開店当初からずっとヘビーユースしている玉出にあるうどん店。アボガドうどんや最後に酢をかけるきな粉のうどん、ジャージャー麺、湯がきたてのうどんで作る焼うどん、トマトのシャーベットの入ったうどんなど創作という簡単な言葉で片付けられないファンタスティックな麺料理を作り続ける鬼才の石田氏がつくるUDONは私にいつも力を与えてくれる。最近は近辺のコインパーキングがいつもいっぱいなので訪問頻度が少なくなったけど大好きなお店。
最近の彼の探求するうどんは「ぬるいうどん」。いまやシリーズとなっている。
以下ラインアップ
・冷たい麺にウスターソースをかけその上に野菜炒めと唐揚げと玉子焼きののったもの
・上記の醤油版
・肉味噌と錦糸卵と胡瓜の乗ったジャージャー麺
・ケチャップ味の野菜炒めののっかったナポリなうどん
・豚キムチののったうどん
・ピーマン炒めと玉子焼きと唐揚げののった青椒肉絲なうどん
・桑田圭佑も絶賛の炒めたキノコとフライドポテトとちくわ天ののった焦がしバター味のうどん
・鶏の唐揚げと野菜をコクのあるガーリック風味に仕上げたもの
・野菜炒めに唐揚げ、玉子焼きをのせてとろみのないカレー汁をかけた「ぬるいシャバカレーのUDON」
唯一無二のものばかり。前回は試作でトマトジュースをぶっかけたうどんをいただいた。。
この日は初体験のぬるいシャバカレーを所望する。
ビジュアルも今まで見た事のないものとなっている。しかしながら数日間漬け込んだ唐揚げ、オーダーごとに中華鍋でふわふわに焼く玉子焼き、シャキシャキのピーマン炒めなど細部にわたるこだわりに頭が下がる。
食べつけないので何とも言えないが経験則の中にあるおいしいうどんとは概念が異なる。麺も柔らかめですべてをぐちゃぐちゃにしていただくと野菜の甘さと歯ごたえ、対照的な食感の玉子焼き、動物性タンパク質の唐揚げ、しっかりとスパイスと辛みの効いたシャバシャバのカレールー・・・・・
かなり計算された取り合わせである。うどんではなくまさにUDON。美味しさのわかる人だけが食べてくれたらいいという店主の潔さも個人的には大好き。何を食しても道なる体験ができるよ。。唐揚げ定食もおいしいよ。。。。。
大阪市西成区玉出中2-13‐23
定休日火曜
駐車場は近くのコーンパーキング