和食

懐石料理 徳 住之江本店 6月

*自社決算と出張続きの為にブログ掲載滞りました事お詫び申し上げます。

所属する奉仕団体の納会に相伴させて頂く。20名での慰労会で税別7000円のコースを非売品の西條酒造の日本酒と共に提供。

2014-06-21 18.36.00-1

最初は乾杯のあと卵豆腐に雲丹豆腐を乗せたものに淡路産の生雲丹を乗せたもの。前盛は冬瓜、ミニオクラ、レアに湯がいた車エビ。鱧の骨からとった出汁で作ったジュレをかけて頂く。涼味満点の先付け。

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お造りは岸和田漁港から鱸とイサキ。イサキは皮を焼いて香ばしさを出す。中トロは青森産。本山葵と莫大海と刺身こんにゃくの薬味。

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椀盛は海老糝薯と粟麩、木耳、小芋、青柚子。しっかりと鰹出汁が効いているんだけど塩分が多いのが少し気になった。担当調理師に指導を入れる。

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口取り八寸は白ダツ芋と生湯葉と枝豆を薄葛で炊いたもの。淡味でいい味を出しているのに感心。蛸柔らか煮は笹で包んで低温調理。チーズ豆腐と烏賊のオランダ(揚げたもの)。鮎の酒盗漬け。ヤングコーンの鱧の卵和え。穴子一口寿司。

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メインは但馬牛を使用したローストビーフ。モモ肉なんだけど脂がしっかりのっていて噛めばじゅっと溶ける感もある。秘伝のタレに漬け込んでコンベクションで低温調理。醤油ベースのソースは旨口の日本酒とよく合う。私どものお店のスペシャリティー。

あしらえの野菜は水茄子の味塩漬け。トウモロコシ糝薯。グリーンアスパラと旬菜の取り合わせ。シンプルだけどかなり美味しい。

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普段はここで酢の物なんだけどこの日は若い方も多いので魚料理をもう一品。国産の上質な鱧の照り焼き。レアに焼かれた鱧は火入れも完璧。あしらえは大根の焼酎漬け、プチトマトの甘酢漬け。いい仕事である。

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食事は釜炊き御飯と滑茸と大根が入った信州味噌仕立ての汁。香の物は自家製でその横に添えられた秋刀魚をおからで炊いたものは当店のスペシャリティ。

2014-06-21 20.10.19

デセールはオレンジとアメリカンチェリーに自家製のサバイヨンソースをかけたもの。卵黄に生クリームを食えてシャンパンで煮詰める。。そこにグラニュー糖などを入れて仕上げ。柑橘系のフルーツによく合う。このあとはほうじ茶と自家製の焼きたて最中で終了。

とてもいい料理でした。。

大阪市住之江区東加賀屋3-15-9
完全予約制
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北浜うらら

所属する奉仕団体の納涼会の下見に表記の店を訪問。 テラスの前を流れる川とライトアップされた中ノ島を見ながら食事と思ったがあいにくの雨。

ここは前に泉州の魚を取り扱う【十六夜】という店だったんだけど数年前に閉店されて現在はその方から岸和田で酒販店を経営していらっしゃる女性オーナーが引き継いでされていると聞いた。 店は今風のカジュアルな和食系の設え。テラスは椅子席で25名ほど座る事が出きるよう。

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鱧の刺身は骨を抜いて薄造りで出てくるんだけどこれで1800円は北浜と言えどもCPが悪い。お酒はシャンパングラスのようなグラスで供される。緑川とかいろいろあるけど日本酒以外のお酒がないのと値付けがかなり高いのは残念。

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庄内麩にチーズを乗せて焼いた和風ピザ。なかなか厳しいものを感じるアイデア料理。不味くはないけど日本酒に合わない。

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鶏肉に山葵の入ったソースを塗って焼いたもの。これはボリュームもあって皮がパリパリして結構いける感じ。かなり不思議な味だな。

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岩牡蠣2つで1200円。粒が小さいので味ののりもイマイチ。適当にお酒を頂いて2人で12000円。。

大阪府大阪市中央区北浜1-1-12 Y’sピア北浜1F

北浜うらら割烹・小料理 / 北浜駅なにわ橋駅淀屋橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


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奈良の里山料理 ほうらんや 6月

私どもが経営する奈良の橿原万葉ホールと言う公共施設の5階と言う辺鄙立地にある地産地消をテーマにしたレストラン。

開業5年位になるがランチタイムは88席のお店がフル回転。この日は140名近くのお客様がウエイティングいただきながらお昼に来店されたと店長から報告を受ける。担当料理長を中心に近くにある医大のアルバイトの方々が大活躍。この日は新商品のなすバーグセット150グラム(990円)を試食を兼ねて所望する。

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鉄板の上でジュージューといい音をさせながらハンバーグ登場。提供時間も問題なし。おろしポン酢で頂く。

ハンバーグの材料は地元産の大和牛、ヤマトポークをお店で合挽にする。大きな塊肉で納入されるので筋を引く作業からはじまる。その日使う分だけミンチにするので鮮度はまちがなし。炒めた玉ねぎと塩とナツメグ、胡椒とパン粉のみを黄金比率で混ぜ合わせる。柔らかいだけでなく肉の味がしっかりと感じられて後口がよくしかもふんわりして軽い・・そんなハンバーグを目指している。食材は提供価格の割には最高レベルのものと思っている。

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これにご飯とみそ汁香の物がついて945円。ご飯は地元のひのひかりの5分つき米を混ぜている。汁も化学調味料を入れていないので旨味が少し薄いが後味がよく野菜がたっぷり入っている。

里山バーグの美味しさの秘密はほぼ材料に尽きますとよく人に言います。上質の脂が口の中でほとばしって肉本来の味わいをより深く感じさせてくれる。ライトな赤のワインと相性抜群。

後は本格コーヒーが飲み放題の200円のドリンクバーと丁寧に地元のやまとなでしこ卵をたっぷり使ったカスタードとバニラビーンズたっぷりの生クリームを合わせた自家製クレームディプロマットが思いっきり入ったクッキー生地のシュークリーム180円。。仕上げに地元産のきな粉をたっぷり振って頂くと言う感じが奈良らしい。

これも持ち帰るお客様が多いので予約して頂いたほうがベター。。このあと飛鳥方面の物件を見に行ってそのまま帰阪する。

詳しくはこちら

奈良県橿原市小房町11番5号
かしはら万葉ホール5F


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