魏飯夷堂

北新地の萬年ビルにある表記の店を訪問。ミシュラン一つ星のお茶屋を改修した京都の創作中華料理店「一之船入」のオーナーシェフの魏さんが2013年の春に作ったお店。カウンタ−12席、テーブル8席の小さなお店は客だらけ。

2016-01-19 20.54.09

この日はフレンチを近くでいただいた後なので紹興酒と小籠包のみをいただく。

メニューは

■ 小籠包4種盛り:1,200円
・上海
・かにみそ
・フカヒレ
・トリュフ
■ よだれ鶏:700円
■ トリュフ小籠包(5個):1400円
■ かに玉 :800円
■ 焼き小籠包(2個):500円
■ ドラゴンハイボール :600円

友人お薦めの一番人気のトリュフ小籠包をチョイス。注文が入ってからつくられる。運ばれてきた出来立ての小籠包はかなり皮が薄い。小籠包の上に小さなトリュフが乗っている。

2016-01-19 20.46.56

折られたひだの数は12。箸でつまんでも破れないのが自慢らしい。レンゲに乗せて皮を齧ってたっぷり入ったスープを啜る。多分餡にスープの煮こごりを入れているのであろう。かなり味のバランスがいいのとトリュフの香りがプワーと咥内に広がる。黒酢や生姜は不要である。旨みも強くこれだけでも20個くらい行けそうな感じ。

蟹味噌やフカヒレ、ポルチーニなどのluxeな点心は北新地と言う場所にドンピシャな感じ。早い時間帯は同伴客も多いと聞き及ぶ。四川麻婆豆腐1,000円もこちらのお店の人気商品。近いうちに再訪予定。

大阪市北区堂島1-3-33
06-6346-8850
17:30~翌1:00

魏飯夷堂 北新地店飲茶・点心 / 北新地駅大江橋駅西梅田駅

夜総合点★★★☆☆ 3.0


カテゴリー 梅田/JR大阪, 中華料理 |

テッパンラブワイン

最近のウラなんばは様々なメディアで紹介されすぎていつも大混雑の様相。歩くだけで疲れてしまうので大人のおっさんはもっぱら歌舞伎座のウラ(座ウラ)で安飲みをする。その中でお気に入りの店の一つの表記のワインバーを訪問。近くには有名なピエーノが3店舗ありその中に挟まれた感じで店は位置する。隣は有名なゲイバーの「シカゴ」。

2016-01-18 12.51.32

カウンタ−8席だけの店で目の前にはその日お薦めのワインが価格とともに立ち並ぶ。この日もすべての赤を順番に所望する。

ワインの瓶に原産地と葡萄の品種、価格が直接書き込まれていてとてもわかりやすい。ワインの値付けは他のラブワイン店舗と同様にかなり良心的。こちらのお店では特に国産ワインにこだわりがありこの日は地元のフジマル醸造所の限定ワインを最初にいただく。

2016-01-18 12.51.08

お店は通称ヒデさんと呼ばれる店主(ラブワインののれん分けらしい)が一人で鉄板を駆使したハイレベルの調理と給仕をされる。

2016-01-18 12.51.10

お気に入りのこだわりの野菜の焼き物を所望。とても甘い「万願寺唐辛子」「紅くるり大根」栄養満点の「チヴェール(ケールと芽キャベツから誕生したピンポン球大のバラの花の形状をした新種)」齧るとジュースが溢れる「ジャンボマッシュルーム」「京かぶら」しっかりした食感の「黄色のズッキーニ」など。これを食べながらワインをグイグイと飲みまくる。

2016-01-18 12.51.16

ブルーチーズ と海老のムースを盛り合わせにしていただく。海老のムースでオーストラリア産シラーズの飲み比べをする。こういったお遊びも楽しい。

2016-01-18 12.51.19

アルゼンチンとオーストラリアのカベルネの飲み比べをする。両方ともにフルボディで価格は1000円と1500円。美味しいのはともかくコスパにビックリ。つまみはイギリス産のスチルトンのブルーチーズ。口当たりはクリーミーで風味はかなり濃厚でカベルネにドンピシャ。

2016-01-18 12.51.14

最後にさっぱりとした白ワインをいただいてフィニッシュ。

2016-01-18 12.51.27

小さい店なのに味の確かさと居こごちのよさにいつも驚く。裏なんばの喧噪もなくしっぽりとした大人な感じがお気に入り。ふわふわのお好み焼きやステーキなどもあってワインだけでなく何をいただいても美味しいお店です。

大阪市中央区難波4-8-9
06-6647-8766
17:30~24:00
定休日:月曜日

テッパン ラブワイン なんば店ワインバー / 大阪難波駅なんば駅(大阪市営)JR難波駅

夜総合点★★★☆☆ 3.5


カテゴリー 難波, バル |

楽洛亭 1月

日曜日は自宅の自分の部屋の掃除をしてから難波で映画を見て表記の店でひとり焼肉。見た【白鯨】の映画のなかで漂流して死んだ仲間の人肉を食すシーンを思い出しながら七輪を前にする。この日は1階の煙もくもくのテーブル席に案内いただく。それはそれで風情があっていい。早めの時間帯であったがほぼ満席状態。

2階のテーブル席は比較的ゆっくりとした感じとなっているのでカップルやファミリーが多い。大衆繁盛店であるが昔からいる店員さんばかりで接客も丁寧で希少部位や激辛のもの、ハーフサイズでの注文などいろんな客に対応出来る品揃えがとてもいい。

2016-01-18 12.50.38

まずはビールをいただきながらあご肉の塩焼き580円を所望。タン塩はどこにでもあるがこちらの方が肉に味わいがあってビールにとても良く合う。ガーリックの風味が効いていてしっかり焼き込むと尚美味しい。

2016-01-18 12.50.45

最近いつも所望するお薦めのお肉6点盛り合わせ(300g)2780円。去年までは2380円だったんだけど昨今の国産牛の不足による価格高騰が原因と推察される。

内容はバラ、ハラミ、ロース、ツラ、上ミノ、上テッチャン。
あっさりしたハラミがお気に入り。ロースも実はモモ肉と思われるがそれはそれでさっぱりして美味しい。 コリコリして脂がたっぷりの上テッチャンも甘くて上質。ツラミも肉の味がしっかりして好物。青ネギがたっぷり盛られた灰色のつけダレがこの店の名物では酸味があって食べやすく、コクがあって山椒の香りもして赤身肉にもホルモンにも相性がいい。

2016-01-18 12.50.54

追加で上ミノを辛いタレであえたものハーフサイズを所望。麦焼酎がすすみまくる。ひとり客のためにハーフサイズのメニューを沢山取り揃えておられるのも嬉しい。

2016-01-18 12.50.56

焼きセンマイもハーフサイズでいただく。

2016-01-18 12.51.00

〆は上ロースハーフ950円と特撰ハラミハーフ950円をアソートしてもらう。和牛を使用しているのは見ただけでわかる。しかしながら脂が強く食べてから後悔する。お腹がはち切れそうになりながら店を出る。

この難波の一等地に店を構えて60数年。入店しやすく敷居も高くなくて、価格も内容を考えるとそう高くはなく接客も丁寧・・・繁盛しないわけがないな。お気に入りの焼肉店の一つなり。

*私も個人的にはSMAPは謝る必要がないと思う。

大阪市中央区難波4-4-6
TEL06-6643-6045
11:00〜23:30


カテゴリー 難波, 焼肉 |