なんば高島屋にある表記の寿司店を休日の昼に時間をずらして訪問。百貨店にある寿司店では一番のお気に入りのお店。本店は南大阪の貝塚にあって地元では知らない人がいないくらいの名店。たから出身の板前さんが独立した寿司店もたくさんあってどこも評判がいい。この日は本店からご主人が来られていて目の前のカウンターでいただく。
お酒のアテもたくさんあって好きな寿司を一貫から気軽に注文できるのも嬉しい。本日のおすすめなどもあって目の前の板前さんと相談しながら注文もできる。
カウンター席に座っても移動式の握り台を使ってライブ感のある握りたての寿司をいただくことができるのも画期的である。
最初に日本酒とご主人おすすめの大アサリの醤油焼き1540円を所望する。普通の街場の寿司店みたいでとても嬉しい。話を聞いていると常連率がかなり高い。
日本酒は枡を使ってなみなみと注がれる昭和スタイルを踏襲。隣の高齢のオバハン客が大将に「私あんたのことずっと昔からよく知ってんねん・・」というくだらない「寿司屋あるある話」を大きな声でされていた。お店の大将は店内満席の中、寿司を握りながらニコニコ顔で話に応える・・・これぞ客商売の本質だなと敬服しながら会話に聞き耳をたてる・・・
握りはクラッシックなシャリでとても美味しい。最初に「小肌380円」を所望。何もつけずに一口で食べてくださいとのこと。美味しすぎて涙が出そうになる。続いて好物の「蟹爪440円」、新鮮極まる生姜醤油でいただく「鰯220円」と続く。身厚の「太刀魚440円」は皮目を炙って供される。熱々の「鰻660円」、コリコリ食感の「生げそ160円」、好物の「赤貝990円」はヒモは軍艦にて。最後にマヨネーズなしの「海老きゅうり巻き660円」で締める。
他のフロアに入る老舗店と比べても決してひけをとらない佳店です。この店をこちらに誘致する百貨店バイヤーの目利きが凄いな・・・・
難波高島屋ダイニングメゾン7階