大阪市

鮨 こいき【大阪市 桃谷】

以前は地下鉄谷町線四天王寺夕陽ヶ丘前で営業されておられ、昨年の9月に桃谷駅徒歩5分の住宅街の彼の地に移転された表記の店を友人と訪問。

高級寿司店然とした内装で檜のL字カウンター10席。アテと握りのおまかせコース10800円のみだけどアテの追加や握りの追加など柔軟に対応される。ご主人は1度訪問すると客の名前は完全に記憶され心のこもった対応はとても気持ちがいい。朝の6時に仕入れに行ってそのまま8時から仕込みを始めて12時の終業までずっと店にいるというご主人の寿司にかける想いには頭がさがる。

ビールで乾杯をしてまずはコリコリに活った目板ガレイの刺身からスタート。続いては富山産の白海老に徳島産の雲丹を合わせたものもとても贅沢な取り合わせ。もち鰹の辛子醤油を合わせた刺身と脂ののった泉州の鰯の磯辺巻きと続く。

北海道仙鳳趾産の大粒の牡蠣を昆布締めにしてさっと炙ったものは甘味と濃厚な旨味が特徴。裏旬の真名鰹は塩焼きで供される。あん肝をこっくりと炊き上げたものも秀逸。酒蒸しにするのが常道であるが甘辛さとコクのある肝の味が合間って酒が進みまくる。さらに4時間くらい蒸されて供されるふかふかの黒鮑と続く。

寿司の扉は脂が乗りまくりのコリコリ食感のどぐろから。続いて昆布〆にした鱚、細かく包丁目を入れた剣先烏賊と続く。天然のカンパチ、漬けのインドマグロ(私はパス)、旬の石陰貝はビックサイズでしっとりとした歯ざわり、独特の貝の旨味と風味がしっかり感じられる。シャリは赤酢を使用しているけど上手く2種類をブレンドしているためにありがちな癖とすえた臭いは全く感じない。

天草産の旬の赤雲丹も磯の香りとコクがありまくり。コハダは1枚づけで浅めの締め加減で旨味がしっかりと感じられる。こちらの店のシグニチャーメニューの煮鰻はとろける食感。。オープンしてから昨日まで封印していたとのこと。私がこちらの店に来るとのことでわざわざ出していただいた。今後も提供されるとのこと。釣りの鯵も和歌山産。小ぶりだけど味噌がタップリの泉州産のシラサエビ。皮目を炙った銚子産の金目鯛も鮮度が良く軽く昆布〆にしてあり秀逸なり。

鰯の握りは脂が乗りまくって真っ白けのビジュアル。富山産の白えびをもう一度いただいてオススメの大判の煮穴子は旨味タップリ。さらに目板カレイを追加リクエストして干瓢巻きと卵でフィニッシュ。お茶とともにのし梅とべったら漬けが供される。アルコールはビール2種、こだわりの日本酒、焼酎、ワインなどがどれも良心価格で提供。動けなくなるくらいお腹いっぱいになりました。

大阪市天王寺区勝山4-2-20
06-6779-8823

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27100808/?tb_id=tabelog_99b3bce97581d4cf0ee06d231b5bbdabdfeec5a6″>こいき</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010201/”>寿司</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R10045/rstLst/”>桃谷駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6490/rstLst/”>寺田町駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.0
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大阪市 桃谷 寿司

鮨 三心【大阪市 谷町六丁目】

現在大阪の寿司店では気鋭の予約が取れない表記の店をいつもの爆食い英会話教師と訪問。場所は谷町6丁目駅の谷町筋から1筋東の銅座公園の前に位置する。

空気感のあるファザードを入ると店内はL字型のカウンター11席。カウンター正面には木製の氷冷蔵庫が埋め込まれている。

若くてイケメンのご主人はミナミの寿司たいすけさんで修行されたとの事。寿司のコースは3種類で価格の異なりは量の違い。アテ重視のコース、握り重視のコースなど柔軟に対応いただける。

価格も内容もお任せのコースはしっかりと脂が乗った鯵の磯辺巻きからスタート。続いては日本海の岩牡蠣のマリネ。軽く酢で締められているので不要な水分が抜けて旨味が凝縮されている。のどぐろの西京漬も脂が乗りまくり。。ずわい蟹の上に旨味たっぷりで甘々の青森県大間の拳骨雲丹を乗せたものと続く。

