川上商店【大阪市 大国町】

木津市場の標記の店で昼食を頂く。営業時間が早朝から午後までの通し営業なので朝食やブランチにもいい。
若いときは軽トラで仕入れにきてその帰りによく朝ご飯に鰻丼800円を頂いた記憶がある、その当時は店名は「伊賀治」といっていた。店舗の横の作業所で卸し用の鰻も早朝から焼いていてそれを見ているのも楽しい。大きな看板には「まむし」と書かれているのが大阪らしい。

店内はカウンター3席とテーブル席4つ。
鰻の焼きは紀州備長炭を使った大阪伝統の「地焼き」にこだわっている。鰻の身も分厚い物ばかりで商品のクオリティーは文句なし。私どものお店も商売でいい鰻を使う時はこちらのお店のものを使わせていただいている。

メニューは
特上まむし 2600円
上まむし  2100円
まむし   1600円
うな玉丼  2300円
他にうざく900円・う巻き300円・かば焼き1900円。

特上は鰻一匹分を使用。上は4分の3を使用。
本町の老舗鰻店の約半額。この日は上まむし2100円と肝吸い300円を所望する。

円柱形のプラスチック製の蓋付き器とお漬け物。
地焼きされたものを分厚い鉄板で再加熱。
かなり分厚い身がご飯の上に2切れと尻尾部分がご飯に挟まれて1切れ入る。炭の香りのするぷっくりと膨らんだふわふわの鰻は皮はぱりっと香ばしくて小骨もしっかりと焼き切っているのでとても食べやすい。タレは甘すぎずサッパリした感じ。最高の材料を使用しているのでボリュームだけでなくクオリティーの満足感もかなり高い。一度蒸してから焼き上げるふわふわの江戸焼きよりも鰻を食べているなという感が強い。

早朝のモーニング鰻も一日のスタートにいいと思う。領収書があれば駐車場は無料。

浪速区敷津東2-2-8大阪木津地方卸売市場内
06-6634-5910営業時間
AM5:00~PM:1:00

大阪市 大国町

まんねんカレー【大阪市 谷町四丁目】

谷町4丁目を西に進んだカレー屋が集積する一帯にある標記の店を訪問。メインはトンコツカレーでスープをルーで割っているとの事。

こちらのお店、カレーだけではなくカレーつけ麺の2枚看板。カウンターのみの小さな店だけど明るい雰囲気。テーブル席とあわせて20席くらい。

メニューは以下のとおり
■ CURRY
:まんねんとんこつカレー(とろ肉入り) ¥850
:ほうれんそうカレー ¥850
:プレーンカレー ¥700
:大盛(ルー付き) ¥150
■ つけ麵
:カレーつけ麵 ¥850
:中盛(300g) +¥50
:大盛(400g) +¥100
:ライス ¥100・大¥150
■ トッピング
:とろ肉 ¥200
:ほうれん草 ¥200
:チーズ ¥150
:玉子 ¥50

この日はデフォルトのまんねんとんこつカレーを所望する。

とんこつスープがベースなカレーだけど思ったよりもしつこさは無く見た目よりマイルドであっさりしている。スパイス感やコクはあまりない。甘味も塩加減も控えめ。

そしてトッピングの別に煮込まれた大きなとろ肉はスプーンですくうとホロホロと溶け出す。味付けはしっかりめ。多分豚バラ軟骨部分であろうか。

飴色の揚げた玉ねぎも良いアクセント。。ルーにかかる黒いソースは多分マー油。

付け合わせのピンクの玉ねぎスライスのピクルスは口直しにちょうどいい。カロリーはかなり高いと思う。若い人にはいいと思う・・・

大阪市中央区徳井町2-4-3
06-6948-5651
11:30~15:00 17:30~23:00
定休:日曜・祝日

<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/27081491/?tb_id=tabelog_fd557999c1b81d3ffacad314c166964e3e910630″>まんねんカレー</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC1201/”>カレー</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/R6033/rstLst/”>谷町四丁目駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270106/R4210/rstLst/”>堺筋本町駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270104/R6549/rstLst/”>天満橋駅</a>)
<br />昼総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.0
</p>

 

大阪市 谷町四丁目 カレーライス

阪口楼【大阪市 天王寺/阿倍野】

天王寺の茶臼山にある標記の普茶料理の料亭を訪問。「普茶」とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」という意味で、江戸時代初期に隠元禅師が中国から黄檗宗とともに日本へもたらされた精進料理らしい。中国からの精進料理だけど長い歴史の中でちゃんと日本式になっているのも素晴しい。

創業は明治10年で堂々たる門を潜って案内いただくと天王寺公園の池の借景を見ながら食事が出来る広々とした個室に通して頂く。

食事の扉は「麻腐(まぶ)」ネットリした舌触りの胡麻豆腐の胡麻酢掛け。クコの実と松の実と胡瓜のあしらえ。

特菜(トクサイ)は湯葉の長芋巻き。濃厚でトロっとした風味の湯葉の中にシャキシャキした食感の長芋が鋳込まれる。

長陽の節句なので菊酒を楽しむ。

塗りの器はすべて輪島塗で塗り替えをして90年は使っていると言っておられた。

「澄免(スメ)」は精進出汁仕立て。鰹節を使わず昆布と茸の出汁で味を付ける。焼き餅の香ばしさと塩加減が絶妙。

「温菜」は無花果の揚げ田楽。簡単な料理なんだけど滋味深くとても口に合う。

「笋羹(シュンカン)」は懐石でいう八寸。かなり手が込んでて素晴しい内容。木耳とモロヘイヤのお浸し、茶豆醤油煮、苦瓜と胡桃の白和え、トマトと椎茸の灘味噌、栗丸十(栗に模したさつま芋)、信太粟麩、えのきとエリンギのとんぶりあえ。プロの技が光りまくり・・・

 

「油磁」は揚げもの。和歌山産の梅蜜煮の天ぷら、高野豆腐で赤コンニャクを巻いた近江ロール、ゴーヤ、甘長唐辛子といぶりがっこ、大徳寺麩を挟んだ蓮根など。。。

「雲片」とは野菜の切れ端を炒め、葛寄せにしたもの。この日は湯葉飛竜頭で豆苗とひじきがあしらわれる。

合わせ味噌汁と白飯

甘味は桃のジェラートときな粉のプリンにスイカのジュレ。最後まで動物性タンパク質は一切なしで美味しく頂きました。これで1人5,500円(税・サービス別)のハイコストパフォーマンス。完全予約制です。。。

大阪市天王寺区茶臼山町1-30
電話: 06-6771-3522
営業時間: 11:30~21:00<p><a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27041322/?tb_id=tabelog_d6a8c573e8dc11da4d0353dd5397dcb9e3ffdfd0″>阪口楼</a> (<a href=”https://tabelog.com/rstLst/RC010110/”>日本料理</a> / <a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6536/rstLst/”>天王寺駅前駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R6531/rstLst/”>天王寺駅</a>、<a href=”https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/R1707/rstLst/”>大阪阿部野橋駅</a>)
<br />夜総合点<span style=”color: #FFD700;”>★★★</span><span style=”color: #A9A9A9;”>☆☆</span> 3.5
</p>

 

大阪市 天王寺/阿倍野 和食