松すし 7月【大阪市 長居】

鶴ケ丘の「りらく」でマッサージをした帰りに表記の店を訪問。前回驚きのコスパに感動しての再訪。店の隣に立ち飲みも併設されていて前回はそちらで頂いたが今回は寿司店のカウンタ−で頂く。カウンタ−は6席でテーブル2人席がいくつかある。店は古いけど掃除が行き届いて言えて清潔。

この日はご主人と奥さんとお母さんの3人体制でお出迎え。最初にビールを頂いて前回感動した鯛の炙りを所望する。

この日は養殖の鯛しかなかったけどその分ボリュームアップいただく。300円なんだけど薬味や飾りの花など一切手抜きなし。山葵の代わりの柚子胡椒が良い仕事をする。炙られた鯛の皮がとても香ばしい。2皿目は玉ねぎと一緒にいただく鹿児島産の和牛炙りのポン酢。これも当然の事ながら300円。薄切り肉をレアに火入れしたもので柔らかくて脂が甘い。300円だし不味いわけがない・・・・

カウンタ−後ろのテーブル席に座る若いOLさんも「この店おいしいのに安過ぎてびっくり〜」と何度も言っていた。

阪神ヤクルト戦を見ながら冷や奴を所望する。「良い桜えびがあるので冷や奴につけとくね〜」と店主の弁。豆腐はスーパーの普通のものだけど300円だから気にならない。

〆は海老マヨと鰻胡瓜巻きをOLのお姉さんとシェアして頂く。居酒屋メニューと寿司メニューのほとんどが300円で最高級トロお造りが500円、スペシャル黒マグロお造りが1000円。豚バラ肉を使ったポトフやエビフライやコロッケも美味しいとOLさんが言っておりました。

芋焼酎の品揃えも多くて長居で安飲みするにはコスパ最高の名店です。

この店は病み付き状態なので次回は7月6日(木)21時頃に1人で再訪予定。どなたかご一緒しましょう😄 ビール1杯奢りますので声かけてね。。。

前回の松すしはこちら

大阪市住吉区長居東4-4-6
06-6691-3863
10:00~22:00
火曜日定休

大阪市 長居 寿司

鮨 よし田 7月【大阪市 北加賀屋】

仕事の帰りに幹部社員君と会社近くの表記の店で打ち合わせを兼ねて会食。遅掛けに伺っても地元客で満席の超繁盛店。最近はハイアットリージェンシホテルからの客も多いと聞き及ぶ。住之江区では一番良いネタを使用していると思われるお店。

おすすめのお任せコースは同じネタが2貫ずつ8種類で茶碗蒸しがついて5000円〜6000円くらい。一つのネタをそれぞれが違う味わいにして出してくれるのが特徴。サウスポーの店主が繰り出す小振りの寿司のファンはとても多く、下町特有の敷居の低さとともにこのブログを見て常連になる方も多いと言っておられた。この日のコースは6000円で私は苦手なマグロを外して頂く。

握りの扉は天然平目と縞鯵。平目は口に入れた瞬間ネットリとした舌触り。少し熟成がかかっているのであろうか旨味もかなり強い。うって代わって歯切れがよくさっぱりとした食味の縞鯵は醤油とポン酢で頂く。

続いての皿は大きな肝を載せたカワハギと剣先烏賊の上に北海道産雲丹を載せたもの。一つは塩で頂きもう一つは煮切りで頂く。どれもが王道の美味しさ。。。寿司だけでなく上ネタを使った様々なアテもあるので高級居酒屋として使う客も多い。

〆鯖を炙ってテラ昆布を載せたものと網代に編み込んだコハダ登場。この時期の不飽和脂肪酸たっぷりの青魚は血の巡りが良くなって元気が出る気がするので少し嬉しい。脂の良く乗ったのどぐろを昆布〆したものをさらに皮目を炙って握ったものは旨味が凝縮しすぎて飲み込むのがもったいないくらいの美味しさ。この寿司一貫だけで日本酒1合が飲めるような感じ。

この店の名物の太刀魚は皮目だけが炙られて提供される。鱸も皮目を炙って提供。脂のある魚は皮と身の間に旨味があり、そこに火入れする事で魚の持つ美味しささらに引き出す店主の才能に脱帽する。

次に出てくる貝のヒモ部分だけ先に登場。

京都府伊根産の鳥貝は分厚くて甘い身が特徴。新鮮なので特有の癖や臭みは皆無。岩手の陸前高田で獲れたイシカゲ貝は独特のコリコリした食感と甘味が特徴。復興のシンボルとして毎年この時期に旬を迎える。

最後に茶碗蒸しか赤出汁をいただいてフィニッシュ。

いつ伺っても食材にこだわりがありその時々の旬の魚をリーズナブルに提供されています。お店はネタがなくなり次第終了なので予約することをお薦めします。

大阪市住之江区東加賀屋3-16
06-6683-4084

大阪市 北加賀屋 寿司

まき埜【大阪市 梅田/JR大阪】

所用で福島に行った帰りに表記の蕎麦店で一人ランチ。界隈ではかなり有名なお店でミシュランのビブグルマンも取得。昼時は様々な客層の方々で満席が続く。

お店はカウンタ−5席と4人掛けテーブルが3つ。ご夫婦でされていてホールにベテランのスタッフがいらっしゃる。サービスはいつ伺っても上品でとても親切。

ビールと胡麻豆腐420円を頂きまずは暑気払い。さっぱりしながらもネットリとした食感の胡麻豆腐は夏にぴったり。

天ざる1550円を所望すると先に大きな海老が2匹盛られた天ぷら登場。冷凍だけどプリプリしていてとても美味しい。海老の天ぷらをビールと一緒にいただくのが大好き。
お蕎麦は、蕎麦粉だけで打った数量限定の「十割蕎麦」と蕎麦粉10割に対してつなぎ1の「外一(そといち)蕎麦」、二八粗びきの「田舎蕎麦」の3種類。喉越しが良いので個人的にはつなぎの入ったものが好み。

しっかりとエッジの立ったビジュアルも美しい蕎麦は最初は粗塩や山葵だけで頂きそのあとは蕎麦汁につけて頂く。瑞々しくてかなり繊細な食味。蕎麦の香りはそう強くないけど飲込んだあとに鼻にすーと抜ける。甘さ控えめの汁も角が取れて蕎麦の味を引き立てるような塩梅。

最後はトロトロの蕎麦湯でフィニッシュ。
夏の冷やしすだち蕎麦があまりにも有名です。。。全体的に量が少なめなので1人で異なる蕎麦を2杯注文する方のもいいかもしれません。。。

カウンタ−の前に小さな赤い実の(多分七竃だとおもう)生花があまりにも美しくてしばらく目を奪われる。。。

*僕は副業で大学で教員もしているんだけどちょうど来週の講義のテーマが「おいしさの創り方」
「おいしさ」を定義して科学的にアプローチしていくんだけど「水のおいしさ」「空気のおいしさ」とともに「蕎麦のおいしさ」は解説がとても難しい・・・・

大阪市福島区福島6-11-13
06-6453-2828
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:00
定休日:水曜日

大阪市 梅田/JR大阪 蕎麦