後輩のお見合い食事会に同席相伴。お店はカジュアルなんだけど料理はホテルライクな本格派広東料理。阪堺線の東粉浜駅前に位置する。カウンター席3とテーブル席20のこじんまりした店だけどコスパも良くて最近よく利用させていただく。この日は個室で5000円のディナーコースを所望する。
前菜の盛り合わせは低温調理した蒸し鶏に酸味のある玉ねぎソースをかけたもの。花咲クラゲの酢の物。ミニトマトの杏酒漬け。皮がパリッと焼き込まれた焼き豚。穴子を揚げたものを黒酢に絡めたもの。天然ヒラメのカルパッチョにカシューナッツを添えたもの。どれも手の込んだものばかりでこれだけで生ビール2杯飲んでしまう。
スープはフカヒレ仕立て。化学調味料を入れていない澄んだ上湯スープの塩梅がとてもいい。
点心も当然自家製。もちもちコリコリのフカヒレ餃子、プリプリ海老の餃子、ジュースたっぷりの焼売。どれもが「美味しい〜」と思わず口に出る内容。
活の赤足海老を使ったチリソースにはミニチンゲン菜とマコモダケが添えられる。ソースの味が秀逸。もう一品は大きな北海道産の天然ホタテ貝柱に豆豉を乗せたもの。底には味を和らげる豆腐が忍ばされている。
この日は名物の酢豚ではなくて熊本の赤牛のソテーXO醬ソースが提供された。肉の美味しさはもちろん手作りのXO醬ソースが突き抜けて美味しすぎてびっくり。干し貝柱がたっぷり入っていて、干し海老や魚の旨味もしっかり感じ、唐辛子のピリッとした辛みがアクセント。
一見すると蟹パスタのようなビジュアルと食感なんだけど麺を一度湯がいてから油通ししてさらに炒めることで独特の食感を生む。かなり手間のかかる仕事だけどその分美味しさは格別。
甜品はトロトロの杏仁豆腐とカスタード饅頭。。。気がつけばワイン2本空けていました。。お腹いっぱいごちそうさまでした。。。
過去のマイコトはこちら
大阪市住吉区東粉浜3−16−1
6676ー3666
水曜休み