大阪市

旧ヤム邸 中之島洋館【大阪市 肥後橋】

以前に仕事でダイビルに打ち合わせに行った時、表記のお店にてランチでカレーライスを頂く。そのときにこの店舗だけ「カレー鍋」をディナータイムで3日前までの予約制でされていると聞き及び、お盆の最中に予約して訪問する。

お盆の中之島のダイビルは人っ子一人いない状態。案の定、貸し切り状態でカレー鍋3500円を楽しむ。カレー鍋は和風とアジア風があるとの事だったのでアジアンテイストを希望。ビールとともにインドのせんべいのようなものが出てきて一緒にいただく。

お店のスタッフの方といろんな世間話をしながら夏の鍋を楽しむ。

ヤム邸ならではの色々なスパイスがしっかり効いたスープに海老、豚肉、鶏肉に魚のすり身を合わせたもの、満願寺唐辛子、茸、レタス、玉ねぎなどが入る。スライスした酢橘やレモングラスのせいでまさにトムヤンクンのような味わい。

思いのほか美味しいので野菜を別に所望する。すだちの酸味がスパイスの辛味と上手くマッチしてどんどん食べすすむ。頭皮の毛穴が開いて気がつけば汗だく状態。

残ったカレースープを長粒米のご飯に掛けてカレーライスで頂く。この頃には腹パン状態・・・

デザートはマンゴープリンにチアシードが入ったもの。最高の口直しに感激。スタッフさんの接遇もいいし残暑厳しい夏の夜にぴったりです。。

前回の洋館はこちら

大阪市北区中之島3-6-32ダイビル本館2F
ランチ 月~土 11:15~14:30(L.O.14:00)
ディナー月〜金 18:00~22:00(L.O.21:00)
土   18:00~21:00(L.O.20:00)
定休日 日曜日、祝日、第2月曜日

大阪市 肥後橋 カレーライス

前芝料理店【大阪市 谷町六丁目】

谷町6丁目駅から徒歩3分の表記のビストロを訪問。付近には古民家を改装したレストランが散在し、いい感じの雰囲気があちこちの店舗に残る地域。ご主人は東京の北島亭や大阪のラ・トォルトゥーガで修行をされたと言っておられた。店内は8席で大きな一枚板のカウンタ−が奥まで伸びる。

店内は間接照明で小さくJAZZが流れる。サービスはとてもチャーミングな浅見佐弥さんが1人で切り盛り。彼女の声が飛びきりいい。。

オーダーはすべてアラカルト。突出しの南瓜のポタージュは甘味とコクのあるバターナッツを使用。茶豆が入っていると言う説明だったけど私には判らなかった。

まずは北島亭のスペシャリテの「生ウニとコンソメゼリー寄せ」(写真はハーフサイズ)コクのあるコンソメゼリーの中にたっぷりの生ウニ。この料理を嫌いと言ういう人はまずいないであろう。。

この料理にはスベロニアの白ワイン(一番左)を合わせる。世界遺産のカルストのあるリュブリャナに思いを馳せながら独特の個性のあるワインを頂く。

フォワグラと鴨肉のパテは写真では判りにくいけどかなり大判。ネットリしっとりとした舌触りと鴨肉の肉感,旨味が心地よい。

ピノノワールをグラスでお願いしたら甘くてトロトロのリキュールを間違えて提供。初めての味わいに舌もビックリ。何度も確認したが「個性があるピノです」と言ってたのでしょうがなしに頂いてたら途中で「すいませ〜ん!間違ってました〜」とのこと。でも顔が可愛いから腹が立たない。。。。

正しいものを入れ直して頂き次の魚料理を頂く。

続いてワインとドンピシャの鱧の炙り夏野菜や柑橘添え(写真はハーフサイズ)地元で獲れた鱧と野菜を合わせたもの。肉料理の合間の口直し。

メインの肉料理は大阪産の「なにわ黒牛」4800円(写真はハーフサイズ)阪南市で肥育されている牛のウチヒラ部分らしい。炭火で焼いては寝かしを繰り返しシズル感たっぷりのロゼピンクに仕上げる。噛めば咥内に肉の香りと旨味とコクが広がる。マデラの香りを纏わせたソースも秀逸。

ガルニチュールのブルーチーズを使ったグラタンファノイアもコクのある仕上がりでワインを誘う。

若めのシラーだけとてもいい状態で肉によく合う。丁寧な火入れで肉の味わいがより上質に感じるのが不思議。

デセールはドラゴンフルーツを所望。さっぱりした酸味が肉疲れを一気に回復。

帰りに行きつけのバーでミックスジュースに大量のウォッカを入れたカクテルを作ってもらったら一気にダウンして一日が終了しました。

大阪市中央区安堂町2-3-3
06-4304-1770
営業時間 18時〜25時
定休日 水曜日

大阪市 谷町六丁目 フレンチ

ごしき【大阪市 住吉東】

自宅から自転車で5分の場所にある表記のお好み焼き店を日曜日の午後に1人で訪問。住吉東駅徒歩1分のセブンイレブンの裏に位置する。年配のご夫婦2人で運営。ご主人はねじり鉢巻着用。最近、魔法のレストランの取材放映があって遠方からの客が絶えないと言っておられた。

自宅を改装したお店は一見間口が広いように見受けられるが奥行きがビックリするくらい狭い。入り口のガラスドアが6席のカウンタ−の背もたれになっている。お好み焼きが焼き上がるまで暇だったので計ってみたら幅56㎝で背筋をピンと張りながら食べないと難しい感じ。ウエスト1m以上や身長185㎝以上の人も入店困難と思う。BGMはポケットAMラジオ。

あとビックリするくらいメニュー数が多いのも特徴。明太子とちりめん押しなんだけどご主人が数年前まで堺の高島屋で明太子や干物を販売していてその目利きの名残らしい。ちなみにお店の一押しが明太子焼きそばらしい。

少し広めのテーブル席も1つだけあるけどこの日は家族連れが占領。いつものように明太子とビールを頂きながらお好み焼きが焼けるのを待つ。

この日は奮発してオールミックス焼き750円を所望する。


イカ・エビ・豚肉・ホタテが入った山芋たっぷりのお好み焼きはふわふわでとても優しい味わい。出汁の味も効いていてアクセントの辛子がいい仕事をする。下町のお好み焼き屋さんらしく外連も余計な小細工もない直球勝負。粗めにカットされたキャベツの歯ごたえもいい。しっかりビールも頂いて自宅で昼寝のいい日曜日でした。

大阪市住吉区住吉1-2-10
06-6672-1016
営業時間:11:00~21:00
定休日:月曜日・火曜日

大阪市 住吉東 お好み焼き