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食博2017【大阪市 南港/天保山】

インテックス大阪に4年に一度の食の祭典を友人と見に行く。私どもの会社も加盟している大阪一般社団法人 大阪外食産業協会が主催し1985年に始まり今年で9回目を迎える。私どもも過去に何度かブース出店した事もあるが最近は見るだけ。

寿司ネタに扮するお姉さんやマグロの解体ショーは予想通りの大人気。中国風の激辛味噌で煮込むおでんやレモンに特化してレモネードやレモンチューハイを作るキッチンカーなど面白ネタばかりでなく勉強になるものも沢山。。

入場料2200円は入場出来るだけですべての飲食は有料。お祭り価格なのであれこれ食べると驚くような出費となる。肉を串に刺して焼いたものが最近のトレンドで写真のものは1200円。ビールはどこも大体500円くらい。大阪だけでなく全国から業者さんが参加しているので世にある飲食物のほとんどのものが会場に並ぶ。言い換えればどこも代わり映えしない。でも平均2000円位は出費すると言っていた。

会場の2号館は主催団体の役員の店が多く大型店が建ち並ぶ。価格も比較的良心的で内容もいいと思う。20年前に私どもの会社でイカめしを出し、大きなイカの着ぐるみを作って私も着た記憶が蘇る。

6号館のB棟で友人が手作りソーセージとマルゲリータにコロナビールを突っ込んだコロナリータの店を出店。大繁盛でウハウハらしい。

毛蟹一匹丸ごと弁当も初めて見たインパクト商品。社員募集をこの際に出す店もあり。うっふプリンというプリン屋がビックリするくらい売れていた。南瓜や冬瓜を使ってのカービングの実演・・・・こういったものを見るのは心が静まりとてもいい。

テナントの出展料が10日間で30万円から。そこにガス・電気・水道代と設営費用がしっかりかかる。従業員スタッフが1人あたり1万円と試算したらどうしても品質を落として高く売らざるを得なくなる。客は2200円の入場料以外出来るだけ出費を抑えようとする。このアンバランスさがこういったイベントの醍醐味であろうか・・・

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2月雑感

2月は仕事が忙しくてほぼB級グルメ君でした。日記に記載していないお店いろいろを月末に綴ります。。

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会社の帰りに一人でよく訪問する住之江区の浜口にある「フォース」。バブル時代の幻の名店「たこ八」の元店長が上質な食材を使って廉価で提供。お気に入りは生ホタテ貝柱を使った焼きそば900円。キャベツにもこだわりがあり火の入れ方で甘さが異なるというこだわり。

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ヘビーユースする住吉大社横の「桜富士山」。店の前を通ってもそこがお店と判らないファザードが特徴。カレー好きのSNSでは大阪でナンバーワンとの声もある。とろみの少ない煮込まない南インドカレー。。クルチャというナンの生地にチーズを入れて特殊な装置で焼き上げたチーズクルチャもお薦め。

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週に1度は必ず立ち寄るハルカス地下のサンクゼールの立ち飲み。上質なワインが小売価格でいただける。この日はモルツビールの新製品の試飲もしていて長居してしまう。デパ地下食料品バル拡大希望。横で飲んでるご夫人がこのブログを見てきたと話しておられた。小さくなって聞いておりました。。

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最近は時分時はほぼ入店不可能の天王寺阪和商店街の串焼きホルモンの「つるやⅡ」店主の前に座ると煙がモクモクなので注意が必要。〆のシャウエッセンは必食。店主のケンちゃんや周りの客との世間話が最高のスパイスになる。いい味のある商店街なんだけど最近、大箱焼き鳥店が数件出来てきて風情が損なわれてきているのが残念。

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阪和商店街入り口の「旬菜工房 魁」は刺身と釜飯が有名。カウンタ−席中心で3階まであるので内緒の話をするのにぴったり。ジャンルとしては居酒屋ではなく割烹料理店なので価格は少し高め。でも天王寺価格なり。

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現在京都を本店として大阪、東京、広島、韓国に43店舗展開する牛かつ専門店「京都勝牛」の西中島店を訪問。牛カツを和のテイストで廉価で提供することで大躍進。
店長にお勧めいただいた黒毛和牛のイチボを使用したものを所望する。

高温でさっとレアに揚げられた牛カツに山椒塩。出汁醤油、牛カツソース、カレーソース、温泉卵を付けていただく趣向。つけダレがいろいろあって食べ飽きない。廉価版の看板商品はオーストラリアかアメリカの肉と言っておられました。。

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東京に出張したときに駅構内でいただいたリーゾカノビエッタというドリア専門店。特殊な方法で提供時間を大幅に縮めましたとのこと。塩漬けのハムの入ったカルボナーラリゾット1080円。口に合わなさ過ぎてビックリした・・・

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友人の家でたこ焼きパーティー。具材が残ったのでオリーブオイルにニンニクと鷹の爪入れてプチトマトとタコ、海老、ホタルイカを入れてバケットにのせてワインといただく。飲み過ぎて酔っぱらっているので枝豆や蒟蒻もいれてワイワイ言いながら食べる。世界は一家人類はみな兄弟状態。

3月も頑張ろう!!