この日のお酒は暑気払いにお店オススメの大分県の安心院(あじむ)というスパークリングを所望する。きめ細やかな泡立ちと果実味と酸味がこの時期にピッタリ。

寿司には秋鹿の夏酒を所望する。

寿司の扉は白甘鯛の昆布締めから。上品な白身魚のかそけき脂分と独特の旨味が咥内一杯に広がる。今が旬の剣先イカ、豊かな深い甘みの九州産の赤雲丹、和歌山産の鯖の棒寿司、山形産の茶豆と続く。

ここで店主が巨大な宮津産の鮑の煮貝をおもむろに包丁をする。ご主人の人柄の良さといつもにこやかに柔らかくどの客とも会話をされるので高級寿司店にありがちな硬い雰囲気は全くない。

鮑の肝で和えたシャリで握った煮鮑は手渡しで供される。柔らかく仕事をした鮑とシャリのコクの相性がとてもいい。日本酒と一緒にいただくとベストマリアージュとなる。

色々な種類のハーブをお浸しにした巻物で口直し。3枚付のシンコ、煮ハマグリ、富山産の白海老はねっとりした食感に独特の甘みが秀逸。生の鮑の貝柱部分を薄くカットして重ねたもの。築地から仕入れる本鮪の漬けと続く。

和歌山産のモチ鰹は藁で更に燻され焼き込まれて供される。ビジュアルを見ただけで美味しいことがわかる。(私は鰹が苦手なのでパスする・・・)

大好物の車海老、中トロ(マグロ苦手なのでパス・・・)毛蟹、煮穴子、玉子2種でフィニッシュ。同伴者は更に松茸の土瓶蒸しとトロたくを追加・・・お腹いっぱいご馳走様でした。今回も大満足でした。。

前回の三心はこちら

大阪市中央区内久宝寺町2-7-4
06-6767-0677

*最近の加工アプリの性能にはびっくりする。英会話教師も必需品と言っていたな。

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/27095402/?tb_id=tabelog_72405765b07130579b43d3591a31d375c8631d7e”>鮨 三心</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010201/”>寿司</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/R6035/rstLst/”>谷町六丁目駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/R6033/rstLst/”>谷町四丁目駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270204/R9301/rstLst/”>松屋町駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

 

大阪市 谷町六丁目 寿司

桜富士山 7月【大阪市 粉浜】

私が今一番日本で美味しい自分の口に合うと思っているカレーのお店。以前は細井川駅の近くででされていたんだけど現在は住之江区の粉浜という場所にあるお店を間借り営業されています。お店が空いている時間も短炒め稀少性が高く、店主のこだわりがとても強いために「幻のカレー店」と数寄者の中では言われています。

この日のランチメニューは桜富士山ミールス1300円のみ

この日のミールス(南インド地方の定食)はカレーはポークビンダル。。ビンダルは現地の酸味が強い酢を使用し、真っ赤で丸い形の旨味のある辛さを持つカシミールチリで調味したもの。酸味と辛味のバランスがとても良くて初めていただく夏向けのサラサラのカレー。サンバルはソラマメとシシトウ、アチャールは水ナスとトマト、そしてパパドの組み合わせから成る。どれも一口ずつ味わって味を確認してからおもむろに皿にぶちまける。

ぐちゃぐちゃに混ぜこんだミールス(本場ではこうやって食べるのが一般的とのこと)は様々なスパイスの香りと多種な辛味、酸味が混ざってカオス的な味わいはこの店のミールスならでは。辛いだけではなくてまろやかな酸味に包まれたパンチはあるけど穏やかで優しいほっとする味わいは唯一無二のものなので表現しようがない。。必ず混ぜ込んでいただくことをお勧めしたい。

食後のチャイもこだわり抜いたもの。。
場所は地下鉄四ツ橋線の玉出駅を南東に5分くらい歩いた所です。

7月28日、29日は東京の高円寺の東の名峰であるインド富士子さんを招いてのスペシャル営業。メニューは桜富士山とインド富士子さんの合い掛けインド富士山ミールスのみ。マスターピースのインド富士サワーも提供いただけます。

大阪市住之江区粉浜1−26−14
*Migeru(ミゲル)という店の間借り営業。
現在は土日のみの営業です。
11:00〜14:30(売り切れ終了あり)

大阪市 粉浜 カレーライス