王様のスプーン【大阪市 南森町】 【大阪市 梅田/JR大阪】 【大阪市 西天満】

西天満にあるスパイスの魔法使いと呼ばれる美人女性店主が営むカレー店。。 周りはイタリアンやカフェ、和食にビストロなど多くの繁盛店がひしめき合う激戦区。その中で飛びぬけて傑出した真面目な優しいカレーを日々作り続けるこの店は私も大ファンである。。 スタンダードなカレーも超うまいし新作のトマト味のカレーも優しくて大好き。。 せやけどこの時期忘れてならんのが名物の「冷やしカレー」ちちんぷいぷいやその他のニュース番組でいつも引っ張りだこ。。。 hiyasikare-.JPG このカレーなんと900円。夏季限定で1日20食限定です。 さすがの私も冷たいカレーライスは初めて。冷たいカレーうどんはよくいただくが・・・ 冷たいサラサラのご飯に上にのっかってるチキンを炊いたスープを入れてそこにスペシャルなこの店のカレールーを冷やして入れて最後にコンソメのジュレ(煮こごり)を入れて完成。ジュレの食感が気持ちいい。。あっさりとサラサラ口に入っていく、まさに冷たい雑炊かお茶漬けの様。。。あとからじんわりとカレーの味が戻ってきてとても楽しい。。 辛さもちょうどよくてさっぱりしながらコクがあって食べ飽きない工夫がよく出来ている。一見きわものに見られがちだけどかなり研究し尽くしてつくられた逸品である。。 ぱっと見と味とが全然違うのも面白い。。。 posuta.jpg 店のファザードには丁寧に大きな写真も添えられている。。 チキンコンソメを液体と固体に分けたのが実にすばらしい。。。キンキンに冷えたスープがスパイシーなルート口の中で混ざってそれをコンソメジュレが辛さを和らげる。。。連立2次方程式の様な料理である。 まさにひと夏の体験。。。。。 夜はチョイ飲みバーもやっているよ。。。カレーコロッケとワイン最高よ! 王様のスプーン 大阪市北区西天満5-11-4 tel. 06-6362-8028 詳しくはこちら

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ユニッソン・デ・クール【大阪市 南森町】 【大阪市 西天満】

派遣会社を経営する友人とボクシングの練習の帰り北浜のフレンチに行く。 ライオン橋(難波橋)北詰のアキュイールの手前の最近業界で話題騒然の新進気鋭のフレンチレストラン。4月オープンらしい。店は白い壁で明るく広いメゾンダイニンググレーのアームチェアーもシンプルでよい。 パリの宮殿ホテルにある三つ星レストランのレストラン・ル・ムーリスで修業をされたシェフは31歳。。テーブルにわざわざ挨拶に来てくれた。最初にシャンパンをいただく夏の夜にふさわしいすっきりとしたシャルドネ系のアグラパールをいただく。。 amu-zu.JPG シャンパンと一緒に出てきたのはセロリのジュレと泡だてたもの。これはシャンパンにドンピシャだった。 ビーツの角切りとグジェール(チーズ味のプチシュ)とパンドベニスとラーフメ。 zensaiiroiro.JPG この店はオーナーが木津市場で鮮魚を扱っているらしく魚にはこだわりがあるらしい。 最初に明石ダコの入ったじゃが芋のパルマンティエという料理。。ぱっと見たら冷やし茶碗蒸しの様。ビシソワーズを濃厚にした感じかな。。 そのあとはフォアグラミキュイ マンゴのデクリネゾンで薄く加熱されたフォアグラは低温調理らしい。個人的にはしっかりとコンフィしたものが好みだけどマンゴが形を変えていろいろ入っているのと相性は良かった。ワインはトゥーレーヌ・ソーヴィニョンさっぱりとしていながらもリッチなアロマを感じる。。 ズワイガニと淡路のウニのババロアのコンソメジュレかけは塩加減がとんがってはいるがズワイガニのエキスをしっかり含んだジュレが秀逸。。蟹の香りが鼻に抜けてコクがあって切れがある目の覚める逸品である。 新玉ねぎとハーブのロイヤル豚足とキノコのグラチネ 夏トリュフ添えは泡だらけのポタージュの茶わん蒸しのような感じか。。カリカリとした食感も面白いしトリュフの香りも鮮烈であった。いろんな味が複雑に混じってとても面白い。 香りの立つシャルドネを所望する。グラスワインなんだけどコクがあり、まったりとしてこれも秀逸。ワインリストを見せてもらったが値付けが安すぎ。。。フレンチの良心ここにあり。。たぶん大阪のグランメゾンではNO1であると思う。。3千円から5千円クラスのワインが数多く揃っていて、えっこのワインがこの値段・・・というものばかり。グラスでオーダーするよりも、ボトルでオーダーしたほうが得だと若いソムリエ君も言っていた。続いてのアンディーブのプレゼ甘エビのソースナンチュアはアンディブ(チコリ)自体があまり日本で食べる習慣がないが食感と味は焼き茄子と白菜を足して2で割ったよう。少し苦みのあるアンディーブに甲殻系のソースにどういうわけか生の甘エビが鎮座。。。料理の完成度としては荒削りであるが決して悪くはない。次のホタテのブータンブランは軽くスモークした帆立(火が通り過ぎていたのは残念) とホタテをソーセージにしたスペシャリティーらしい。プルプルで柔らかい口当たりの帆立のブータンブランと甘味にブ-タンブランの淡白な味がプールブランソースといい調和。ソースに帆立のジュがしっかり感じられた。見た目よりシャープな味でワインと相性抜群であった。 kasago.JPG 魚料理は徳島産カサゴのソースアネット。ソースがよくからんだキャベツやカブの付け合わせもかなり旨い。。カサゴの磯臭さも香草のソースとナイスマッチ。。 kamounison.JPG シャラン鴨と根菜のキャラメリゼ レンズ豆とジロール茸。オーセンティックな料理であるが鴨が旨かった。火入れも完ぺき。ホントは修業されたル・ムーリスのスペシャリティの鳩料理をいただきたかったが・・・楽しみは次回に。。。ワインは2006年のヴァケラスを所望。。かなり個性的で濃厚なタンニンとエレガントな口当たりと花の香りもした。。。 店内のBGMは無し。厨房の音や会話、カトラリーの音なとをBGMにして食事を楽しむ。 dezatoiroirouni.JPG フロマも牛のチーズが2種。肉料理の時に飲み残した赤ワインを再度楽しめた。 ライムのグラニテとキャラメルアイスのミルフィーユはお腹いっぱいでパスさせてもらった。 全部で13皿のディナー1万円コース 今年のミシュランではこのままいけば必ず星は取るお店である。 ワインの値付けもしかりコストパフォーマンスの高さは実に大阪的 早く行かないとと予約取れなくなること必至   大阪市北区西天満1-7-4 TEL:06-6131-0005

