大阪市

ふくの助 6月【大阪市 昭和町】

阿倍野の表記の河豚料理店を訪問。大阪メトロ昭和町駅から徒歩1分の場所に位置する。昔からこちらの店の焼き河豚が大好きで冬だけでなくこの時期にもよく伺う。早めの時間から綺麗な個室でゆっくりといただけるのも嬉しい。

玄関の水槽で泳ぐ大きな淡路の3年フグを使用とのこと。この日は毎回注文する「焼きふぐコース7500円」ではなく「てっちり」の入っていない夏限定のコース7300円を所望する。

最初は厚めに切りつけた刺身と河豚皮と煮凝り。旨みも充分で日本酒との相性も最高。

しばらくして焼きふぐ着皿(写真は2人前)。頭の骨部分や顎の部分、上身にとうとう身など色々な部位が綺麗に盛り付けられる。味付けは塩とニンニクと唐辛子で胡麻油やポン酢につけていただく。塩味以外にも醤油や味噌も選ぶことができる。

冷のヒレ酒と一緒に焼き河豚を楽しむ。香ばしくて癖になる味わいで直接手で掴んでしゃぶりつく。

顎の部分もとても味わい深い。ボリュームも満点で焼き河豚だけでお腹いっぱいになる。

最後は雑炊でフィニッシュ。河豚もお酒もたっぷりいただきました。ごちそうさまでした。

過去のふくの助はこちら

大阪市阿倍野区阪南町1-47-24
06-6621-1129
営業時間: 17:00~23:00

大阪市 昭和町

石臼挽手打 そばの音【大阪市 松屋町】

松屋町にある表記の人気蕎麦店を訪問。長堀鶴見緑地線「松屋町」駅の3番出口より南へ50m。松屋町筋沿いに位置する。店内はカフェのような作りでしっかりとデザインされていて壁はコンクリート打ちっ放しなモダンな感じで4人掛けのテーブルが3卓、6人掛けの大テーブルが1卓にカウンターが6席。BGMはモダンジャズが流れる。

こちらのご主人は谷町4丁目の人気蕎麦店の守破離で修行をされたと聞き及ぶ。メニューはざる、かけ に辛味そば、山いも、小えび天、天盛り、鴨等があり粗挽きと十割を選ぶようになっている。夜は居酒屋使いができて酒肴やお酒も色々と取り揃えておられる。

この日は「そばの音 三宝 2200円」を注文する。

しばらくして配膳される。最初に見た目も美しい辛味大根と大粒のなめこの蕎麦をいただく。細めで粗挽きの蕎麦の食感はかなりしっかりした感じでほのかな甘味も感じられて香りもとてもいい。

汁の味もかなりしっかりしていて存在感あり。レアに仕上げられた鴨ロースもしっかりと濃いめのいい出汁で炊き込まれていて美味しい。小エビの天ぷらもこれはこれで美味しい。蕎麦の量は3皿で1.3倍とのこと。最後に蕎麦湯をいただいてフィニッシュ。ごちそうさまでした。

大阪市中央区松屋町3-21
11:30~14:30/17:30~22:00
不定休

大阪市 松屋町 蕎麦

米増 6月【大阪市 福島】

福島にあるお気に入りの表記の和食店を定期訪問。ミシュラン2星なんだけどそのことは数年前から全く触れることもない。大阪では屈指の予約困難店で最近は常連客の予約以外は取られていない。ご主人と奥さんと調理師学校を出た見習いスタッフさん3名とで切り盛り。

茶味のある料理で素材を活かしたいい仕事をされる。この日は17時半から8名で一斉スタート。コース料理の値段は使用される食材によって変動。この日はお酒を少しいただいて税金とサービス料で一人30000円。

大阪の「本湖月」や「かが万」等で修行をされた46歳になる温和な人柄のご主人と奥さんの柔らかい接客も見ていて気持ちがいい。新規客、常連の分け隔てなく丁寧にカウンター越しで楽しく話をされる。

毎月楽しみにしている床飾りはご主人作。装飾を廃した店内は凛とした空気が漂い客も皆ヒソヒソと小さな声で話をする。北新地の和食店ではあり得ない心地よさを感じる。奥の調理場からも一切音が聞こえてこないことにもいつも感心する。料理はその時期の一番美味しいものを厳選し何度も事前に試作を重ねて提供。

この日は琵琶湖と島根県高津川の鮎の食べ比べ。

写真掲載は禁止なので忘備録のため献立のみ記す。

・冷たい新茶の煎茶
・青梅蜜煮寒天寄せ
・舞鶴産黒バイ貝お粥 肝ソース
・岡山産すっぽんの煮物椀 葛切り 浅葱
・佐賀産小肌 甘手カレイ
・蛸柔らか煮 胡瓜 穂紫蘇
・鮎塩焼き 白瓜雷干し胡麻あえ
・鷹峯産夏野菜色々 根曲竹 鯛味噌
・徳島産車海老 千両茄子
・釜炊き鱧ご飯 山独活味噌汁 香の物
・宮崎マンゴー 高知産小夏 ヨーグルトソルベ
・黒糖わらび餅 薄茶

お酒も美味しくいただきました。

大阪市北区大淀南1-9-16

大阪市 福島 和食