コーイン【大阪市 谷町九丁目/上本町】

フレンチをいただいて久しぶりに心を掴まれた・・・・

グルメマダムの友人に誘っていただき上本町にある表記の店を訪問。上本町の大通り沿いにあるんだけどかなりわかりにくい隠れ屋のよう。駅から南に徒歩3分くらいなんだけど間違いなく通り過ぎてしまうファザード。

2重の重厚な扉をあけて中に入ると高い天井のシックな内装のこじんまりした空間が現れる。料理は5800円と10000円のコースがあるんだけどこの日は特別に16000円のコースを誂えていただく。それにワインをペアリング5000円していただく。

アミューズは一口のバスク風ハンバーガー。シャンパーニュとともに楽しむ。。

この日料理に合わせていただいたワイン5種。(1種は撮り忘れ・・・)

一口目はズワイカニの身に走りの新ジュンサイをてんこ盛りにしたもの。。美味しくないわけがない取り合わせ・・・上質のジュンサイの歯ざわりと滑りがたまらない逸品

続いてキャビア1缶登場。。。ホットケーキのようなものに大量に乗せてレモンを絞っていただく。。なんとも贅沢なメニューなり・・・・シャンパンが進みまくる・・・

続いての前菜はウサギのパルティーニの上に細かく切ったモンゴウイカを乗せたものにフランス産バスク豚をの種類のキントア豚で作った生ハムをあしらったもの。ウサギのねっとりした食感コク、イカの食感、ハムの塩気がとてもいい相性を見せる。

続いてスッポンのコンソメ登場。一口いただいたら胸がきゅんとなる美味しさ。身以外に卵やえんぺらも入ってとても滋味深くスッキリした味わい。この料理はフレンチでは初めていただいた。。記憶に残り続ける料理なり・・・・

徳島の黒アワビは冷菜と温菜の2種仕立て。ビネガーを使ってさっぱりと仕上げた冷菜と柔らかく蒸しあげて濃厚な肝のソースで仕上げた温菜のコントラストが楽しい。なんとも贅沢な初夏の献立であろうか。

魚料理は高級魚のオコゼのファルシ。オコゼの身を開いてエビやカニや貝柱をミキシングしたものを詰めてまずはプレゼンテーションされ、その後に車海老と濃厚なアメリケーヌソースを添えて供される。オコゼの身もプリプリで皮のゼラチンも秀逸。クラッシックなソースなんだけどワンランク上の味わい。

別皿で野菜が供される。シェフが自分の畑で作ったものばかりでこの日のために収穫したもの。。甘みと野菜の旨味にびっくり。。アスパラは5年目と言っておられた。

肉料理はルクレーゼ鍋で骨つき羊肉を野菜と一緒に蒸し焼きにしたものだけど火入れが完璧でびっくり。これも最初にプレゼンテーションしていただける。肉の繊維がしっかりと感じられて脂の甘さも秀逸なり。

フロマージュはラングレ、ブルードコース、ブリードモーの3種・・・。

デセールは自家製のお菓子を中心に6皿登場。ここまで豊富なものは生まれて初めて。。お腹パンパンなので食せないものは土産に包んでいただく。

食後はシェフ登場で料理の説明と食材談義。このオーナーシェフは「湯浅 好胤」さんで、名前が《こういん》と読むので「レストラン コーイン」らしい。料理に対するこだわりと情熱にビックリ。。このようなオーセンティックなフレンチがこの店でいただけることに感激。

6月再訪予定・・・

大阪市天王寺区上本町7-2-1 日住ビル1F
電話: 06-6775-8688

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/27002903/?tb_id=tabelog_92ee0f9e98d157bd48916ce18a8d298ad88993eb”>レストラン コーイン</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC021101/”>フレンチ</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/R1170/rstLst/”>大阪上本町駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270205/R6031/rstLst/”>谷町九丁目駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R4633/rstLst/”>四天王寺前夕陽ケ丘駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

 

大阪市 谷町九丁目/上本町 フレンチ

桜富士山 新店舗【大阪市 粉浜】

私が日本で一番美味しいと確信しているカレーのお店。以前は細井川付近でされていて、訳あって粉浜のギャラリーで週末だけ営業するようになり、現在は下記住所で平日のみ営業。。(詳細はツイッターにて)

現在の店舗は住宅街にあるバーを昼間のみ借りての営業。。店主の玉井氏(明るく綺麗なご婦人です)が作る南インドのカレーはとてもスパイシーなんだけどとても懐かしい味わいでいつも気がつくと完食しているような状態。

この日のミールス主に南インドで供される、米を主食とした、 複数のカレーや副菜を伴った定食のこと。北インドではターリー)はジャスミンライスにツバスのカレー、ラッサムスープカレー、サンバルスープカレーはミョウガが入る。アチャールは茄子、キャベツの酢漬け、パパドの組み合わせ。それぞれを一口づついただいた後は全てをぐちゃぐちゃに混ぜ込んでいただく。

甘くて辛くて酸っぱくて、たくさんのスパイスの香りと食味が何層にも重なり合って摩訶不思議な相乗作用で普段味わえないような脳幹を刺激しながらしなやかでほっこりする深い味わいを醸し出す。それぞれの材料や調理法は決して特別なものではないんだけど全てを混ぜ込むことで宇宙の心理が垣間見える曼荼羅のような味となる。

食後は甘いチャイで口直し。。これで税込1300円とはかなり安いと思う。。油をほとんど使っていないので胸焼けは全くしない。。お茶漬けを食べた後のような食後感です。。。

なかなかわかりにくい場所にあるんだけど探して訪問する価値は必ずあり。。

ツイッターにて「桜富士山」で検索してください。

住之江区粉浜1−26−14
11:00〜15:00(売り切れ終了)

大阪市 粉浜 カレーライス

串揚げキッチン だん 東新斎橋店【大阪市 心斎橋/四ツ橋】

友人と急遽表記の串揚げ店を訪問。普段は串揚げや天ぷらはダイエット中のためあまり食べないんだけどサプリを大量に摂取しながらいただくこととする。北新地の高級串揚げ店「凡」の姉妹店で心斎橋の周防町ヨーロッパ通り沿いに位置する。店内はモノトーンのシックな雰囲気で高級な感じなり。

ビールで乾杯をしてお任せでいただく。串の始まりは明石の鯛の昆布締め。続いては様々な魚介の入った団子を揚げた魚介スペシャルなるもの。続いて黒毛和牛のヘレ肉、こんにゃくと山クラゲ、天使の海老が一気に出される。

衣は薄くてキメが細かい・・・

ハンガリーのマンガリッツァ豚、子持ち昆布の雲丹乗せ、椎茸肉詰め、フォワグラと米ナス、玉ねぎと続く。どれも高級食材に一工夫を加えたものばかり。

鶏と筍の山椒ソース、フカヒレのクリームコロッケ、定番のアスパラガス、牛ハラミの金山寺味噌ソース、生ハムとチーズ、カニ爪・・・ここまできたらお腹がはちきれそうになる。最後にアイスクリームをいただいて一人6000円の会計でした。。。新地の凡の約半額の値段。。

大阪市中央区東心斎橋1-6-15
TEL:06-6484-588

大阪市 心斎橋/四ツ橋 串料理