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アメリカ西海岸外食繁盛店視察記 ④

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6月のLA視察でも訪問したハイテク無人ボウル専門店を訪問。ウッドランドヒルズにあるザ・ビレッジ・アット・ウエストフィールド・トパンガという最新ショッピングモールにある。

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超モダンでアップルストアのような無人店舗にはなモニターとオーダー用の機械5台(iPad)が並んでそれで注文する。

6月に訪問したときは店内には椅子やテーブは全くなかったが今回はテーブルが一つだけ置かれていた。今ひとつ客数が増えていないと推察する。

メニューはスーパーフードのキヌア(南米産の疑似穀物)をご飯の代わりにしたボウル(丼)にワカモレをはじめとする新鮮な野菜や豆類を組み合わせた健康的なもの。キヌアは12時間浸水させてえぐみを抜くとのコンサルの先生の説明。食材にはチキン、ビーフ、ポーク、フィッシュは使用しない。タンパク質には疑似豆腐やインドネシアでよく使用される発酵食品のテンペが使用される。

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すべてのメニューにはカロリーやタンパク質重量表示がされる。(カリフォルニア州では、州内で20店舗以上のレストランを運営するチェーン店に対してメニュー、メニューボード、ディスプレーにカロリーを表示することを義務付ける法案を2008年9月に成立させた)

ボウルメニューは8種(温製・冷製)はすべて6ドル98セント。定期的にメニューは変更されると後から出てきたスタッフさんが言っていた。自分流の半カスタマイズも可能。

名店の料理長が考案し監修する料理はすべて店内で手作りされている。

注文は最初にiPad にクレジットカードやデビットカードをスワイプしてタッチスクリーンに映し出されたメニューから、好きなものを選んで注文。私の6月の訪問時の購入履歴も残っておりそれらを反映した提案も行なってくれると聞き及ぶが今回は利用しなかった。

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レシートは環境に配慮のためのちほどメールアドレスに送られる。

提供を待っている間に客の名前とデザインされた画像が透過型液晶画面に映し出される。
商品が出来るとスクリーンに名前が映し出されてロッカーのようなところをタップして自分で取り出す仕組み。

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注文から2分足らずで提供される。出てきたボウルには名前が印刷されたラベルが貼られており客はカスタムメイド感を感じることが出来る。
新鮮な素材とバランスを考えた調理とソースの味付けは味の濃淡があり混ぜれば混ぜるほど美味しくいただける。看板メニューのブリトーボウルはワカモレやタコスの皮が入ったメキシカンなテイスト。ベントーボウルは照り焼き味で枝豆や大根などが入るアジアンテイスト。No worry curryはレッドカレー、焼いたジャガイモなどが入ったエスニックテイスト。

。ワクワクする空間でおいしくて健康的で便利で洗練された食事に感動する。革新性を感じさせる新しい食事提供システムである。

 

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日本の人気焼肉チェーンで、アメリカでも37店舗を展開している「牛角」。2001年7月にアメリカ進出。

看板は日本と同じロゴの「牛角」。しかしながら英語で「Japanese BBQ dining」との説明。コンサルの先生曰く、アメリカで焼肉といえば、Korean BBQのほうが有名でアメリカ人は自分で肉を焼かなければならないことに抵抗があることと服や髪の毛に匂いがつくことを気にする人が多いためにこの業態は今まで大きく広がらなかったとのこと。

店の中はアメリカの映画に出てきそうな赤い提灯が吊るされた日本の居酒屋な感じ。ヒスパニックの店員がカタコトでイラッシャイマセ〜と叫ぶ。主要客層は35才以下らしい。

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お店の1番の人気メニューは「はらみミソ」。焼きしゃぶもおすすめと言われた。客は日本人のみならずアメリカ人や他のアジア人など。シーフードや野菜のメニューも充実している。ビールは日本のサッポロビール。最初にスプーンのついた味噌汁がアメリカンスタイルで出て来るのはお約束なのか。

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前菜にはチヂミの代わりにタコスもある。

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客単価は30$。ヌードルとビビンバも売れ筋商品らしい。石焼ビビンバの器に入った「すき焼き」なるメニューも不思議であった。

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焼肉のたれは甘い醤油味と、ポン酢、みその3種類。隣の友人と共有するのが珍しい。

全体的にはアメリカのGyukakuは日本の牛角と基本のお肉以外のメニューはかなり違いがあり、アメリカ人向けにアレンジしてあるイメージ。

アメリカで日本企業が展開するためにはアメリカ市場に合わせてイメージや方向性を変えることが大切とコンサル先生の弁。

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1983年にグレンデールに1号店を出して以来料理を手軽なファストフードにして大躍進を続けているパンダ エクスプレスはロサンゼルス周辺のショッピングモールや大学フードコードをはじめ、いたるところに店舗があってテイクアウト料理の定番となっている。いまや全米の50州に展開し店舗数も1600以上。

看板商品は衣をつけた鶏肉を甘辛く味付けしたオレンジ チキン。

最近ではフードコート店だけではなく、ドライブスルーを併設する独立店舗も多くなっていると聞き及ぶ。パサディナにあるこちらのお店は実験店でバラエティーに富んだメニューを開発、提供している。

注文は客が料理が並べられているショーケースの片側から移動して好きなものを選んで行くカフェテリア方式。最初にチャーハンとチャウメン(焼きそば)のいずれかを選ぶか、両方のコンビネーションを選択する。それによって価格が異なる。

次におかずを選択する。種類数によって価格が異なる。おすすめは看板メニューのオレンジチキン、ベイジン(北京)ビーフ、カンパオ チキンなど。

味付けは全体的にかなり甘めで日本人の口には合わない。逆説的に考えれば日系人向けに商品開発していたらアメリカでは売れない。日本人が食べて美味しいものはアメリカではまず当たらないとコンサル先生の弁。勉強になります・・・(続く)

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