ユニッソン デ クールフレンチ / なにわ橋駅北浜駅南森町駅

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王様のスプーン【大阪市 南森町】 【大阪市 梅田/JR大阪】 【大阪市 西天満】

西天満の通称「あっちゃん」という女性オーナーのカレー店。。(あっちゃんと呼んでやってください。喜びます)いわゆる小麦粉を使用しないさらさらタイプのスパイス系で個人的には大好き。薬膳という言葉を使う人もいるがそこまでではない。 カルダモンとコリアンダーの香りが心地よくあっさりとしていに持たれないカレーであることは保証できる。真面目にスパイスを引いて野菜や肉を丁寧に炊きこんでいることは同業者の私には信じられない手間がかかっていることよくわかる。クローブの香りもあとから鼻に抜けて心地よい。。。このカレーは店主自ら、スパイスを焙煎するところから作っているらしい。。。 何種類かのホールスパイスをミルで挽いた後、スパイスの香りが立つように、ごく少量のサラダ油で丁寧に炒めます。その前に作っておいた、野菜と果物をじっくり煮込んだベーススープの中によ~く炒めたスパイスを投入!!ジュ~っと音が良い香りとともにします。ベースのルゥに入っているお肉は、実はひと仕事してます。牛バラ肉の塊から丁寧に脂身をそぎ落とし、しっかり常温に戻してから表面を焼いて煮崩れしにくくしています別のフライパンで炒めた小麦粉にカレー粉を入れて、さらにじっくり炒めてますそれを先ほどのスパイスを加えたルゥの元に溶かしていきます。これが結構な力作業なんで、、、(泣)こうやって作った秘伝のルゥは、、、5日間寝かせたあと、お客様の前にデビューします。 (以上HP引用。。) しかしながらすごい手間がかかってる。。。 お店のファザードも手作り感があふれていて面白く、客層も女性が多いこともうなずける。。もちろんお店はピカピカで店主の几帳面な人柄がうかがい知れる。 P3150020.JPG 今日は新作のトマトチキンカレー800円をいただく。普段のカレーよりもマイルドなんだけどトマトの旨みと酸味がナイスマッチ。私のカレー人生で新しいページが開けたような傑作。。好みの的のど真ん中に入っている。マイルドといってもスパイスの香りはしっかりと立っていて見た目よりは味もコクもしっかりしている。。これで800円は安すぎるで・・しかし・・ P3150015.JPG 新作のポークカレーも近いうちにリリース予定らしい。。夜はドリンクとフードがオール300円。。 チョイのみにぴったりで仕上げのミニカレーで胃腸もすっきり。。。。 合言葉「ぺろぺろ!」でスマイル2倍の特典あり。。 詳しくはこちら

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