ゲコ亭【大阪府 堺市】

仕事の途中立ち寄った超有名な堺の食堂。 内容は他の方の食べ歩きブログなどでたくさん出ているのでここでは説明なし。 1時半に行ったのだが暖簾はしまっており残りのおかずを所望しながらいただく。 gekotei.JPG 名物の銀シャリと若布の味噌汁、蕗と厚揚げの煮物と鰊と大根の煮付け、きゅうりと大根の漬物をいただく。きゅうりは浅漬けと古漬けの2種類入っており大根もかなりうまかった。 しっかりとした味付けはさすが老舗の貫禄。 こういう食事が一番美味しいね。会計は合計で750円 店主の下の息子さん昔ここで働いていて食後の会計が一瞬で数人分できるのを 若い時に感心しながら見ていました。あとで聞くと彼はマサチューセッツ工科大学を出ているということ *私の知人は最近までマサチューセッツ工科大学は摂津にあると思っていたらしい。  阪神高速守口線を通った時にこの大学はアメリカ資本の大学らしいという話から判明。  それは実は大阪工業大学だったというオチ・・・・・ そんなことを思い出しながらひとりで昼食をいただいておりました。 堺市新在家西1-1-30 阪堺線御陵駅横すぐ 電話番号 072-238-0934 営業時間 9時~14時(なくなり次第終了) 定休日 日曜・祝日

大阪府 堺市

護衛艦 かしま【大阪市 南港/天保山】

防衛省のご招待で天保山に停泊中の海上自衛隊練習艦隊のなかで 昼食をいただいた。海外などで来賓をおもてなしする応接食堂にて 自衛隊員手製の弁当をいただく。 毎日350人分の乗務員の食事と別にパーティーや来賓の食事まで和洋中と12人の選任自衛官が 食事の世話をしている。 自慢の天ぷらは海老とアナゴとレンコン。お作りはボタン海老とマグロ 煮物は鯛とごぼうと人参。うちわ海老のチリソースや菜の花の和え物などまさにプロはだし・・・ かわいらしい手まり寿司も仕事がとても丁寧。 うちのお店手伝ってもらいたいとおもう・・・ kasima.JPG

大阪市 南港/天保山 その他料理和食

かよう亭

東京出張の帰りに山中温泉まで暫し休息。 人に紹介いただいた山中温泉の名旅館「かよう亭」 こちらの旅館はその昔 客室40室、収容人員200名を誇る大型旅館だったらしい。  それを改築・休業を経て、ひとりひとりの客に密度の濃いもてなしができるようにと、山の中に移築し 一万坪の敷地に僅か10室という旅館に大変身したらしい。   日本旅館の多くが規模や外観の豪華さばかりを競っていた80年代に、 部屋数を縮小して「真のもてなし」を追求した・・・。  当時は、かなり勇気のある決断ではなかったかと思う。 お迎えしてくれた80才前のご主人は山中温泉の文化人らしく 侘び寂びや古典、芸術にもぞうしが深く引き算の美学を持ち合わせていることが この旅館のさまざまな設えでよくわかる。 旅館は部屋にいても廊下を歩いていても音というものがほとんど皆無だ。 このため時間という流れをまるっきり忘れさせてくれる。 個人的には食事に時間を掛けないほうであるが ゆっくりと時間を忘れて食事を楽しむ楽しさを実感することができた kayoutei.JPG そして食事のほうは花梨酒の食前酒に飯だこのイチゴ酢。このイントロからかなりの期待をさせる。 前菜は行者にんにくの酢味噌あえ、揚げ湯葉の蕗味噌添え、鯛昆布占め、ニシンのへしこ、淡雪羹 お椀は薄い豆のすり流し、なんともたおやかな澄んだ味加減にびっくり。 椀だねは地元で取れる車鯛と白きくらげ。黒胡椒が味のアクセントになっている。 造りは甘エビと寒ぶり甘エビは新鮮そのものまったく臭みなし。鰤も独特の魚くささもなく 自然な脂は天然の印。 続いて揚げだしタラ白子にたらの芽の天ぷら。これは予想どうりの味加減。少し安心・・ 郷土料理の粟蒸しはプチプチとした粟の舌触りと素朴な味が餡と絡まってなんとも美味 これだけで日本酒の燗を2合開けてしまう 焼き物はぶりの子供の味噌漬けを胡麻ソースに絡めたもの この取り合わせはありそうで今までなく日本酒との相性も最高で 永遠に食べ続けたいと思った 使用されている器も地元の作家ものを中心に古九谷や土ものなど亭主の 趣味のよさがわかるものばかり 続いて地物の蟹が出てきたが結構おなかがいっぱいになる これは美味しいのは当たり前か 酢の物は湯がきたての旬の蛍烏賊。バリうま・・・ あとはご飯と止椀にフルーツ。ゆっくりお酒を楽しみながらいただいたので最後まで入らず・・ 残念・・・・ 私が知りうる風呂の中でもベスト3にはいるこの旅館の風呂は景色がすばらしい 自然を生かした林を見ながら温めの露天風呂に入ると天国に来た気分になる 食事のブログなのでここではあまり書かないこととする。 tyoshoku1.JPG 朝食は日本一と言われるものでこれに興味があった。 朝一番のお茶と梅干はびっくりするくらいうまかった まずはあおさ海苔が入った味噌汁。加減がすばらしい。 豆腐の造りは味が濃厚。じねんしょも山の香りがすばらしい これに手作りの塩辛となると朝からビールをいただく 炭火で温められた海苔と席についてから焼いて湯気が立ち上る出汁巻き玉子 はすばらしすぎて感動してしまう。 湯豆腐は限りなくはかない味加減でテーブルの横で焼いてくれる厚揚げと脂の乗ったはたはたは 最高の朝向けの焼き肴となる。地味ではあるが朝に食べたいものが普通にそれも最高の もてなしで最高にうまい状態で出てくる。10室だからできるんですとは担当の客室係りの方の声 名旅館恐るべし・・・・

和食 北陸地区