懐石料理徳 住之江本店【大阪市 住吉公園】 【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

私どもの経営する住之江区にある表記のお店で某団体の会食会に相伴させていただく。13名で飲料・税・サ込み10000円のコース。

こちらは完全予約制で普段は昼の懐石5000円から夜は7000円からとなっている。お茶席を使った紹介制の部屋もあり、こちらは15000円から25000円まで。

先付けは南京寄せ、一塩した車海老、茶料理のあしらえでよく使用される岩茸。。南瓜を炊き込んで裏ごしてさらに火入れをして調味して寒天で固めたもの。

刺身は高知県宿毛産のイサキとアオリイカ。あしらえはジャガイモで作ったケン。

刺身2品目は宿毛産の鰹。朝に獲れた当日のものを使用しているのでかなり新鮮。

煮物椀は明石産の鱧と葛を使った玉子の黄身豆腐、蓴菜、青身、木の芽。。しんみりとした昆布の味わいがとてもいい。黄身豆腐のねっとりした食感も美味しい。

八寸は足長のグラスにミニサイズのグリーンアスパラの胡麻和えに鯵の酢締め、さざえの器に鯛の霞和え、鰻の蒲焼を模した蓮根の磯辺焼き、鱧の卵のハリハリ、姫オクラ諸味漬け、無花果玉味噌掛け、甘鯛淡雪蒸しなど。数種類のタイプの異なる日本酒を飲み比べながら楽しんでいただく趣向。

琵琶湖産の小振りな活鮎の塩焼き。頭からかぶりついていただけるように頭部分に高温の油をかけて仕上げる。この料理にはスッキリ系の白ワインを合わせる。ゴーヤと鼈甲生姜の付け合わせも相性がいい。

看板商品の但馬牛のモモ肉を使ったローストビーフ。赤身肉だけど細かいサシが入っていて口に入れて咀嚼するとジュワッと脂が溶ける感がある。あしらえは牛蒡のクリーム和えとじゃが芋羹、枝豆など。和風のソースがとてもいい塩梅なり。

酢肴は昆布締めにした鱚、蛸の湯振り。あしらえは袱紗諸胡瓜、白芋、防風など。

長野県産の糖度の高い玉蜀黍ご飯。これが思いの外美味しかった。。

水菓子は林檎ワイン煮、巨峰。。

餡も手作りの一口最中でフィニッシュ。

過去の記事はこちら

大阪市住之江区東加賀屋3丁目15-9

 

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ニューとん助 7月【大阪市 北加賀屋】

久しぶりに住之江区の中加賀屋にある表記の洋食店を訪問。大阪メトロ北加賀屋駅から南に徒歩7分。地元の商店街のはずれに位置する。高齢のご主人の体調が最近イマイチで休業がちになっている。お店はランチライム3時間のみの営業なのでいつも行列必至。この日も訪問したのが週末だったので用心の上で開店と同時に到着してなんとか座ることができた。退店時には20人くらいが店の中や外で席を待っておられた。。

並んでいる女性の方が私に「この店美味しいんですか?友人の紹介で松原から来たんです」と話しかけられたのでオススメのポタージュスープ300円は必須注文アイテムで女性なら1つを2人でシェアするのがオススメ・・・とか、豚カツはダブルが美味しい・・・とか、ハンバーグはふわふわで飲めるような味わい・・・・とか、色々なお節介話をしてしまう。。

私のこの日の目当てはエビフライ(大)。売り切れることが多いのでこれを食べるためには早めの訪問をお勧めする。大きなかなり太いプリプリのブラックタイガーとカリッと揚がった衣とニンニクたっぷりの独特の味わいのドミグラスソースの贅沢な味の重なりを一人で時間をかけて楽しむ。最後に皿に残ったドミグラスソースをマヨネーズとともに千切りキャベツにかけて白飯と一緒にいただくのが私流。。唯一無二の地元の宝のようなお店です。

*私はエビフライが生来大好物です。海老をもっと美味しくいただくためにはどうしたらいいんだろうといつも考える。冷凍海老を解凍するときの塩水解凍と重曹水解凍はよく知られているけどそんなレベルではなくて海老自身に含まれるグルタミン酸を逃さずにその淡白な味わいをさらに生かして海老と相性のいい食材や調味料、スパイスなどを加えて、食べるとぶっ倒れるような海老料理を食べてみたいと日々願っています。多分、海老ももっと美味しくなりたいはず・・・・

読者の皆様の知り合いで美味しい海老料理のお店あれば紹介ください。。
shatyo@nori-net.jp(ぺろぺろ店主)

 

過去のニューとん助はこちら

大阪市住之江区中加賀屋3−1−22
電話 06-6685-4096
営業時間 10:51-13:50
定休日 日曜日・水曜日

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MICRADO 7月【大阪市 住吉大社】 【大阪市 北加賀屋】

住之江にある表記のレストランを仕事帰りに一人で訪問。最近一人で毎月訪問しているお気に入りのお店。大阪メトロ北加賀屋駅、南海本線住吉大社駅、阪堺線住吉鳥居前駅から徒歩10分の辺鄙な場所に位置する。コインパーキングは周りにたくさんある。

間口の狭いファザードはカフェのような印象。カウンター5席とテーブル席6席のみの小さなお店だけどオーナーシェフのミクさんが小さな厨房で手際よく作るオリジナリティー溢れる高品質で真摯な料理に予約がひっきりなしに入る人気店となっている。この日記を見て訪問された読者さんも大満足のメールを以前いただいたこともある。

この日、最初にいただいた前菜盛り合わせはガラスの器に入ったエンドウ豆のムース、鶏レバームース、中東料理のひよこ豆のフヌス、泉州産水茄子と南柑のマリネ、バターと牛乳、生クリームをたっぷり使ったマッシュポテトに春菊のソースと釜揚げしらすをのせたもの、茗荷とコールラビとビーツのピクルス。どれも生産者を含めた食材のこだわりとオリジナリティーにあふれた手をかけた仕事をしたものばかり。美味しすぎて白ワインが止まらなくなる。。

この日のワインはすっきりタイプの白をチョイス。地元のばんどう酒店の直輸入したものをセレクションしてもらっていると聞き及ぶ

礼文産の雲丹がたっぷりのせられたカッペリーニ。ソースは玉ねぎを焼いて裏ごしてクーリーにしたもの。とてもシルキーで雑味がなく塩胡椒だけの味付けなのにとてもコクがある。雲丹の上にはスイートアリスタムが飾られる。

メインは熊本の艶ポークを使ったカツレツ。ビジュアルだけで圧倒される逸品。火入れが完璧で滑らかできめ細かな肉質とカリッと揚がった細かいパン粉の相性がとてもいい。レモンを使ったオリジナルソースは肉の旨味をより際立たせている。ポークカツとレモンソースの組み合わせは初めてで目から鱗状態。

ワインが少し残ったので自家製バスク風チーズケーキを所望。なんども糖度を調節して砂糖の種類を変えて完成したレシピとのこと。何をいただいてもお手頃価格で美味しくてありそうでなかったお店。ランチもやってるけどディナータイムの早い時間の訪問がお勧めです。

過去のMICRADはこちら

大阪市住之江区中加賀屋4-2-3
日曜休み
090-3736-0286

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