕事。続いてたらの芽をハンペンで巻いてみじん粉を付けて揚げたもの。薄味で炊き上げた新筍に鰹節を付けて揚げたものは醤油で頂く。鴨ロース肉の菜の花巻。見た目は衣被ぎのような海老芋はネットリとした食感にビックリ。

店主から奨めていただいた福島県の大七の生もと造りの純米酒を所望する。6年前の東日本の震災でこちらの酒蔵の社屋と工場が損壊し再建は不可能かも知れないほどの大ダメージを負われた。その後に知人であるこちらの社長と話をする機会があったが「福島県人はコツコツと努力することに慣れていますから心配しないでください。私たちは必ずいつか復活します・・・」と言う会話をした記憶がある。

そんなことを思い出しながら生もとならではの自然の力を使った複雑な舌触りと喉に流し込むと野性味とコクを感じる大七ならではの上質感を感じることが出来る。

奈良県生駒の山鶴は純米酒らしい飲み飽きない味で派手ではないけど個人的には大好きなテイスト。

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続いて赤飯の磯辺揚げは塩をつけていただく。新鮮な砂ずりは下処理をしてあるので柔らかく仕上げらていいる。よく肥えた新鮮な鯵に葱を鋳込んだものは梅肉とともに頂く。豚肉はシンプルにポン酢で、しらすを衣にしたコゴミは塩をつけていただく。春を感じさせる苦味が身体を浄化させる。

ここで店主お薦めの宮崎の都農ワインのシャルドネ・アンフィルタードをいただく。都農市が町おこしで始めたワイナリーで自社農園で栽培したシャルドネを使用しオーク樽で発酵熟成させたもの。

強めの色のワインは見た目通り喉越しが柔らかくて複雑でリッチな味わい。余韻も長くて心地よい酸味がこちらの串揚げと最高の相性。。

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続いて鳥つみれを薄揚げで巻いたもの、うずらの卵をササミで巻いたもの、海老の紫蘇揚げと独活を組み合わせたものと続く。細めのグリーンアスパラを5本束ねて 豚肉で巻いたもの、かなりスパイシーな仕上がりの蓮根のカレーミンチ詰め。最後はほうじ茶でお茶漬けを頂き、苺とキウイの水菓子でフィニッシュ。料金はいくら食べても5000円。アルコールも良心価格です。

お店の外には龍安寺石庭のつくばいと同じものが置かれる。店主と一緒に茶道を習っていた頃、今は亡きお茶の先生に吾・唯・足・知(ワレタダタルヲシル)の意味を良く聞かせていただいたことを思い出しながら家に帰る。

前回の訪問ブログはこちら
店名・住所は今のところ秘匿
1日6名のみの完全予約制
*興味のある方は直接私(ペロペロ店主)まで連絡ください。
shatyo@nori-net.jp

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