若手社員君が誕生日だったので残業後(21:30ごろ)に「おい!飯行くぞ」と誘って表記の店を訪問する。この店は関西を中心に25店舗で富田林を本社にする「きらく」さんのとんかつ業態。
社員君に「君の誕生日なので好きなものを食べなさい」と言うと沖縄県産北斗の島豚特上とろロースかつ膳(特上ロースかつ180g)1921円を注文。。沖縄のやんばる地方で200日以上育てられた豚らしい。メニューには「自然豊かな沖縄でストレスを与えずのんびり育てた事で 繊維の細かな肉質 深みあるしっかりした味わい を実現しました」と書かれている。
私は極上黒豚ロースかつ1830円を所望。鹿児島産六白黒豚と書かれている。税込み1929円の高級とんかつである。
まずはごまを自分ですり、すった胡麻の中にソースを入れる。そうこうしているうちに極上黒豚ロースかつ登場。。。
真ん中がピンク色でなかなかいい火入れ。いつものように左から2つ目を先に食す。想像していたより味わい深い肉汁と甘い脂がどばっと咥内を刺激する。食感も柔らかくてふわっとした感じ。「こりゃ美味しいわ」とつい口に出る。
社員君の島豚特上トロロースかつは黒豚よりも更に脂分が多い感じ。じゅわじゅわと噛み締めると脂が滴り落ちる。ソースは少し甘口の特製ソースと、辛口ソースの2種類。それに岩塩も付く。ネットで辛口2杯と甘口1杯と辛子とすりごまがベストブレンドと書かれていたのを見た。今度やってみようと思った。。。
でもソースで食べるとあまり豚の味がわかんないので、塩で食べると甘みをより深く感じる事が出来る。
キャベツ・しじみ汁・ご飯は無料でおかわりできる。。豚カツを食べてご飯を口に入れて咀嚼して生ビールでのどを潤すととっても贅沢な気分になる。
この店のデフォルトのトンカツはアメリカ産と聞いたことがある。1500円以上出せばちょっといいとんかつを食す事が出来るというわけである。少し値が張るので普段使いはかつ屋でハレの日のとんかつはこの店という使い分けがいいかもしれない。
社員君がまだ食べる事が出来そうだったので海老フライとヘレかつの盛り合わせを追加。海老フライの大きさがとても絶妙で大きくなくて小さすぎず。プリプリ感もあってタルタルソースとの相性もばっちり。
ヘレかつは分厚いんだけど肉質がかなり柔らかくて食べ応え満点。。ロースよりも好みかもしれない。。とんかつにはライス、しじみの味噌汁、キャベツがついていてライス、味噌汁、キャベツはおかわり自由。キャベツにかけるドレッシングは・りんごとたまねぎのドレッシングとさわやか柑橘ドレッシングでどちらも秀逸。
チェーン店ならではの大量仕入れによるローコスト、ハイパフォーマンスをしっかりと実現するこの店は家族連れや実年層含めあらゆる客層に受け入れられるであろう。とんかつを完全にご馳走に昇華させている店はありそうで実はない。定期的に訪問したい店である。。
大阪府大阪市住之江区東加賀屋1-11-30
06-4702-6888
とんかつ かつ喜 玉出店 (とんかつ / 北加賀屋駅、玉出駅、粉浜駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.0