うなぎ おかやま【大阪市 日本橋】

中国人観光客でごった返す黒門市場の雑踏を抜けて北側入り口の路地にある鰻屋。ずっと前は千日前筋沿いで営業されており冬場にいただく味噌煮込みうどんがかなり美味しかった記憶がある。カウンタ−席と奥にテーブル席がある。若いご夫婦2人で切り盛り。

以下メニュー

■うな重 小  (すまし付) ¥1,870(税込)
■うな重 中   (肝吸付) ¥2,500(税込)
■うな重 大  (肝吸付) ¥3,100(税込)
■うな重 特  (肝吸付) ¥4,600(税込)
■うな玉重    (吸物付) ¥2,250(税込)
■ひつまむし 一人前 ¥3,300(税込)
■ひつまむしペア 二人前 ¥5,400(税込)
■うなぎ茶漬け ¥1,650(税込)

鰻の原価が高騰しているとはいえかなり強気の値付け・・・この日はうな重大3100円を所望する。

2016-06-24 12.22.36

炭火を使用し注文があってから焼き始める。関西風の地焼きでかなり香ばしく焼き上げられている。鰻は国産で小さめだけど約1匹で旨みは充分。中国産のふわふわした水臭いものとはレベルが異なる。鰻は大きければいいというものではなく個体差で大きく味が異なる。少し泥が抜けていなかったのが残念。
タレは醤油が立ったあっさり切れのある関東系の味加減。食感も軽いのであっという間に食べてしまう。しっかり焼き込まれているが尻尾の部分がこげこげなのが気になる。

次回はひつまむし食べます。

大阪市中央区日本橋1-16-20
06-6636-1367
定休日:日曜日・祝祭日・第一月曜日
午前11時30から午後5時30分まで

大阪市 日本橋

丸元 9月【大阪市 日本橋】 【大阪市 難波】

ウルトラマラソン出場のあと疲れが抜けないので千日前の路地裏にある表記の老舗店でラン友と一緒にすっぽんを食す。お店は映画のセットのような昭和な造りで客層も昭和。隣のファッションマッサージは潰れて飲食店になっていた。最初にビールで乾杯をしていつものようにお造りの盛り合わせ。ネタケースを見ながらあれを入れてこれを抜いてと結構我がままを聞いていただける。

2015-09-19 18.10.16

コリコリの縞鯵、天然平目、赤貝、剣先烏賊、巨大な鱧、鳥貝、甘エビ、明石の蛸の8種盛り。盛りつけはどおってことないけどどれもが美味しい。本業は寿司店なんだけどこの店では誰も寿司を食べてはいない。

2015-09-19 19.06.02

鰻の蒲焼きをネタケースで見つけたので軽く炙って出していただく。路地裏のすっぽん屋で鰻の蒲焼きをいただきながらの麦焼酎。酒がすすまないわけがないな・・・・
お店の人の接客は丁寧ではないけどレジにどかんと座っている女将さんを含めてみんなちゃんとされている。

2015-09-19 18.24.27

このあとスッポンコース5,250円(税込)を所望する。すっと昔からこの価格。多分私の知っているお店では一番コスパがいいと思う。最初に生き血を赤玉ポートワインで割ったもの登場。お酒が苦手な方はリンゴジュース割り。そのあとコラーゲンたっぷりのエンペラと腸の湯引きの入った突き出し登場。

2015-09-19 18.20.36

この日はまさにシェフズテーブルですっぽんをほどくところを実演で見ることが出来る席。すっぽんの話を板前さんにいろいろ聞きながら頂くといっそう美味しく感じる。亀と同様にすっぽんの雄雌は尻尾で見分ける。玉子は雌しか持っていないのはあたりまえ。すっぽん一匹で2人前の食材となるらしい。すっぽんは劣化が早いので客の注文があってから調理を開始する。

2015-09-19 18.24.24

宝石のようにキラキラ光る内臓の造りはぴくぴく動く心臓と苦玉といわれる胆のう、腎臓部分、肝臓、卵となっていてすべて塩をかけて海苔で巻いていただく。見た目のイメージだけで元気が出る感じがする。食べつけたらクセになる。。

すっぽんは低カロリーでビタミンAやビタミンBが大量に含まれていて良質な必須アミノ酸がたくさん含まれているのでアスリートには最高の食材と昔に聞いたことがある。

2015-09-19 18.47.17

ここでお待ちかねのスープ登場。2階の座敷で頂くときは鍋で提供されるがカウンタ−では銘々でお椀によそって出していただける。椎茸や餅、豆腐、白菜もたっぷり入って栄養満点。生姜の効いたスープはとても滋味深い。野菜高騰のおり「白菜の仕入れが一つ800円するので大変です」と言っておられました。

首の肉や前足の付け根の肉はよく動くので身が締まってとても美味しい。寒くなって白菜がおいしくなってくると味わいも更によくなる。2杯目は鷹の爪とガーリックパウダーを入れていただく。味わいにパンチが出てお酒が更にすすむ。この頃になるとどういうわけか身体がぽかぽかしてくる。

2015-09-19 19.19.29

最後はトロトロの雑炊で〆。ご飯と玉子と葱だけの潔さ。押し麦が少し入っているのがこちらの店の特徴。
美味しくて美容効果も抜群で食した女性は翌日指先がツルツルするとのこと。最後のデザートまで美味しく頂き身体もぽかぽかして元気一杯。

大阪市中央区千日前1-9-9
TEL 06-6211-2298
営業時間 16:30~23:00(L.O 22:00)
定休日  日曜

大阪市 日本橋大阪市 難波

道頓堀 今井【大阪市 日本橋】 【大阪市 難波】

某会会合にて道頓堀の老舗店を訪問。外国人観光客でごった返す道頓堀でひっそりと佇むお店なんだけどよく見れば8階建てのビルになっていて1・2階は椅子席で3・4階は座敷となっている。

この日はうどん寄せ鍋コース4350円を所望する。

2015-07-04 18.47.55

突き出しは鯛の昆布締め。細作りにして煎り酒をかけたものなんだけど塩が強過ぎてかなり微妙。。

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「うどんすき」というのは「美々卯」さんの登録商標なのでこちらのお店ではうどん寄せ鍋と呼ばれる。しっかりとした食感の鶏肉(これは上質でした)、冷凍の車海老、ホタテ貝柱、身の分厚い焼き穴子、湯葉、粟麩、焼き豆腐、冬瓜、人参、甘く味を付けた椎茸など・・・・

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うどんはあまりエッジの立っていないモッチリした食感のもの。讃岐うどん店のような打ち立て感はないが普通に美味しい。丸亀製麺が世の中のうどんの味のデフォルトになっているために世の中のうどん店はかなり厳しい状況にあるといつも思う。

有名な出汁は北海道産の天然昆布と九州産のさば節とうるめ節を使用とのこと。化学調味料不使用なんだけど味にコクとまとまりがない感がどうしてもする。良く言えば上品な薄味。

IHクッキングヒ―ターに土鍋を乗せていただくんだけど煮込むとうどんが柔やわになってかなり残念。人それぞれの好みだと思うが個人的には美々卯さんと比べるとうどんのみならず具材の品質と構成、出汁の完成度はかなり劣る気がする。

ドリンクメニューで生ビールがないのは残念。老舗の矜持であろうか・・・・

店員さんの教育も美々卯さんとは横綱と十両くらいの差を感じる。いろいろな意味でいい勉強になりました。

大阪市中央区道頓堀1丁目7番22号

道頓堀 今井 本店うどん / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅

夜総合点★★☆☆☆ 2.7

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