心斎橋アップルストアでソフトを店員さんにインストールしていただきその帰りに友人と表記の店で食事会。こちらのお店は和歌山本店のほかミナミやキタにもお店がたくさんある。周防町筋のコンフォートホテルのビル地下。友人が中国人の貿易商を私に紹介してくれるという事で座敷をとって食事会。和歌山の箕島漁港直送の新鮮お魚がウリのお店で大人な雰囲気と魚のこだわりでどこのお店もいつも満席。この日は初対面なのでアラカルトではなく5250円の「鯛めしコース」の廉価版を所望する。
ビールで乾杯をして突き出し登場。。大きな脇とりのようなお盆にトウモロコシのすり流し、水茄子の漬け物、さつま揚げ、祭り寿司の4種盛り。いつきてもだいたいこんな感じのものがでてくる。お店はうす暗くシックで和モダンな佇まい。個室のお座敷はとても落ち着く。
お造りは大きな氷の上にのっかった太刀魚の姿作りと天然鯛(これは秀逸だった),ハマチにアオリイカ鰹のたたき(私が苦手なので金目鯛に変えてくれていた・・・)どの刺身もかなり新鮮でエッジが立ってコリコリのシコシコ。上海の投資の話や不動産の価格の話で盛り上がる。。
この店の名物の煮魚。この日は目鯛。新しいので身はホクホクする。水と醤油だけで仕上げているので甘さは全くない。和歌山産の梅干しで酸味をつけていてとても食べやすい。この辺りがこちらのお店の真骨頂である。
小鉢とメニューには書かれているが伊賀産と思われる大きな土鍋に新玉ねぎと湯葉の煮物。ベーコンも入っていてコンソメのような感じ。テイストが変わってとてもいい感じ。麦焼酎のロックを所望する。
名物の手作り豆腐。軽く塩がかかっていてより甘さが引き立つ。練り辛子を少しつけると味わいも変化して楽しい。豆腐って味のない感があるが大豆の味がしっかりと感じられてかなりテイスティ。
天ぷらは稚鮎。。添え野菜はアスパラガスと水なすとレンコン。岩塩を漬けて食す。。廉価版のコースだけどこの頃になるとお腹いっぱいになる。
最後の〆の鯛めしは板前さんが登場でご飯をよそってくれる。これだけで美味しさも変わる。鯛の臭みや癖は全くなし。かなり澄んだ独特の香気が鼻腔をくすぐる。少し柔らかめのご飯だがこれはこれで味わい深い。残ったご飯はおにぎりにして持たせてくれる。
みそ汁と漬け物で終了。5250円で一通りのものを食す事が出来大満足。気の張った方との会食や接待にもいいかもしれない。上品かつカジュアルな実に使い勝手のいいお店である。
大阪市中央区東心斎橋1-15-15ファルコン心斎橋ビルB1
06-6120-5553
ランチ 11:30~14:00 ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00)
定休 日曜
魚匠 銀平 心斎橋店 (魚介・海鮮料理 / 長堀橋駅、心斎橋駅、日本橋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5