坂越の牡蠣小屋を休日に訪問。毎年楽しみの恒例行事。
牡蠣の名産地は日生、相生、的矢など関西圏にたくさんあるけど個人的に大好きで一番美味しいと思っている牡蠣の生産地がこちら。
大阪からJRで姫路まで行って赤穂の手前の坂越駅で下車約90分の小旅行。駅からタクシーで約10分1000円くらいの海の駅の一角に位置する。日曜日は早い時間帯から客でいっぱい。。
海沿いに牡蠣の加工場があり7社くらいが共同で営業所を同場所に構える。坂越の牡蠣は千種川や揖保川から森の栄養分が流れ込む養殖にとてもいい自然条件で通常2~3年かかる養殖期間が約1年で成長するもので焼いても縮まない牡蠣として知られる。
施設の中にある有名なレストランは「くいどうらく」という名前で焼きガキの他にも酢牡蠣やカキフライなどいろいろなセットメニューがあるお店なんだけど私が目指すのはその横の掘っ建て小屋でやっている自分でバケツに牡蠣を入れまくって目の前の網で焼くという趣向の食べ放題70分3000円のお店。この日は運よく10分待ちで済んだ。
数年前の訪問の際は美味しさのあまり焼き牡蠣を50個食べた記憶がある。アルコール以外はなんでも持ち込みOKなので毎回調味料や薬味を揃えまくっての訪問なり。持ち込んだものはカットレモン、タルタルソースにガーリックタバスコ、オリーブオイル、サルサソース、七味唐辛子、ポン酢、ワインなど・・・醤油とレモン果汁は常備。しかしながら熱々のプリプリをデフォルトで潮の香りと海水の塩分のみでいただくのが一番シンプルで美味しい気がした。
焼いている途中で殻が「ポン!」と爆発したりするのもエキサイティングでご愛嬌。小さなへらで貝柱を切って貝のジュと一緒に殻に口を付けていただく。軽く焼いて牡蠣のスープとともにレアで食べるもよし、しっかり焼き込んで貝柱の旨みを味わうもよし。。当然のことながらくせや臭みも全くなし。牡蠣が今まで苦手な人も絶対に好きになる透明感のある味わい。
癖や臭みの全くなく、熱々でプリプリの身はいくらでも食することができる。低カロリーで栄養豊富でまさに海のミルク。
焼いて食べて、何度もバケツを持って牡蠣を取りに行って、また焼いて食べて飲む・・・
相席なので他の客とも仲良くなること間違いなし。。ワイワイガヤガヤとグループで行っても楽しいと思う。今回は40個でギブアップ。食べ過ぎて夜までずっと苦しかった。4月上旬まで営業しているようです。。
兵庫県赤穂市坂越290-7
0791-46-8600
営業時間 10:00~14:30(受付終了14:00)
定休日 冬期は無休
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